新しいホテルでの仕事にやりがいを見出し、着実に成果を上げていく麦承歓(マイ・チョンホワン)。その一方で、婚約者・辛家亮(シン・ジアリャン)との関係は、彼の家族の問題も絡んで悪化の一途をたどる。娘の異変に気づいた母・劉婉玉(リウ・ワンユー)は、事実を確かめるため、単身で辛家に乗り込んでしまう。そこで彼女が耳にした衝撃の事実と、目の当たりにした屈辱的な扱いは、チョンホワンに人生を左右する大きな決断を迫ることになる。
「承歓記（しょうかんき）～人生最高の出会い～」あらすじネタバレ11話
仕事は絶好調、でもプライベートはどん底
新しい職場で大奮闘
麦承歓(マイ・チョンホワン)、新しい職場でマジで頑張ってる。あのクレーマーの陳さん相手にも、めげずに対応し続けたんだ。しまいにはホテルのワイン試飲会に招待までする徹底ぶり。その熱意が伝わったのか、陳さんも心を動かされたみたい。滞納してた管理費を全部払ってくれた。その様子を見ていた上司の姚志明(ヤオ・ジーミン)も、ちょっと嬉しそうだったな。チョンホワンは他の住民からも信頼されるようになって、仕事は完全に波に乗ってきた。
家族に広がる不穏な空気
でも、家に帰れば空気は重い。チョンホワンの帰りが遅いことを、母の劉婉玉(リウ・ワンユー)がすごく心配してる。弟の麦承早(マイ・チョンザオ)は、姉が婚約者の辛家亮(シン・ジアリャン)のために我慢してるのが見てられない。もう別れろよって姉にストレートに言うんだ。でもチョンホワンは、自分の問題で弟のキャリアに傷をつけたくない。弟はジアリャンの義兄の法律事務所で働いてるからな。母のワンユーは、子供たちが何か隠してると感づいてる。チョンホワンとジアリャンが喧嘩でもしたのか。いてもたってもいられなくなったワンユーは、とんでもない行動に出る。ジアリャンの実家に直接乗り込むことを決めたんだ。
豪雨の中の決別
母親、敵陣に乗り込む
ワンユーはジアリャンの家に着くなり、衝撃の事実を知らされる。ジアリャンの母親は、チョンホワンが会社の情報をライバルに流したと決めつけてる。チョンホワンがジアリャンからもらったリベートを、ジーミンが告発したとまで言う始末。完全に濡れ衣だ。そこへジアリャンの姉、辛家麗(シン・ジアリー)が追い打ちをかける。なんと、チョンホワンに屈辱的な婚前契約書へサインさせようとしていたことを口走ったんだ。これにはワンユーもブチギレ。自分の娘がどれだけ酷い扱いを受けていたか、ここで初めて知った。
もう、我慢の限界
そこにチョンホワンが駆けつける。辛家麗(シン・ジアリー)はワンユーにまで暴言を吐き始めた。それを見たチョンホワンの何かが、プツンと切れた。彼女はジアリャンに向かって、きっぱりと言い放つ。自分は何も悪いことなんてしていない。あなたを愛していても、自分の親を侮辱されるのは絶対に許せない。私たち、別れましょうチョンホワンは母親の手を引いて、その場を去った。
雨が激しく降りしきる中、ジアリャンが追いかけてくる。彼は自分の辛さも訴える。チョンホワンのために家族と何度も戦ってきた、と。でも、チョンホワンの決意は固かった。もう疲れたのそう言って、彼女は完全に背を向けた。その一部始終を、車の中から父の麦来添(マイ・ライティエン)とジーミンが見ていた。
一人きりの再出発
チョンホワンは家に帰ると、自分の部屋に閉じこもってしまった。心配する家族をよそに、彼女は気丈に振る舞おうとする。洗濯洗剤を買いに行くだけと笑顔で家を出て、一人で黄浦江のほとりへ向かった。後を追ってきた弟に、自分のせいで仕事を辞めたりしないで、と釘を刺す。強いよ、彼女は。翌日、会社でボーっとしてて転んでしまう。ジーミンが心配そうに見てるけど、声をかけられない。でも、仕事の成果は上司からしっかり評価された。同僚に別れたんだって？と慰められた時、チョンホワンの心は、やっぱりズキズキと痛んでいた。
第11話の感想
いやー、ついに別れたな！正直、見てるこっちもスッキリしたよ。ジアリャン本人は悪いやつじゃないんだ。でも、あの母親と姉はヤバすぎる。あんな家族と親戚になるなんて、地獄でしかないだろ。チョンホワンが母親を侮辱されて、ブチギレて別れを告げたシーンは最高だった。よく言った！って思ったね。雨の中の別れのシーンは切なかったけど、これで良かったんだよ。彼女はもっと幸せになるべきだ。仕事も絶好調だし、これからは自分のために生きられる。そして、ずっと見守ってきたジーミンの出番も近いんじゃないか？遠くから見てないで、さっさと助けてやれよ！って思うけどな。まあ、彼のタイミングがあるんだろう。とにかく、チョンホワンの新しい人生がここから始まる。
つづく
