シャオニンたちの部署に、才色兼備の新しい同僚・唐羽卉(タン・ユーフイ)がやってくる。彼女は積極的にユーホンにアプローチをかけ、その姿を見たシャオニンは、穏やかでいられない。そんな中、同僚に勧められたお見合い話を、ユーホンへの当てつけで受けてしまうシャオニン。二人の間には気まずい空気が流れる。嫉妬と誤解から、シャオニンはユーホンが羽卉に特別な想いを抱いていると勘違いしてしまう。すれ違う二人の心は、さらに複雑な状況へと向かっていく。

「この結婚は社内秘で」あらすじネタバレ11話

どうも!社内恋愛のドキドキとハラハラを毎週追体験している、ドラマブロガーです。いやあ、今回の『この結婚は社内秘で』第11話、なかなかに心がざわつく回でしたね!シャオニンとユーホンの間に、とんでもない嵐を呼びそうな新キャラクターが登場しました。

恋の嵐を呼ぶ新メンバーと、嫉妬の食事会

事の発端は、銀行に新しく配属された同僚、唐羽卉(タン・ユーフイ)。彼女、なかなかのやり手です。かつてシャオニンに雑用を頼んで断られたことがあるらしく、最初からシャオニンに対してはどこか冷たい雰囲気。そのくせ、周りへのアピールは超一流!歓迎会と称して高級レストランの個室を予約し、ちゃっかりユーホンの隣の席をゲットするあたり、手練れの匂いがプンプンします。

食事中も、ユーホンへのおかずを取り分けるなど、かいがいしく世話を焼く羽卉。その完璧な立ち居振る舞いを目の当たりにして、我らがシャオニンはもう気が気じゃありません。まるで「私こそが彼の隣にふさわしいのよ」とでも言いたげな羽卉の姿に、シャオニンの心は嫉妬の炎でメラメラ…。

ヤケクソのお見合い宣言と、ユーホンの焦り

そんなシャオニンの気持ちも知らず、おせっかいな同僚・趙方剛(ジャオ・ファンガン)が「シャオニンにお見合いをセッティングしてやる」なんて言い出すもんだから、さあ大変!ユーホンへの当てつけと、その場の勢いもあって、シャオニンは「いいですよ!」とヤケクソ気味にOKしちゃいます。

その言葉を聞いた瞬間、ユーホンの表情が一変!すぐにシャオニンを別室に呼び出し、「本気で行く気か?」と壁に手をつきながら真剣な表情で問い詰めます。これぞまさしく、嫉妬に駆られた男の行動!しかし、いいところでの会話は、タイミング悪く現れた羽卉によって中断されてしまうのでした。ああ、もどかしい!

勘違いが加速する夜

結局、ユーホンが待っているとも知らず、嫉妬と怒りでいっぱいになったシャオニンは一人で帰宅。車の中で、ユーホンと羽卉が並んで歩く姿を思い出し、「彼女こそが、ユーホンの忘れられない人(白月光)なんだ…」と、とんでもない勘違いをこじらせてしまいます。家に帰ってからも、親友に「ポニーテールは似合うかな?」と聞いたり、SNSで「彼の理想のタイプになるべき?」なんて投稿しちゃったり…もう完全に迷走状態です。

でもね、シャオニン、違うんだよ!ユーホンは君のことしか見てないんだ!彼は君が怒っていることを見越して、こっそり黒糖生姜湯を温めて家の前に置いていってくれるほど、君を大切に思っているんです。しかも、彼が大事にしている人形には、君の似顔絵、特に地下鉄で見かけたポニーテール姿の君が描かれているんだよ…!この切ない真実を、シャオニンはまだ知りません。

誤解の頂点、お見合い現場での鉢合わせ

翌日、趙方剛(ジャオ・ファンガン)は本当にお見合いをセッティング。乗り気じゃないながらも、シャオニンが会場に行くと…そこには、顧客と食事をするユーホンと羽卉の姿が!この光景を見てしまったシャオニンは、自分の推測が正しかったと確信し、怒りが頂点に達します。

シャオニンの存在に気づいたユーホンは、慌てて彼女の元へ駆けつけますが、誤解と嫉妬でいっぱいのシャオニンは聞く耳を持ちません。「あなたへの罰として、お見合いを続けるわ」と冷たく言い放ちます。ユーホンは顧客との食事を急いで終わらせ、シャオニンの好きな料理をテイクアウトするなど必死にフォローしようとしますが、二人の心の溝は深まるばかり。すれ違ったまま、11話は幕を閉じるのでした。

『この結婚は社内秘で』第11話の感想

今回は、シャオニンの嫉妬と勘違いが加速していく様子が、なんとも人間味にあふれていて引き込まれました。好きな人のそばに、自分より完璧に見える女性が現れた時の焦りや不安は、多くの人が共感できる感情ではないでしょうか。特に、SNSに悩みを投稿してしまうあたりは、現代的でリアルな描写だと感じました。一方で、ユーホンの愛情表現がとことん不器用で、そのすれ違いが非常にもどかしいです。彼の隠された一途な想いを知っている視聴者としては、「シャオニン、早く気づいてあげて!」と画面に向かって叫びたくなります。唐羽卉という強力なライバルの登場によって、二人の関係が試される展開となり、物語に一層の深みと緊張感が生まれました。静かに燃える嫉妬の炎と、言葉にならない深い愛情が交錯する、見ごたえのある回でした。

つづく