師匠・墨大夫(モーたいふ)の遺言に従い、嘉元城にある墨家を訪れた韓立(ハン・リー)。彼の目的は、自身の毒を解くために不可欠な宝玉暖陽宝玉を手に入れることだった。しかし、墨家では予期せぬ歓迎と共に、危険な取引を持ちかけられる。韓立は、生き延びるためにその要求をのむが、それは彼を更なる陰謀の渦中へと引きずり込む始まりに過ぎなかった。純粋な目的で訪れたはずの場所で、韓立は人間の欲望と裏切りに直面し、絶体絶命の試練に立たされることになる。
「凡人修仙伝」あらすじネタバレ4話
やあ!『凡人修仙伝』の4話、見た? 今回は韓立(ハン・リー)に着いてからの話。いやー、一筋縄じゃいかない展開になってきたね!
墨家との出会いと怪しいウワサ
まず嘉元城に着いた韓立(ハン・リー)は、宿屋で情報収集。そこで墨大夫(モーたいふ)の弟子を名乗るヤツが来て、墨家の娘さんと結婚するらしい。しかも、お宝の『暖陽宝玉(だんようほうぎょく)』が結納品になるっていうウワサを耳にするんだ。
暖陽宝玉は、韓立(ハン・リー)が自分の毒を解くために絶対に必要なもの。だから結婚式より先に手に入れなきゃ!ってことで、さっそく墨家に向かうわけ。
歓迎ムードの裏にある企み
韓立が墨家に着いて墨大夫(モーたいふ)の弟子ですって名乗ると、また偽物扱い(笑)。でも、墨大夫直筆の手紙を見せたら、当主の奥様や三人の娘さんたちが登場。なんだかんだで客間に通されるんだけど、この手紙がクセモノだった。
実は手紙には、特殊なインクで書かれた密書が隠されてたんだ。そこにはこの手紙を読んでいるなら、私はもう死んでいるってメッセージが。韓立は聞き耳を立ててたけど、誰が殺したかまでは聞こえなかったみたい。
しかも、韓立自身の毒の発作がだんだんひどくなってきて、薬も残りわずか。マジで時間がない状況なんだよね。
殺しの依頼と裏切り
翌日、韓立は奥様たちに呼び出されて、自分が墨大夫を殺したことを正直に話すんだ。もちろん殺されそうになったから、仕方なく…って自己防衛を主張するけどね。
そしたら奥様、あなたが原因でうちは大変なのよ。埋め合わせをしてもらうわって言って、とんでもない要求をしてくる。なんと、墨家の敵だっていう悪党の欧陽飛天(おうよう・ひてん)を殺してこい、と。成功したら暖陽宝玉をくれるって約束するんだ。
韓立は仕方なくその依頼を引き受けて、見事に欧陽飛天を始末。このとき、修仙者の情報が載ってる太南山谷(たいなんさんこく)の地図もゲットする。
でも、墨家に戻ると、奥様たちの態度が豹変。仕事が早すぎて計画が狂ったわ。もう一人殺してきなさいって、まさかの追加依頼!
絶体絶命のラスト
韓立が2つ目の依頼もこなして戻ってくると、今度は暖陽宝玉は渡さないとか言い出す始末。それどころか、うちの娘と結婚して、墨家を継ぎなさい。そうすれば助けてあげるだって。
もちろん韓立はふざけるな!って断るんだけど、奥様はあなた、毒に侵されてるでしょ?解毒しないと死ぬわよ。私たちもどうせ困ってるんだから、みんなで死ぬだけよって脅してくるんだ。
もう最悪だよね。交渉が決裂したその時、ついに韓立は毒の発作で意識を失って、倒れちゃうんだ。ここで4話は終わり。いやー、どうなっちゃうの!?
『凡人修仙伝』第4話の感想
今回のエピソードは、物語の緊張感が一気に高まりましたね。韓立がただ修行して強くなるだけでなく、人間の欲望や策謀が渦巻く世界に放り込まれた感じがすごくリアルでした。特に、墨家の夫人たちのしたたかさには驚かされます。最初は被害者のように見えたのに、韓立を利用して自分たちの地位を守ろうとする姿は、なかなかのものです。
韓立が毒に苦しみながらも、生き延びるために必死で戦う姿には、彼の人間的な弱さと強さがよく表れていました。約束を反故にされ、最後には意識を失ってしまうという絶望的な状況は、今後の展開から目が離せない大きな要因になったと思います。彼の純粋な目的と、周囲のドロドロした思惑との対比が、物語に深みを与えています。
つづく