自ら育てた霊草で丹薬を完成させた韓立(ハン・リー)は、修仙者としての大きな関門である筑基に命がけで挑む。常識外れの方法で、彼は大きな力を手に入れようとしていた。時を同じくして、陳巧倩(チェン・チャオチェン) もまた、過去の禁地での出来事の真相に迫ろうと、韓立の動向を注視する。一方、病に苦しむ娘を救いたい一心で、燕家堡の主は、邪悪な術の使い手である王蝉(ワン・チャン) を頼るという危うい決断を下す。それぞれの場所で、運命の歯車が大きく動き始めるエピソード。

「凡人修仙伝」あらすじネタバレ13話

ねえねえ、『凡人修仙伝』の13話、もう見た? 今回もマジで色々ありすぎて、語りたいことがいっぱいあるんだけど! 主人公の韓立(ハン・リー)がついに大きな壁を突破したと思ったら、すぐ次の問題が出てくるし、別の場所ではヤバい陰謀が進んでるし…。早速、今回の話を振り返ってみようよ!

ハン・リー、死ぬ気で筑基成功!

まず今回のメインイベントは、なんといってもハン・リーの筑基(ちくき)チャレンジだよね。

自分で育てた霊草から、筑基に必要不可欠な筑基丹を大量に錬成したハン・リー。普通は1粒あれば十分なのに、俺は10粒飲む!とか言い出すあたり、相変わらず発想がぶっ飛んでる(笑)。

案の定、2粒飲んだだけで強烈な薬の力に耐えきれず気絶。マジで死ぬかと思ったけど、目を覚ましてからも諦めずに丹薬を飲み続ける根性はすごい。体内で薬の力が暴走して、成功しなければ薬の力で死ぬっていうギリギリの状況の中、気合で乗り越えて、ついに筑基期へのレベルアップを果たしたんだ!これでやっと、修仙者として本格的なスタートラインに立ったって感じだね。

しつこい陳巧倩(チェン・チャオチェン) と、しらばっくれるハン・リー

ハン・リーが筑基に成功したのと同じ頃、陳巧倩(チェン・チャオチェン) も筑基を達成。彼女、禁地での一件以来、ずっと自分を助けてくれたのはハン・リーだって確信してたんだよね。

で、もう一人の筑基成功者がハン・リーだと知るやいなや、速攻で追いかけてきてあの時のこと、あなたでしょ?って問い詰める。でもハン・リーはいやいや、俺が筑基したのは今だし、あの時あんなに強い敵に勝てるわけないじゃないですか~って、しらばっくれるんだな、これが。まあ、バレバレなんだけどね(笑)。

燕家堡の不穏な動き…王蝉(ワン・チャン) のヤバい本性

その頃、別の場所ではかなりキナ臭い話が進行中。

病気の燕如嫣(イェン・ルーイェン)を治療するために、燕家堡は鬼霊門(きれいもん)の王蝉(ワン・チャン) を頼ることに。でも、この王蝉(ワン・チャン) 、人の功力を吸い取るっていう、とんでもなく邪悪な術の使い手だったんだ。

それに気づいた劉長老(リウちょうろう)が燕如嫣の父親に警告するんだけど、父親は娘が元嬰期になれる可能性を捨てきれない。結局、王蝉の素性を探ろうとした劉長老(リウちょうろう)は、逆に王蝉に消されちゃうっていう最悪の展開…。

さらに王蝉は、自分と燕如嫣が結婚すれば、最強の子供が生まれて、燕家堡と鬼霊門(きれいもん)が天下を取れるってそそのかすんだ。娘のため、そして一族の野望のために、燕如嫣の父親の心が揺れ動いてるのがマジで怖い…。

強くなったのに…ハン・リーに新たな試練

筑基に成功して、師匠の李化元(リー・ホワユエン)からも正式に弟子として認められたハン・リー。でも、喜びも束の間、師兄たちとの手合わせで新たな問題が発覚。

ハン・リーが習得した青雲剣訣っていう技、第四層からは時々、修練した力が失われる散功っていう現象が起きるらしい…。せっかく強くなったのに、また壁にぶち当たるなんて、ハン・リーの修仙ロードは本当に前途多難だよね。

師匠からは修仙は七情六欲を断つことじゃない。自分の思いを晴らし、心を滞りなくすること(念頭通達)が大事なんだっていう、ありがたいけど、ちょっと哲学的なアドバイスをもらうんだけど、ハン・リー自身、まだピンと来てないみたい。

そしてラストには、禁地の事件の調査のために、あの南宮婉(ナンゴン・ワン)が動き出す気配が…。ハン・リーが嘘ついてたら墓を立ててやるとか言ってて、こっちの展開もハラハラするよ!

『凡人修仙伝』第13話の感想

今回のエピソードは、ハン・リーの成長と、彼を取り巻く世界の複雑さが一気に描かれた回だったな、という印象です。無茶とも言える方法で筑基という大きな壁を乗り越える彼の姿には、危なっかしさを感じつつも、その執念に引き込まれました。しかし、一つの課題をクリアした途端に散功という新たな問題が浮上する展開は、この物語の厳しさを改めて感じさせます。一方で、燕家堡で進む陰謀は、個人の願いや一族の野望が、いかに危うい選択を引き起こすかを見せていて、物語に深みを与えています。正道と魔道、それぞれの思惑が絡み合い、ハン・リーがこれからどう立ち向かっていくのか、彼の人間的な苦悩と成長から目が離せません。

つづく