第18話「不安の芽生え」あらすじネタバレ
いやあ、今回の『愛しているのに』第18話、見ましたか?順調に進んでいるかのように見えたジャオ・ジンとシュー・ヌオの関係に、不穏な影が差し込んできましたね。まさに「不安の芽生え」というサブタイトルがぴったりの回でした。早速、詳しく振り返っていきましょう!
父との対面、のはずが…波乱の食事会
元妻ムーチューの件で、ヌオの中に芽生えた不安。それを察したジャオ・ジンは、彼女を安心させるために「父さんに会ってほしい」と提案します。これにはヌオも大喜び!「絶対に連絡が取れるようにしておいてね」と念を押す姿は、彼を失いたくないという気持ちの表れで、見ていてキュンとしましたね。
ジンの父、ヨウジーも息子の恋人を温かく迎え入れ、自慢の海鮮料理を振る舞います。妹のシャオ・チンも同席し、食卓は和やかな雰囲気に包まれました。このまま幸せな時間が続くかと思いきや…ここで事件が起こります。
ジンのスマホに、元妻ムーチューからビデオ通話が!一度は切ったジンですが、すぐさま二度目の着信が。気まずい空気の中、ヌオは「出てあげて」と促します。画面に映ったのは、ムーチューの息子シートウ。「誕生日だから来て」と約束を思い出させる無邪気な言葉に、ヌオの心は複雑だったでしょうね。
結局、ヌオは「行ってあげて」と笑顔でジンを送り出そうとします。この大人の対応、切ない…!見かねたシャオ・チンが「みんなで行きましょう!」と機転を利かせ、ジン、ヌオ、シャオ・チンの3人で誕生会へ向かうことになりました。しかし、ジンと二人きりの時間を期待していたムーチューのがっかりした顔…。女の戦いの火種が、また一つ増えた瞬間でした。
諦めきれない男、ポン・ユーアンの逆襲
その夜、ジンはヌオに誤解を解こうとしますが、ヌオは気にしていない素振り。でも、彼女は母親から「一目惚れなんて信じられない、時間をかけて育むのが本当の愛よ」と言われて育ったことを打ち明けます。これって、まさに今の自分たちの関係への不安の裏返しですよね。
一方、私たちの親友シー・ランも恋に悩んでいました。恋人のシュー・ヤンに結婚を迫るも、彼の煮え切らない態度に思わず涙!この二人のコミカルなやり取りは、少しだけホッとさせてくれます。
しかし、物語はそんな癒しだけでは終わりません。なんと、ポン・ユーアンがヌオを呼び出し、いきなりのプロポーズ!そして、結婚指輪を差し出したのです。
もちろんヌオは断るつもりでしたが、必死なユーアンを前に、その場を収めるため、つい指輪を受け取ってしまいます。ああ、ヌオ、それは一番やっちゃいけないやつ…!
後日、シー・ランにシュー・ヤンとの愚痴を聞かされながら、ヌオがおもむろに取り出したのは、ユーアンから受け取った指輪。何も知らないシー・ランが「まさかプロポーズ受けたの!?」と驚愕するシーンで、今回は幕を閉じました。いやー、とんでもない爆弾を投下してくれましたね!
『愛しているのに』第18話の感想
今回のエピソードは、シュー・ヌオの心の揺れが手に取るように伝わってくる回でした。ジャオ・ジンを信じたい、彼の家族とも良好な関係を築きたいと願う一方で、元妻と息子の存在が無視できない壁としてのしかかってきます。大人の女性として気丈に振る舞おうとすればするほど、彼女の内面の不安や孤独が浮き彫りになっていく様は、見ていて胸が締め付けられるようでした。特に、母親の恋愛観を語る場面は、彼女が抱える関係性への根源的な恐れを象徴していたように思います。そんな心の隙間に、ポン・ユーアンが絶妙なタイミングで入り込んできました。彼からの指輪を受け取ってしまった行為は、決して本心ではないにせよ、彼女の精神的な弱さが招いた結果と言えるでしょう。盤石に見えた二人の関係が、外的な要因によっていとも簡単に揺さぶられてしまう危うさを改めて感じさせられました。
つづく