第19話「僕がいない時に泣かないで」あらすじネタバレ

いやあ、今回の19話は心が温かくなるシーンと、ヒヤッとするシーンが交互にやってきて、感情が忙しかったですね!前回、ついにジャオ・ジンと恋敵のポン・ユーアンが直接会うという、とんでもない引きで終わりましたが、その続きから物語は始まります。

ジンがユーアンと会っていると知ったシュー・ヌオは、気が気じゃありません。親友のシー・ランの家で、不安な気持ちを抱えながらジンの帰りを待ちます。シー・ランに「ちゃんと謝るのよ」と諭され、覚悟を決めるヌオ。健気で可愛いですよね。

そして、ついにジンが帰宅!ヌオは彼の部屋へ向かいますが、なんとジンはシャワーを浴びてバスタオル一枚の姿!気まずいハプニングに慌てるジンでしたが、ヌオは構わず部屋に入り、後ろからそっと彼を抱きしめて「ごめんなさい」と謝るのでした。このシーン、最高でしたね!

ヌオは、ユーアンから貰った指輪を捨てられなかった理由を正直に打ち明けます。「彼もこの恋の被害者だから、あまり傷つけたくなかった」と。その優しさがヌオらしいですが、ジンはそんな彼女の気持ちを静かに受け止めます。そしてヌオは「今夜は泊まる」と大胆宣言!

同じベッドで眠りについた二人ですが、夜中にジンはそっとリビングのソファへ移動して眠るのでした。翌朝、それに気づいたヌオは「どうして?」と尋ねます。ジンが「君が僕をベッドから蹴り落としたんだ」と冗談を言うと、ヌオは「じゃあ一緒に寝る!」と狭いソファに潜り込む…この二人のやり取り、本当に微笑ましいです。

しかし、幸せな時間ばかりではありません。ユーアンはなんと、親友のシー・ランにまで「会いたい」と連絡。それを知ったヌオは激怒し、ユーアンに「もう別れたんだから、私の周りの人に手を出さないで!」と電話で一喝します。よく言った!と拍手したくなりました。

さらに、最大の試練が訪れます。ヌオの母親が娘の交際に感づき、ジンに会いたいと言い出したのです。ヌオがジンの家庭環境(ごく普通で、離婚歴があること)を正直に話すと、母親は「そんな男はあなたに相応しくない!」と猛反対。泣き崩れるヌオは「私はただ、彼自身が好きなの!」と訴えますが、母親の決意は固く、父親までもが反対派に回ってしまいます。

娘が傷ついていると知ったジンは、仕事を放り出して彼女のもとへ駆けつけ、優しく慰めます。そんな中、ヌオの飼い猫がいなくなるという事件が発生。ジンと一緒に猫を探していると、そこへなんと、あのポン・ユーアンが現れるという最悪のタイミングで、19話は幕を閉じます。

『愛しているのに』第19話の感想

今回は、ジンとヌオの絆の深さを再確認できた一方で、二人の前に立ちはだかる新たな壁がはっきりと描かれた回でした。ヌオを心から大切に思うからこそ、一線を越えずにソファで眠るジンの誠実さには、彼の深い愛情が感じられ、胸が温かくなりました。しかし、ヌオの母親の登場により、物語は一気に現実的な問題へと突入します。家柄や過去を理由に交際を反対される二人の姿は、見ていて非常に切ないものがありました。ユーアンの執着心も、友人へと矛先が向き始め、その行動はエスカレートするばかりです。親の反対という大きな試練、そしてユーアンの存在が、これから二人の関係にどのような影響を与えていくのか、目が離せません。

つづく