叔母が突然倒れ、病院に駆けつけた蘇為安(スー・ウェイアン)は、かつての恋人である天才外科医、顧雲崢(グー・ユンジョン)と再会します。しかし、ウェイアンは彼を頑なに拒絶し、自分を支えてくれる杜雲成(ドゥー・ユンチョン)(ドゥー・ユンチョン)のために帰国したのだと告げます。ウェイアンのつれない態度の裏には、誰にも言えない深刻な秘密が隠されていました。彼女を巡る二人の男性の想いが交錯し、病院内の人間関係も複雑に絡み合いながら、物語は新たな局面を迎えます。
「 癒やしの恋人～ロマンスの処方箋～」あらすじネタバレ15話
物語は、バーを飛び出した蘇為安(スー・ウェイアン)を杜雲成(ドゥー・ユンチョン)が追いかけるシーンから始まります。必死に「時間がないの」と漏らすウェイアン。もちろん、彼女が抱える秘密を知らないユンチョンは、家族のための金銭的なプレッシャーだと思い込み、「僕がいつもそばにいる」と優しく励まします。このユンチョンの優しさが、後々どう効いてくるのか…。
そんな中、事態は急変します。ウェイアンの叔母・蘇媛(スー・ユエン)が動脈瘤破裂で緊急搬送！しかも、運悪く担当医はウェイアンに敵意むき出しの賀晓光(フー・シャオグアン)と、ユンチョンの彼女を自称する溫冉(ウェン・ラン)(ウェン・ラン)という最悪のコンビ。シャオグアンは叔母がハンチントン病であることを理由に、なんと受け入れを拒否するんです！ひどすぎますよね！
ウェイアンが怒りに震え、大声で抗議していると、そこに現れたのが我らがヒーロー、顧雲崢(グー・ユンジョン)！彼は冷静かつ迅速に状況を判断し、すぐに手術を手配します。この一件で、ユンジョンはウェイアンの叔母がハンチントン病であること、そしてそれがウェイアンが何も言わずに彼の元を去った理由なのではないかと、核心に近づいてしまうのでした。
手術は無事に成功しますが、ウェイアンの苦難は続きます。翌日、病院でユンジョンはウェイアンを問い詰めます。「なぜ黙って行ったんだ？」。しかし、ウェイアンは心を鬼にして「ユンチョンのために帰国したの」と突き放します。愛する人を巻き込みたくない一心からの、悲しい嘘でした。
さらに、嫉妬に燃えるウェン・ランが追い打ちをかけます。彼女はウェイアンの母親の前で、わざとハンチントン病が遺伝性であることを匂わせ、ウェイアンを精神的に追い詰めるのです。
そんなウェイアンを巡り、ユンジョンとユンチョンの恋の火花もバチバチ！二人はそれぞれウェイアンに泊まる場所を提供しようとしますが、ウェイアンは病院の当直室を選びます。
その夜、ユンジョンはウェイアンに夜食を届け、二人きりの時間に。そこでウェイアンが落としてしまったのは、かつてユンジョンからもらった石をはめ込んだキーホルダー。彼を忘れていない証拠がこぼれ落ちた瞬間、見ているこちらも胸がキュッとなりました。それでも素直になれないウェイアン…。
一方、物語のラストで衝撃の展開が！ユンチョンがバーの監視カメラとスマホのGPSアプリを確認し、何かを確信した様子でウェン・ランに別れを告げるのです。彼はいったい何を知ってしまったのでしょうか？優しい笑顔の裏に隠された彼の真意とは…？波乱の展開から目が離せません！
『 癒やしの恋人～ロマンスの処方箋～』第15話の感想
今回のエピソードは、登場人物たちの感情が深く、そして複雑に絡み合う、非常に見ごたえのある回でした。特に、蘇為安(スー・ウェイアン)が背負う運命の過酷さには、ただただ胸が痛みます。愛する顧雲崢(グー・ユンジョン)を病に巻き込むまいと、必死で嘘をつき、心を閉ざす彼女の姿は痛々しくも、その愛情の深さを感じさせました。一方で、そんな彼女の嘘の裏にある真実を見抜こうとする顧雲崢の、揺るぎない想いにも心を打たれます。二人のすれ違いはもどかしいですが、その根底にある強い絆が、このドラマの核なのだと改めて実感させられました。また、杜雲成(ドゥー・ユンチョン)の行動に不穏な影が見え始め、物語に新たなサスペンスの要素が加わったことで、今後の展開への期待が一層高まりました。
つづく
