さっそく、幻楽城への旅路で起きたあれこれを、ネタバレ全開で語っていくよ!

旅の始まりは波乱の予感!馬車の中は火花バチバチ!

緑光楽坊の仲間たちとの別れを惜しみつつ、ついに幻楽城へ出発した蘇若非(そじゃくひ)。仲間たちが残してくれた手紙を胸に、楽団の成功を誓う彼女の姿には、思わずグッときちゃうよね。

さて、お待ちかねの馬車シーン!蘇若非(そじゃくひ)は当然、心惹かれる靳商羽(きんしょうう)様と同じ馬車に…と思いきや、我らがツンデレ領主(りょうしゅ)・雲沐(うんもく) がそれを許すはずもなく!「お前はこっちだ」とばかりに強引に自分の馬車へ。あからさますぎて、こっちがニヤニヤしちゃうよ!

馬車の中では早速、雲沐(うんもく) が「俺がお前に執着するのは、お前に惚れたからだ…」なんて爆弾発言!真っ赤になる蘇若非(そじゃくひ)を見て楽しんだ後、「…お前のその手に、な」と続ける小悪魔っぷり。そう、彼が求めるのは、彼の失われた聴覚の代わりとなる蘇若非の音楽の才能。でもさ、これって半分は本音だよね?絶対そうだよね!?

そんな二人のもとに、仲間たちの見送りの演奏が聞こえてくるんだ。蘇若非も琵琶を手に取り、そこに靳商羽(きんしょうう)様の笛の音が重なる…!切なくて美しいメロディに、思わず涙する蘇若非。すかさず雲沐(うんもく) がハンカチを差し出すも、蘇若非はプイッ。この素直になれない感じが、またたまらないわけですよ!

休憩中の四角関係?雲沐の嫉妬が大爆発!

一行が休憩に入ると、蘇若非は靳商羽(きんしょうう)様と楽しそうにおしゃべり。それを見つめる雲沐の顔からは、嫉妬の炎がメラメラと燃え上がっているのが丸わかり!叔父の雲尚(うんしょう)(うんしょう)(うんしょう)に呼ばれても気づかないほど上の空。

そして雲沐、ついに暴挙に出る!食事中の蘇若非に「皆のために琵琶を弾け」と命令!目的はもちろん、靳商羽様から引き離すため。分かりやすすぎるって!

そんな横暴な雲沐を見かねて、靳商羽様が代わりに演奏を申し出る。その見事な演奏に、蘇若非はうっとり…完全にハートを射抜かれちゃってる。その乙女な表情を、雲沐はまたしても苦々しい顔で見つめるのでした。もう、この四角関係(雲尚(うんしょう)(うんしょう)→蘇若珊(そじゃくさん)から目が離せない!

刺客現る!戦う雲沐の姿に蘇若非は…

一人森で空腹と怒りに震える蘇若非。そこへ鶏肉を持って現れたのは、なんと雲沐!さっき蘇若非が鶏肉をじっと見ていたのに気づいてたんだね。素直に渡せばいいものを、また意地悪して取り上げようとする天邪鬼っぷり。

そこへ、爽やかに靳商羽様も鶏肉を持って登場!蘇若非は喜んで靳商羽様の鶏肉にかぶりつく。その口元の汚れを、雲沐がさっと拭ってあげるシーンは必見!靳商羽様、懐から出したハンカチをそっとしまう…切ない!

いい雰囲気になったのも束の間、黒装束の刺客たちが彼らに襲いかかる!ここで雲沐がめちゃくちゃ強い!華麗な剣さばきで刺客をなぎ倒す姿に、蘇若非も思わず見とれちゃう。「カッコいい…いやいや、でもアイツは性悪だ!」って葛藤する蘇若非が可愛すぎる!

結局、刺客は雲尚が追い払うんだけど、実はこれ、雲尚の部下である黄大人(こうたいじん)が、雲沐を排除するために仕組んだ自作自演。雲沐は刺客が軍の人間であること、そして叔父の差し金であることにも薄々気づいている。でも、あえて真相は追及せず、雲尚本人に調査を命じるんだ。12年前に自分を襲ったのも叔父ではないかと疑う雲沐。腹の探り合いが、ゾクゾクするね!

ついに幻楽城へ!それぞれの思惑が渦巻く都

様々な事件を経て、一行はついに音楽の都・幻楽城に到着!きらびやかな街並みと美しい音楽に、蘇若非は大はしゃぎ。

その一方で、雲沐は父である雲領主(ウンりょうしゅ)と対面。領主は雲沐の教育係として雲尚を頼りにしているけど、当の雲尚は領主の前で「雲沐は若くて遊びほうけている」とさりげなく格下げ発言。野心が隠しきれてないよ、叔父さん!

それぞれの思惑と秘密を抱えたまま、物語の舞台は幻楽城へ。これから一体どんな波乱が待ち受けているのか、ますます面白くなってきたね!

『幻楽森林』第4話の感想

今回は、これまで以上に各キャラクターの感情が深く掘り下げられた回だったように思う。特に、蘇若非を巡る雲沐と靳商羽の対照的なアプローチが鮮明になり、恋愛模様が一気に動き出した。雲沐の子供っぽい嫉妬や独占欲は見ていて微笑ましい反面、彼の孤独や過去の傷も垣間見え、キャラクターの多面性が光っていた。一方の靳商羽は、完璧な優しさで蘇若非を包み込むが、その一歩引いた態度に何か秘密があるのではないかと勘繰ってしまう。

また、雲尚の野心が刺客という具体的な形で現れたことで、単なるラブコメディではなく、宮廷の権力闘争というサスペンス要素が物語に深みを与えている。音楽と恋、そして陰謀。それぞれの糸が複雑に絡み合い始め、どの人間関係の行方からも目が離せない。美しい音楽シーンと、ヒリヒリするような心理戦のバランスが絶妙なエピソードだった。

つづく