今回の『燕雲台』第3話、マジで人間関係が動きまくってて、めちゃくちゃ面白かったんだ。政治のドロドロと、それぞれの恋模様が一気に進んだ回だった。
あらすじとネタバレ
さっそく、何が起こったか話していくぜ。
恋の矢印があちこちへ
まず、あの耶律喜隠(やりつきいん)にフラれたと思ったら、秒でターゲットを妹の烏骨里(うこつり)に変えやがった。あの男、甘い言葉をささやくのが本当にうまい。烏骨里はコロッといっちゃって、彼が用意してたイヤリングを受け取って、一緒にダンスまでしちまうんだ。見てるこっちはおいおい、そいつで大丈夫か?って感じだよな。
一方で、主役の二人、燕燕(えんえん)と韓徳譲(かんとくじょう)にも進展があった。燕燕が韓徳譲(かんとくじょう)に手合わせを挑んだんだ。その最中、なんとアクシデントでキスしちまうんだよ。倒れ込んだ拍子に唇が重なるとか、少女漫画かよ!ってツッコミ入れたくなったけど、まあ、いい。気まずくなって走り去る燕燕、可愛かったぜ。この一件で、二人の距離はグッと縮まった感じがするよな。
水面下の政治劇
恋愛だけじゃないのが、このドラマの面白いところ。耶律賢(やりつけん) が、ついに動いた。韓徳譲(かんとくじょう)の仲介で、燕燕たちの父親である重臣・蕭思温(しょう・しおん)と密会するんだ。耶律賢(やりつけん) は、漢の制度を取り入れて遼を強くしたいっていう熱い思いを語る。その覚悟を見た蕭思温(しょう・しおん)は、彼に協力することを決めた。これはデカい一歩だよ。
でも、この動きは太平王(たいへいおう)・罨撒葛(えんさつかつ)にバレてた。太平王(たいへいおう)が兵を率いて、耶律賢(やりつけん) がいる野営地に向かってくるんだ。絶体絶命のピンチ。ここで韓徳譲は、まず胡輦に太平王の足止めを頼む。
その頃、草原にいた燕燕が、韓徳譲と誰か(耶律賢)が追われてるのを見つけるんだ。彼女、本当に機転が利くよな。馬の群れを暴走させて追手の目をくらまし、二人を助けるんだ。その後、燕燕は弱ってる耶律賢を王の天幕まで送り届ける。もちろん、彼が皇族だなんて知らずにな。
太平王は結局、皇帝の天幕で耶律賢を見つける。問い詰めるけど、耶律賢はしらを切る。皇帝もその場は収めるけど、裏では太平王に耶律賢に怪しい動きがあったら、すぐに処分しろって命令を下す。いやー、怖い怖い。
それぞれの夜
このエピソードの最後は、三者三様の夜が描かれてた。
喜隠と烏骨里は、草原でキスをして愛を誓い合う。まあ、喜隠の腹の中は真っ黒だろうけどな。太平王は、長女の胡輦に贈り物をしようとするけど、彼女は興味なさげ。でも太平王は諦めず、自分の幸せも考えろって優しさを見せるんだ。そして、韓徳譲と燕燕。二人は草原に座って語り合う。燕燕が述律皇后みたいな、賢くてすごい人になりたいって夢を語るんだ。このシーン、すごく良かった。ただの恋愛脳じゃない、彼女の芯の強さが見えた瞬間だった。
今回のエピソード、ぶっちゃけどうだった?
いやー、濃い回だったな。政治の駆け引きと、三姉妹それぞれの恋が同時に、しかもスピーディーに進んでいくから、一瞬も目が離せなかった。特に、蕭家の三姉妹の性格の違いがハッキリ出てきたのが面白い。
長女の胡輦は、冷静で家族思い。妹たちのために自分を犠牲にしてる感じがして、ちょっと切ない。次女の烏骨里は、良くも悪くも純粋で、惚れっぽい。喜隠みたいな男に捕まって、先が思いやられるよ。そして三女の燕燕。彼女の行動力と機転は見ていて気持ちがいい。韓徳譲と耶律賢の両方を助ける活躍ぶりは、まさに主人公だったな。
韓徳譲と燕燕のハプニングキスは王道だけど、やっぱりドキドキした。でも、そこに耶律賢がどう絡んでくるのか。燕燕が彼を助けたことで、新しい運命の歯車が回り始めた感じがする。政治と恋、どっちも目が離せない展開になってきたぜ。
つづく