ついに迎えた最終回！もうね、最初から最後までハラハラしっぱなしだったけど、最高のフィナーレだったよ。芊芊(せんせん)と韓爍(かんしゃく) の愛が本物だって、これでもかってくらい証明された回だったね。早速、最終回のあらすじとネタバレ、いってみよう！
クライマックス！楚楚との決着、そして韓爍(かんしゃく) の犠牲
物語は、姉の陳楚楚(ちんそそ)が完全に闇堕ちしちゃって、芊芊に襲いかかるところから始まるんだ。もう、すごい剣幕で。で、まさに芊芊が斬られちゃう！って瞬間に、韓爍(かんしゃく) が身を挺して彼女をかばうの！
ドーン！って感じで韓爍が刺されちゃって、もうパニック。姉の陳沅沅(ちんげんげん)がすぐに手当てするんだけど、刃は心臓を逸れたものの、肺をひどく損傷しててもう長くないって宣告されちゃうんだよね…。芊芊はもう泣き崩れちゃって、私の脚本のせいで…って自分を責めるんだけど、韓爍は君に出会えて後悔はない。これは僕が決めた結末だって言って、逆に彼女を慰めるんだ。もう、ここのシーンは涙なしには見られないよ…。彼は、芊芊に早くこの物語を終わらせて、元の世界に帰るようにって促すんだ。愛が深すぎる！
後継者選びの儀式と、芊芊の決断
場面は変わって、花垣城(花垣(かえん)城)の新しい城主を決める継承式へ。伝説では、この儀式で天が吉兆を示した者が、真の城主として認められるらしい。楚楚、沅沅、そして芊芊の三姉妹が順番に儀式に臨むんだけど、自信満々だった楚楚の番では、なぜか空が曇って不吉な風が吹くんだ。
芊芊は、韓爍のいない世界なんて嫌だから、この物語の世界に残るって決めて、儀式を拒否しようとするの。でも、そこにボロボロの体を引きずった韓爍が現れるんだよ！彼は芊芊に城主になる君の姿を見せてくれってお願いするんだけど、無理がたたって血を吐いて倒れちゃう。
芊芊がパニックになって韓爍に駆け寄った、まさにその瞬間！空に日月同輝っていう、すっごい吉兆が現れるんだ！そう、天は芊芊を城主に選んだんだね。
さよなら、韓爍…そして現代へ
吉兆の光の中で、韓爍は満足そうに微笑むんだ。でも、芊芊の視界はどんどん白くなって、彼に伸ばした手もすり抜けてしまう…。
そして、ハッと目を覚ますと、そこは彼女が元々いた現代の自分の部屋。散らかった部屋も、書きかけの脚本が開かれたままのパソコンも、全部見覚えのある景色。まるで長い夢を見ていたみたいで、時計は数時間しか進んでない。あまりの出来事に、脚本家の陳小千(ちんしょうせん)は呆然としちゃうんだ。
これは夢じゃなかった！運命の再会
心にぽっかり穴が開いた小千のもとに、一本の電話が。なんと、彼女の脚本で韓爍役を演じるはずだった大人気俳優の韓さんが、交通事故で肺に重傷を負って入院したっていう知らせだった。
小千は、韓爍と同じ顔の彼を思い出して、急いで病院へ向かう。そして、ベッドに横たわる韓さんに、夢の中の出来事…芊芊と韓爍の物語を全部話すんだ。最初は何言ってるの？って顔の韓さんだったけど、小千が物語の中の合言葉オレンジ、バナナを口にした瞬間、彼の表情が変わる！
その記憶、僕にもある…
そう、彼もまた、事故をきっかけに韓爍としての記憶を持っていたんだ！夢じゃなかった。時空を超えて、二人は現代で再び巡り会えたんだよ。最後は、お互いが本人だと確信して抱き合うシーンで終わり。本当に感動的なラストだった！
『花の都に虎(とら)われて』最終回 第24話の感想
物語の世界での悲しい別れと、現代での奇跡的な再会という結末には、本当に心を揺さぶられました。ただ都合よくハッピーエンドにするのではなく、一度は愛する人を失うという深い悲しみを経験させることで、再会の喜びが何倍にもなって胸に迫ってきました。韓爍の自己犠牲的な愛情は、物語の世界だけでなく現実の壁さえも超えて、二人の運命を繋ぎとめたのだと感じます。脚本家であるヒロインが、自分の書いた物語に飲み込まれ、最後にはその物語が現実に影響を与えるという構成も見事でした。キャラクターたちの成長と、散りばめられた伏線が綺麗に回収されていく様子は、非常に満足感の高いフィナーレだったと思います。後味の良い、素晴らしい最終回でした。
