あらすじ(ネタバレあり)
犯人はお前か!
入札の情報漏洩。その犯人として、完全に疑われちゃったチョンホワン。もう最悪の状況だよね。上司のジーミンは、チョンホワンを本社に栄転させようとか考えてたみたいだけど、そんなこと彼女は知らない。チョンホワンからすれば、ジーミンも自分を疑ってる一人に見えちゃう。彼女は怒ってオフィスを飛び出しちゃうんだ。
ジーミンは、誰かがチョンホワンのPCを不正に使ったと気づいてる。すぐに監視カメラの映像を調べるように指示する。でも、チョンホワンは見つからない。心配になったジーミンは、チョンホワンの祖母のところまで探しに行くんだ。そこで孫を泣かせたのか!って一喝される。まあ、当然だよね。
一方、チョンホワンは諦めない。このまま罪を着せられて辞めるなんて絶対に嫌だ。彼女は自分で真犯人を探し始める。同僚に協力してもらって自分のメールを調べようとしたら、PCは証拠として押収済み。監視カメラのデータも封鎖されてる。完全に追い詰められた状況。
でも、ここでジーミンの部下、何東(ホー・ドン)から連絡が入る。監視カメラに、チョンホワンのPCを操作する怪しい人物が映ってたって。その映像を見たチョンホワンはすぐに気づく。犯人は、同僚の呉優(ウー・ヨウ)だった。
裏切りと新たな左遷先
チョンホワンは、ウー・ヨウを問い詰める。もちろん、会話は全部録音済み。ウー・ヨウは、別の同僚、朱宝翘(ジュー・バオチャオ)に買収されたと白状する。チョンホワンは、その証拠をジーミンに突きつける。
ウー・ヨウは泣いて許しを請う。上海で成功したかったって。チョンホワンだって、家は裕福じゃない。自分の力で家族を楽にさせたいって気持ちは同じだ。でも、彼女はウー・ヨウを許さない。きっぱりと警察に通報すべきですとジーミンに告げる。
一件落着。でも、チョンホワンの心は晴れない。彼女はジーミンの元を離れたいと、異動を願い出る。あなたから一番遠い場所へって。その結果、彼女が異動になったのは、ホテルマンションの管理部門。お客さんの雑用をこなす、いわばパシリみたいな仕事だ。
クレーマー対応とストーカー(?)上司
家に帰っても、両親に心配かけたくなくて、チョンホワンは無理に明るく振る舞う。そして、新しい部署での仕事が始まる。最初のミッションは、管理費を滞納している512号室の陳さんからの徴収。
この陳さんが、まあ強烈なクレーマーでさ。文句ばかり言って、管理費は払わない。それどころか、チョンホワンにミルクティーを1時間以内に買ってこいとか、無理難題を押し付けてくる。チョンホワンは、必死に走り回って、その要求を一つ一つこなしていく。もうヘトヘトだよ。
で、その一部始終を、ジーミンがじっと見てるんだ。
それだけじゃない。ジーミンはなんと、チョンホワンが担当するフロアに引っ越してくる。そして、住人としてチョンホワンにあれこれと仕事を言いつける。心配してるんだろうけど、やり方が不器用すぎる!
でも、チョンホワンはただのパシリで終わらない。同僚から陳さんの情報を集めて、彼女が好きそうなワインの試飲会を手配する。この逆境をどう乗り越えるか。チョンホワンの本当の戦いは、ここから始まるんだ。
感想
いやー、今回はきつかったな。チョンホワンが信じてた同僚に裏切られて、会社でのキャリアもめちゃくちゃにされて。普通なら心が折れるよ。でも、彼女は自分で立ち上がって、真実を突き止めようとする。その強さには本当に頭が下がる。泣き寝入りしない姿勢が、見ていて気持ちいい。
ジーミンの不器用な優しさも、だんだん見えてきたよね。チョンホワンを助けたいのに、やり方が裏目に出ちゃう。誤解されて、距離を置かれて。でも、心配でたまらないから、わざわざ近くに引っ越してくるって、どんだけだよ!ってツッコミたくなる。この二人のすれ違いが、もどかしくてたまらない。
新しい部署でのクレーマー対応は、社会の理不理尽さを象徴してるみたいだった。でも、この経験がチョンホワンをさらに成長させるんだろうな。ただ言われたことをやるんじゃなくて、相手を観察して、先回りして動く。このどん底からのスタートが、彼女の新しい道を開くんだと思うと、応援したくなるよ。
つづく