ついに迎えた最終回！社内秘の結婚から始まったトゥー・シャオニンとジー・ユーホンの恋物語も、いよいよクライマックスですね。果たして二人はどんな未来を選ぶのか、そして彼らを取り巻くキャラクターたちの恋の行方は？早速、第32話のあらすじとネタバレを詳しく見ていきましょう！
それぞれの愛の形、そして未来へ
物語は、シャオニンの親友リン・ウェイイーが、恋人チー・ユーとの別れを悲しむシーンから始まります。バスケコートでの情熱的な出会い、甘い恋人たちの時間…そのすべてが美しい思い出でした。しかし、経済的な問題が二人の間に大きな壁となって立ちはだかります。ウェイイーを苦しめたくない一心で、チー・ユーは別れを告げたのでした。彼の背中を見つめながら、涙が止まらないウェイイーの姿が切ないですね…。
失恋のどん底にいるウェイイーを放っておけないのが親友のシャオニン。彼女を元気づけようとフィットネスジムに連れ出します。汗を流していると、シャオニンの元に同僚のラオ・ジンから朗報が！なんと、シャオニンにセクハラをしようとしたあの上司が、会社に多額の預金をしたことで長期休暇に入ったというのです。これでシャオニンも、ようやく心穏やかに仕事に集中できますね。
さて、幸せいっぱいのカップルもいますよ！ラオ・ジンとジャオ・ファンガンです。ファンガンは仕事で成果を認められてマネージャーに昇進！家庭では夫の手料理にラオ・ジンが満面の笑みを浮かべるなど、二人の家は温かい空気に満ち溢れていました。
その夜、シャオニンとユーホンは夜の街を散策し、穏やかな時間を過ごします。すると突然、見知らぬ女の子がシャオニンに人形を手渡します。その中には一枚のメモが…。それは、ユーホンからのサプライズでした！彼が用意したのは、二人の思い出の写真で埋め尽くされた壁。出会いから今までの道のりがそこにはありました。紆余曲折を経たからこそ、二人の絆はより一層強くなったのですね。このロマンチックすぎる演出に、シャオニンの目からは大粒の涙がこぼれ落ちます。
そして、物語は教会へ。ユーホンは静かに待つシャオニンにそっとベールをかけ、二人は誓いのキスを交わします。参列者は誰もいない、二人だけの結婚式。でも、彼らの心は誰よりも幸福で満たされていました。
ラオ・ジンとファンガンは、ラオ・ジンの故郷へ向かいます。かつては孤独を覚悟していたラオ・ジンでしたが、ファンガンの存在が彼女に「家」という温かい居場所を与えてくれました。ラオ・ジンの両親の前で、ファンガンは「一生かけて彼女を守り、決して悲しませない」と力強く誓います。その言葉に、ラオ・ジンは感動の涙を流すのでした。
海辺では、純白のウェディングドレスとタキシードに身を包んだシャオニンとユーホンの姿が。ウェディングフォトの撮影です。少し疲れた表情のシャオニンですが、美男美女の二人は本当にお似合いで、カメラマンも夢中でシャッターを切り続けます。娘の晴れ姿に、シャオニンの父親が涙ぐむシーンも印象的でした。
同じ海辺を、ラオ・ジンとファンガンも歩いていました。出会った頃のいがみ合いを笑い話にしながら、これからの未来を語り合います。ラオ・ジンは、子供が生まれたら故郷で伝統的な結婚式を挙げたいという夢を語り、ファンガンも喜んでそれを受け入れます。中秋節には、ファンガンの両親から電話があり、ラオ・ジンを気遣う言葉に彼女は家族の温かさを実感するのでした。その時、お腹の赤ちゃんが初めて動き、二人はもうすぐ親になる喜びを分かち合います。
一方、一人でお酒を飲んでいたウェイイーは、偶然にもチー・ユーと再会します。別れてもなお、引き寄せられる二人。彼らの物語には、まだ続きがあるのかもしれませんね。
そして、一年後。シャオニンは仕事で大きく成長し、ユーホンはいつもそばで彼女を支え、導いていました。二人の愛は穏やかに、そして深く育まれ、輝かしい未来へと続いていくのでした。
『この結婚は社内秘で』最終回 第32話の感想
最終回は、各カップルがそれぞれの幸せの形を見つけていく、非常に心温まるエピソードでした。特に、シャオニンとユーホンが誰のためでもなく、自分たちのためだけに行った教会での静かな結婚式は、二人の絆の深さを象徴しているようで胸に響きました。また、最初は反発し合っていたラオ・ジンとファンガンが、互いを思いやり、新しい家族の誕生を心待ちにする姿には、大人の恋愛の素敵な結末を見せてもらった気がします。経済的な問題で一度は別れたウェイイーとチー・ユーの再会シーンは、彼らの未来に希望を抱かせる終わり方で、余韻が残りましたね。全体を通して、登場人物たちの成長と幸福が丁寧に描かれており、満足感の高い最終回だったと感じます。
