第14話「心のままに」あらすじネタバレ

いやはや、今回の『愛しているのに』は、それぞれの恋模様が大きく動き出して、もう目が離せませんでしたね!ヌオとジャオ・ジンの関係が少しずつ安定してきたかと思いきや、今度は周りの人たちの恋が大渋滞!さらに、とんでもないラスボス(?)まで登場して、一気に物語が加速した回でした。

ユーアン、孤独の沼へ。ツォン・シャンの最後通告

まずは、痛々しくて見ていられない男、ユーアンから。ヌオに去られ、仕事に打ち込もうと大きなプロジェクトを提案するも、パートナーであるはずのツォン・シャンから「このプロジェクトは受けられない」とバッサリ。もはや公私ともに崖っぷちです。

なんとかツォン・シャンを食事に誘って説得しようとしますが、彼女の態度は氷のように冷たい。「私、あなたのこと好きじゃないの」。そう言って、ユーアンとの関係に終止符を打ちます。これは、ヌオと自分、どちらを選ぶのかハッキリしろという、ツォン・シャンなりの最後通告。彼女の毅然とした態度は、見ていて清々しいものがありました。ユーアン、君は一体どうするんだい?

新メンバー・シャオ・チンの恋!お相手はまさかの…

一方、ヌオたちの生花店は新しいスタッフのシャオ・チンが加わり、和気あいあい。彼女の歓迎会で、みんなで「脱出ゲーム」に行くことに。この脱出ゲームが、新たな恋の舞台になるなんて、誰が想像したでしょうか!

ホラー系のアトラクションで、なんとシャオ・チンはNPC(ゲームのキャラクター)にスカウトされ、ノリノリでジャオ・ジンやヌオたちを怖がらせるという大活躍(笑)。その才能(?)を見抜いたのが、進行役を務めていたスキンヘッドの青年、シャオバイでした。ゲームの後、シャオバイがカツラを取った姿にシャオ・チンは一瞬ビビりますが、すぐに彼にキュン!と来てしまった様子。後日、彼に会うために手作りの花束を持って訪ねるなんて、行動力がすごい!残念ながら空振りに終わりますが、スマホで連絡を取り合ってはニヤニヤ。シー・ランやヌオに恋心を指摘され、素直に認める姿がとってもキュートでした。この二人の恋、応援したくなりますね!

ジャオ・ジンに最大の試練!元妻、襲来

ヌオとジャオ・ジンは、母親にツーショットを目撃されるという小さなハプニングはありつつも、順調そのもの。…に見えましたが、平和な時間は長くは続きませんでした。

なんと、ジャオ・ジンのペット病院に、離婚した元妻のティエン・ムーチューが子供を連れて突然現れたのです!気まずい雰囲気の中、カフェで話す二人。ティエン・ムーチューは「私、シングルに戻ったの」と意味深な一言。ジャオ・ジンはすかさず「俺には彼女がいる」と牽制しますが、元妻は「どんな人か会ってみたいわ」と全く怯む様子がありません。

この元妻、かなりの強敵の予感…。案の定、ヌオがシャオ・チンの恋の相談をしようとジャオ・ジンに電話をかけたその時、彼はティエン・ムーチューの家で水道管の修理中。そして、その電話はティエン・ムーチューの手によって無情にも切られてしまうのでした…。うわー、これは修羅場の匂いしかしません!

『愛しているのに』第14話の感想

今回は、物語のターニングポイントとなる重要なエピソードでした。ユーアンの転落と、それとは対照的なシャオ・チンの新しい恋の始まりという、光と影の対比が鮮やかです。特に印象的だったのは、登場人物たちが自分の気持ちに正直に行動し始めたこと。ヌオとの関係を清算し、ユーアンに選択を迫ったツォン・シャンの強さには感服しました。また、人を好きになる気持ちに戸惑いながらも、一歩踏み出そうとするシャオ・チンの姿は、見ているこちらの心まで温かくしてくれます。

そして、何と言ってもジャオ・ジンの元妻の登場です。彼女の出現は、ようやく穏やかな関係を築き始めたヌオとジャオ・ジンにとって、最大の障害となるでしょう。元妻が電話を切るラストシーンは、今後の激しい展開を予感させ、静かな緊張感に満ちていました。それぞれのキャラクターが抱える問題が複雑に絡み合い、物語に一層の深みを与えた回だったと感じます。

つづく