温(ウェン)教授に研究の甘さを指摘した蘇為安(スー・ウェイアン)だったが、学歴を理由に一蹴されてしまう。この悔しさをバネに、彼女は恋人である顧雲崢(グー・ユンジョン)の研究室でアシスタントになることを決意。雲崢の献身的なサポートのもと、採用試験に向けて猛勉強を開始し、二人の関係は同居生活へと発展する。一方、為安をライバル視する溫冉(ウェン・ラン)は、彼女への嫉妬心を募らせ、妨害しようと画策。為安の努力は実を結ぶのか、そして忍び寄る悪意の影が二人の未来にどう影響するのか、目が離せない展開に。
「 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~」あらすじネタバレ24話
前回、蘇為安(スー・ウェイアン)が温(ウェン)教授の研究に鋭い指摘を入れ、一波乱起きたところからの続きです。果たして為安の指摘は認められるのか?そして、顧雲崢(グー・ユンジョン)との恋の行方は…?
さっそく、気になる24話のあらすじと感想をお届けします!
再燃する対立!為安、屈辱からの再起
学会の後、案の定、溫冉(ウェン・ラン)(ウェン・ラン)が為安に噛みついてきました。「中退したあなたに温(ウェン)教授を批判する資格なんてない!」と怒り心頭です。しかし、我らが顧雲崢(グー・ユンジョン)がすかさず為安を庇い、理路整然と反論。そこへ温(ウェン)教授本人が現れ、なんと、もう一度質問の機会を与えてくれることになりました。
雲崢は、治験中に患者が脳動脈瘤破裂を起こした事実を指摘し、それが薬の副作用であろうとなかろうと、治験のルールとして直ちに報告すべきだったと主張します。しかし、温(ウェン)教授は「科学的根拠を持ってこない限り、君たちの意見は認めない」と一蹴。為安の学歴を持ち出してまで、トップチームの研究成果への疑問を許さない構えです。
この悔しい出来事をバネに、為安は医学の道へ本格的に復帰することを決意!顧雲崢(グー・ユンジョン)の研究室でアシスタントになるため、猛勉強を始めます。雲崢も「医学の道は生半可な気持ちで選ぶものじゃない」と厳しくも温かい言葉で彼女を励まし、為安は再び前を向いて歩き出すのでした。
恋のライバルたちと、深まる二人の絆
為安が顧雲崢の研究室の採用試験を受けると知った溫冉(ウェン・ラン)は、図書館で鉢合わせた為安を執拗に嘲笑。「私も受けるから」と、敵意むき出しで宣戦布告してきます。
一方、為安に想いを寄せる杜雲成(ドゥー・ユンチョン)は、彼女が試験勉強をしていると聞きつけ、なんと最新鋭の設備を揃えた研究室を用意し、責任者になってほしいと持ちかけます。しかし、為安は「私には顧雲崢という恋人がいます」とキッパリ。その申し出を丁重に断るのでした。
そして、なんといっても今回のハイライトは顧雲崢の行動です!彼は為安の試験勉強を全力でサポートするため、自宅を「24時間営業・マンツーマン指導付きのカフェ図書館」に大改造!これには為安も自然な流れで彼の家に住むことになり、ついに二人の甘い同居生活がスタートしたのです。この急展開に、友人のジャン・ムーイン(ジャン・ムーイン)は羨ましさを隠しきれません。
面接、そして忍び寄る影
雲崢の献身的なサポートのおかげで、為安は自信を持って面接に臨みます。中退という経歴にも臆することなく、誠実かつ堂々と受け答えする姿は、面接官の教授たちに好印象を与え、見事一次面接を突破!
続く実技試験でも、為安は落ち着いて的確な操作を披露します。対照的に、溫冉(ウェン・ラン)は為安の様子をチラチラと窺ってばかり。試験後、為安が何気なく実験器具の殺菌のために紫外線灯のスイッチを入れたところ、試験官の王教授が彼女をじっと見つめます。何かミスをしたのかと焦る為安でしたが、雲崢にその話をすると、「それは君の行動を評価した証拠だよ」と優しく教えられ、ホッと胸をなでおろすのでした。
こうして、二人の仲はますます甘く、ロマンチックになっていきます。しかし、幸せな時間は長くは続かないもの。図書館の貸出カードに仲良く並んだ二人の名前を見つけた溫冉(ウェン・ラン)は、嫉妬の炎を燃やします。彼女は密かに二人のデート現場を盗撮し、その写真を持って杜雲成(ドゥー・ユンチョン)の母親を訪ねるのでした…。一体、何を企んでいるのでしょうか。
『 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~』第24話の感想
今回は、蘇為安(スー・ウェイアン)の不屈の精神と、彼女を支える顧雲崢の深い愛情が際立つ回でした。学歴を理由に見下され、悔しい思いをしながらも、それをバネに再び立ち上がる為安の姿には心打たれます。彼女のひたむきな努力が、周囲の心を動かし始めているのが伝わってきました。
そして何より、顧雲崢のサポートが完璧すぎます。恋人のために自宅を勉強部屋に改造し、マンツーマンで指導するなんて、まさに理想の恋人像そのものです。二人の同居生活が始まり、甘いシーンが増えた一方で、溫冉(ウェン・ラン)の嫉妬はますますエスカレート。彼女が杜雲成(ドゥー・ユンチョン)の母親にまで接触したことで、物語に不穏な空気が漂い始めました。幸せな二人に、どんな困難が待ち受けているのか。穏やかな日常と、その裏で渦巻く悪意の対比が、物語の緊張感を高めています。
つづく