仕事で大きな成果を上げたジー・ユーホンは、ついに本社への復帰を果たし、トゥー・シャオニンと同じ職場で働くチャンスを得ます。二人の関係が新たなステージに進む予感が漂う中、もう一組のカップル、リン・ウェイイーとチー・ユーは、両家の顔合わせを機に、育った環境の違いという大きな壁に直面することに。順風満帆に見えるカップルと、試練を迎えるカップル。それぞれの愛の形が試される、見逃せない展開が待っています。

「この結婚は社内秘で」あらすじネタバレ29話

いやー、今回の『この結婚は社内秘で』第29話、見どころ満載でしたね!仕事で大活躍のユーホンが、ついにシャオニンの元へ帰ってきます!これでラブラブな毎日が…と思いきや、もう一組のカップル、ウェイイーとチー・ユーには暗雲が立ち込めてきて…。甘さとほろ苦さが入り混じった、見逃せない展開を早速振り返っていきましょう!

ユーホンの大活躍と待望の職場復帰

まずは我らがヒーロー、ジー・ユーホン!経営難に陥った工場の救済に見事成功。その誠実な仕事ぶりと的確な判断力で、窮地を救ってみせました。この手腕が高く評価されて、ついに本社への異動命令が!これで晴れて、愛するトゥー・シャオニンと同じ職場で働けることになったんです。長かった遠距離(?)もようやく終わりですね!

意気揚々とシャオニンとの年次休暇を計画するユーホンですが、シャオニンは出産間近の親友ラオ・ジンの世話があるからと、あっさりお断り。うーん、タイミングが合わないのも、またリアルなカップルって感じがします。

波乱の幕開け?ウェイイーとチー・ユー、試練の顔合わせ

一方、リン・ウェイイーとチー・ユーのカップルは、ついに両家の顔合わせという大きなステップへ。でも、これが波乱の幕開けだったんです…。まず、ウェイイーのお父さんが急用で遅刻。ウェイイーは必死にチー・ユーの両親に謝りますが、どこか気まずい空気が流れます。

さらに、ウェイイーが良かれと思って選んだ高級レストランが、庶民的なチー・ユーの両親をかえって緊張させてしまう結果に。二人の愛は確かなはずなのに、育った環境の違いという見えない壁が、じわじわと彼らの間に立ちはだかります。

格差が生む心の溝

食事の後、ホテルに戻ったチー・ユーのお父さんは、息子がウェイイーの家柄に気圧されて「婿入り」同然になるんじゃないかと不満を漏らします。息子の将来を心配する親心も分かりますが、これが二人の関係に暗い影を落とすことに…。

そんな親の心配を知ってか知らずか、チー・ユーは「自分の力で家を買う!」と宣言。内装もまだのスケルトン物件にウェイイーを連れて行きます。でも、ウェイイーからすれば「そんなことする必要ないのに」という話。彼のプライドをかけた行動が、逆に彼女を傷つけ、寂しい思いをさせてしまうなんて、皮肉な展開です。

「私の愛情や犠牲は、全然伝わってなかったのかな…」。シャオニンに涙ながらに本音を打ち明けるウェイイーの姿は、見ていて本当に切なかったですね。

シャオニンとユーホンの新たなステージとプロポーズの予感

さて、職場に話を戻しましょう。支店長に昇進したユーホンは、実力者のジャオ・ファンガンをチームに引き入れ、新たなスタートを切ります。部署は違えど、同じ職場で働くことになったシャオニンとユーホン。仕事上のライバルでありながら、お互いを高め合う素敵な関係です。

ある共同プロジェクトでは、シャオニンがクライアントの「お茶好き」という細やかな情報に気づいたことがきっかけで、見事契約の一部を勝ち取る場面も。仕事ができる女、トゥー・シャオニン、かっこいい!忙しい中でも、二人の間には甘いムードが漂っていて、見ているこっちがニヤニヤしちゃいます。

そして、今回の最大の見どころ!シャオニンが、ユーホンの引き出しに隠された婚約指輪を発見しちゃうんです!「ついに…!」と、シャオニンの期待は最高潮に。何度もそれとなくアピールするシャオニンですが、肝心のユーホンは全く気づく様子がありません。この鈍感さ、わざとなのか、天然なのか…。じれったいけど、この二人のもどかしい感じもまた魅力ですよね。果たして、ロマンチックなプロポーズはいつ見られるのでしょうか!?

『この結婚は社内秘で』第29話の感想

今回は、二組のカップルの対照的な状況が色濃く描かれた回でした。ユーホンとシャオニンは、仕事でもプライベートでもお互いを高め合う理想的な関係を築きつつあり、安定感が増しています。その一方で、ウェイイーとチー・ユーが直面した「家柄」や「経済格差」という問題は、非常に現実的で胸に迫るものがありました。特に、良かれと思った行動が裏目に出てしまうチー・ユーの不器用さと、彼のプライドを尊重したいのに素直に受け入れられないウェイイーの葛藤は、多くの人が共感できるのではないでしょうか。愛情だけでは乗り越えがたい壁があることを突きつけられ、考えさせられる内容でした。シャオニンのプロポーズ待ちという可愛らしいじれったさが、物語の良いアクセントになっていたと思います。

つづく