銀行に新しくやってきた運転手は、なんと凌惟依(リン・ウェイイー)の元カレだった!彼の登場が、紀昱恒(ジー・ユーホン)の心に小さな波紋を広げます。一方、仕事では大きな問題が発生。正義感から取った行動が裏目に出てしまった趙方剛(ジャオ・ファンガン)は、紀昱恒(ジー・ユーホン)への不信感を募らせ、部署内の雰囲気は最悪に。仕事のトラブルは、紀昱恒(ジー・ユーホン)と涂篠檸(トゥー・シャオニン)の夫婦関係にも亀裂を生じさせ、二人の秘密の結婚生活に最大の危機が訪れます。
「この結婚は社内秘で」あらすじネタバレ6話
いやはや、第6話は人間関係がぐちゃぐちゃに絡み合って、見ていてハラハラしっぱなしでしたね!甘いだけの社内恋愛じゃ終わらない、このドラマのリアルな部分がグサグサ刺さる回でした。早速、波乱万丈の第6話を振り返っていきましょう!
新たな火種?元カレ登場でオフィスは騒然!
静かだったオフィスに、新たな嵐を呼ぶ男が登場!その名も斉郁(チー・ユー)。なんと彼は、みんなの憧れの的、凌惟依(リン・ウェイイー)の元カレだったんです。銀行の新しい運転手として現れた彼が、凌惟依(リン・ウェイイー)と階段の踊り場でこっそり話しているところを、お調子者の趙方剛(ジャオ・ファンガン)たちが目撃。「オフィスラブか!?」なんて囃し立てるもんだから、さあ大変。
タイミング悪くその場に居合わせてしまったのが、我らが紀昱恒(ジー・ユーホン)。妻の涂篠檸(トゥー・シャオニン)が憧れる凌惟依(リン・ウェイイー)とその元カレの親密な雰囲気に、心中は穏やかじゃありません。嫉妬…とは少し違うのかもしれないけど、なんとも言えない複雑な表情を浮かべる紀昱恒(ジー・ユーホン)の顔が、今後の波乱を予感させますよね。
厳しすぎる夫と、すれ違う夫婦の心
最近の紀昱恒(ジー・ユーホン)、仕事モードが鬼レベル!部下たちのミスが続いたことで、オフィスではピリピリムード全開。趙方剛(ジャオ・ファンガン)の部下にも容赦なく、見ているこっちが縮み上がるほどの厳しさです。
そんな夫の様子を心配したのが、妻の涂篠檸(トゥー・シャオニン)。手当の不便を口実に、二人の秘密基地である天台で、紀昱恒の傷の手当てをしてあげます。このシーン、いいですよね!「厳しすぎるのは、かえってみんなの心を離れさせちゃうかもよ」と優しく諭す涂篠檸(トゥー・シャオニン)。さらに、凌惟依と斉郁(チー・ユー)が元恋人同士だったことを伝え、複雑な人間関係への理解を促します。妻の優しさが、紀昱恒の心に届けばいいのですが…。
一方で、凌惟依は斉郁(チー・ユー)とバッタリ再会。過去を謝罪し、やり直したい気持ちを匂わせる斉郁でしたが、彼女は「もう同じ過ちは繰り返さない」とキッパリ。強い女性、凌惟依、カッコいい!
趙方剛(ジャオ・ファンガン)の奮闘と、悲しすぎる勘違い
さて、今回のキーマンと言っても過言ではないのが、趙方剛。新規業務の開拓に燃える彼は、涂篠檸を指導しながら、自分の手腕を発揮しようと奔走します。相親ローンの不正に関する重要な証拠を紀昱恒に提出するなど、まさに絶好調!
しかし、ここで笑える(?)勘違いが発生。趙方剛は、涂篠檸のパートナーが、例の元カレ・斉郁だと思い込んでしまうんです!涂篠檸は否定しようとしますが、趙方剛が「秘密は守るから!」と善意で話を遮るものだから、訂正するタイミングを失っちゃうんですよね。このすれ違い、後々面倒なことにならなきゃいいけど…。
努力が水の泡…趙方剛の怒りと絶望
順調だと思われた矢先、事態は急転直下。なんと、会議の場で名指しで批判されたのは、不正を告発したはずの趙方剛だったのです!自分の手柄が、なぜか批判の対象に…。信じていた紀昱恒に裏切られた形となり、彼の怒りは頂点に達します。「俺は間違ってない!」と紀昱恒に食ってかかる趙方剛の姿は、見ていて本当に胸が痛みました。
その夜、同僚たちは落ち込む趙方剛を励ますために飲み会を開きます。涂篠檸も彼のことを心配していましたが、そこへ母親から電話が。紀昱恒の母親の容態が良くないと聞き、彼女は飲み会を抜け出して病院へ向かうのでした。
夫婦喧嘩、そして家出へ…
病院で紀昱恒と合流した涂篠檸ですが、そこには気まずい空気が…。紀昱恒のお母さんは、涂篠檸に指輪のことやプレゼントのことなどを無邪気に尋ね、彼女をタジタジにさせます。
さらに、趙方剛の件で二人の意見は真っ向から対立。「どうして彼を守ってあげなかったの!」と詰め寄る涂篠檸と、自分の立場を説明する紀昱恒。結局、話はこじれ、二人は喧嘩別れしてしまいます。その様子を見ていた両親の計らいで、涂篠檸は実家へ泊まることに。まさかの家出展開です。
一人きりの部屋で涂篠檸を想う紀昱恒と、実家で紀昱恒を想う涂篠檸。お互い、素直になれない気持ちがもどかしい…。紀昱恒は凌惟依に、涂篠檸は母親に、それぞれの胸の内を明かし、少しずつ自分たちの行動を省み始めます。果たして、二人は仲直りできるのでしょうか。
『この結婚は社内秘で』第6話の感想
今回の第6話は、登場人物それぞれの「正義」や「立場」がぶつかり合う、非常に見ごたえのある回でした。特に、仕事に情熱を注ぎ、正しいことをしたはずなのに報われない趙方剛の姿には、社会の理不尽さを感じずにはいられません。彼のキャラクターが持つ人間臭さが、物語に深みを与えています。
一方で、紀昱恒と涂篠檸のすれ違いも、とてもリアルでした。夫の立場と妻の感情、どちらの言い分も理解できるからこそ、もどかしさが募ります。単なる恋愛ドラマではなく、働くことの厳しさや、夫婦が乗り越えるべき壁を丁寧に描いている点が、このドラマの大きな魅力だと改めて感じました。二人がこの困難をどう乗り越えていくのか、今後の展開から目が離せません。
つづく