第13話「早く手をつないでいれば」あらすじネタバレ

いやー、今回の13話は心が大きく揺さぶられましたね!ヌオとジャオ・ジンの関係が大きく進展する甘いシーンもあれば、ヒヤッとするような気まずい場面もあって、見どころ満載でした。早速、詳しく振り返っていきましょう!

ついに、ヌオが動いた!

前回、ユーアンにきっぱりと別れを告げたヌオ。それでも諦めきれないユーアンは彼女の元を訪れますが、ヌオの決心は揺らぎません。その足でツォン・シャンの元へ向かうユーアンですが、ヌオとの関係を清算するのを先延ばしにしようとする態度に、ついにツォン・シャンは「期限を決める」と最後通告。ユーアン、いよいよ追い詰められてきましたね…。

一方、ヌオはジャオ・ジンの元へ。彼のペットショップを訪ね、共同経営者の虹姉さんに「ジャオ・ジンの彼女」として挨拶を済ませます。そして、二人きりになったカフェで、ヌオは「大変なことをしちゃった」と意味深な表情。何事かと心配するジャオ・ジンに、彼女はついに、まっすぐな瞳で「愛してる」と告白します!

この告白を聞いたジャオ・ジンの反応が、もう最高でした。彼は何も言わずにすっと席を立つと、カフェの外へ。なんと、一人で静かに感動の涙を流していたんです。彼の誠実で優しい人柄が伝わってくる名シーンでしたね。もちろん、そんな彼をヌオがからかうところまで含めて、二人の可愛らしい関係がよく表れていました。

幸せな二人を襲う現実

晴れて両想いになった二人。後日、デートの待ち合わせで会うなりヌオはジャオ・ジンに抱きつきますが、ジャオ・ジンはそれ以上に応えるように、優しく彼女にキスをします。ようやく本当の恋人としての一歩を踏み出した二人、見ているこちらも幸せな気持ちになります。

しかし、幸せな時間は長くは続きません。ヌオの母親が、娘が10年も付き合ったユーアンと別れたことに大反対。さらに、ヌオとジャオ・ジンがデザート店で仲良く過ごしていると、そこに偶然にもユーアンとツォン・シャンが入店!

気まずいどころの騒ぎではありません。ジャオ・ジンとユーアンは一触即発の雰囲気になり、ヌオとツォン・シャンも複雑な表情を浮かべるばかり。この四角関係が、最悪の形で顔を合わせてしまいました。

ショックを受けたユーアンは、親友のダーハオとヤケ酒をあおり、ジャオ・ジンへの怒りをぶちまけます。さらには酔った勢いで父親に電話し、これまでの不満をぶつける始末。彼の孤独と苦しみが浮き彫りになった切ないシーンでした。

『愛しているのに』第13話の感想

今回は、シュー・ヌオとジャオ・ジンの関係が確かなものになった、非常に重要な回でした。ヌオが勇気を出して愛を告白し、それを受け止めたジャオ・ジンが静かに涙する場面は、彼の深い愛情と誠実さが伝わってきて、胸が熱くなりました。ようやく二人が心を通わせたことに、安堵した視聴者も多いのではないでしょうか。一方で、ポン・ユーアンの状況はますます苦しくなるばかりです。彼の行動は空回りし、周囲も自分も傷つけてしまっています。彼のプライドの高さが、事態をより複雑にしているように感じられて、もどかしい気持ちになります。そして、デザート店での四人の鉢合わせは、息をのむような緊張感でした。それぞれのキャラクターが抱える想いが交錯し、この先の波乱を予感させます。甘い幸福感と、ヒリヒリするような人間関係の現実が巧みに描かれた、見応えのあるエピソードでした。

つづく