あらすじ(ネタバレあり)

男装して、いざ勝負! 射柳大会の行方

蕭燕燕(しょう・えんえん) は、親父さんの蕭思温(しょう・しおん)の変について突っ込んで聞くんだ。でも、親父さんは顔色を変えて、絶対に詮索するなの一点張り。何かデカい秘密があるのは間違いないよな。

そんなことより、燕燕の頭の中は射柳(しゃりゅう)大会のことでいっぱいだ。どうしても出たい。実力を証明したいんだ。一方、親父さんは韓徳譲(かんとくじょう)が持ってきた玉佩の主、つまり耶律賢(やりつけん) に会うべきか、めちゃくちゃ悩んでる。下手に動けば一族が危ない。でも、民のためには今の皇帝をどうにかしないといけない。結局、腹を括って耶律賢(やりつけん) に会うことを決めるんだ。

そして射柳大会が始まった。遼のイケてる男たちが集まって、腕を競い合ってる。その中に、韓徳譲(かんとくじょう)の姿を見つけた燕燕は、もう嬉しそうだ。妹の烏骨里(うこつり)は、皇族の耶律喜隠(やりつきいん)に夢中だけどな。

試合が始まる直前、参加者の一人が来ない。その隙をついて、燕燕は男装して、その男の令牌を使ってまんまと大会に潜り込む。行動力がマジで半端ない!

試合はめちゃくちゃ白熱する。バタバタと脱落者が出て、とうとう燕燕と韓徳譲(かんとくじょう)の一騎打ちになった。最高にアツい展開だ。ところが、ここで脱落したはずの耶律喜隠が横やりを入れてくる。燕燕の馬を矢で射るなんて、マジで卑怯な手を使うよな。燕燕が落馬しかけたところを、韓徳譲がとっさに助けるんだ。その一瞬の隙に、韓徳譲が柳の枝を手にして、優勝が決まった。

バレたら死罪? 皇帝とのご対面

燕燕は負けて納得がいかない。韓徳譲はお前、皇帝を騙したんだぞ。バレたら死罪だ。早く逃げろって言うんだけど、燕燕は聞かない。

結局、二人は皇帝・耶律璟(やりつけい)の前に突き出される。韓徳譲は優勝者として刀を授かり、郎君軍のトップに任命された。問題は燕燕だ。そこに本物の参加者が現れて、燕燕が偽物だってことがバレてしまう。刺客だと疑われて、兵士に取り押さえられた。

親父さんと姉の胡輦(これん)、烏骨里が必死で命乞いをする。普通ならここで震え上がるところだ。でも燕燕は違った。堂々と立ち上がって、私はただ遼のために力を尽くしたかっただけだ!ってハッキリ言い放つんだ。この度胸には、あの暴君の皇帝も感心したみたいで、逆にお酒を賜るという予想外の結果になった。

この時、皇帝の弟の太平王(たいへいおう)・罨撒葛(えんさつかつ)が、姉の胡輦を助け起こすんだ。彼はどうやら胡輦に一目惚れしたみたいだな。

皇帝の疑心と、耐え忍ぶ者たち

この皇帝、とにかく疑り深い。自分の周りは敵だらけだと思い込んでる。その足で、病気で大会を休んでいた耶律賢(やりつけん) の屋敷に向かう。耶律賢は韓徳譲と密談中だったから、韓徳譲は慌てて隠れる。

皇帝は耶律賢の弟・只没(しぼつ)に、兄に毒薬を飲ませるよう命令するんだ。弟の手で兄に毒を盛らせるとか、性格が悪すぎる。耶律賢は黙ってその毒を飲み干した。それを見て皇帝は満足して帰っていく。この男、マジでヤバい。

その時、隠れていた韓徳譲が物音を立ててしまう。皇帝に気づかれそうになるけど、韓徳譲の親父さんがうまくごまかして、なんとか切り抜けた。

皇帝が去った後、韓徳譲は悔しがる。でも耶律賢は今は耐える時だと彼を諭すんだ。この二人が、これからどうやって逆襲していくのか。本当に見ものだよ。

第2話の感想:主役二人の関係が、もうたまらない!

いや、もう2話目にして、燕燕と韓徳譲の関係が最高すぎるんだよな。射柳大会での一騎打ちは、ライバルとしての二人の絆をしっかり見せてくれた。韓徳譲が卑怯な手で邪魔された燕燕を助けるシーン、ベタだけどやっぱりグッとくる。お互いに実力を認め合ってるからこその、あの緊張感と信頼感がたまらない。

燕燕はただのおてんば娘じゃない。皇帝の前でも物怖じしない度胸がある。韓徳譲も、ただ腕が立つだけじゃなく、冷静で思慮深い。この二人がこれからどうやって惹かれ合っていくのか、そして過酷な運命にどう立ち向かうのか。もう目が離せないよ。

つづく