あらすじとネタバレ

2010年:新たな容疑者と黒幕の影

まず驚いたのが、王莉(ワン・リー)だよな。彼女、ただの目撃者じゃなかった。陸行知(ルー・シンジー)の推理通り、現場で望遠鏡を使って鉛筆を見つけてたんだ。遲永(チー・ヨン)を操って、警察に捕まってる彼に情報を流すために一芝居打ってたわけだ。しかも彼女の家の近くから、あの41サイズのサンタの靴が見つかった。これで証拠は揃った。彼女も共犯者だったってことだ。

でも、話はそこで終わらない。陸行知(ルー・シンジー)は、もっとデカい魚を狙ってた。それが曲振祥(チュー・ジェンシアン)っていう大物実業家だ。13年前の捜査じゃ、別の事件のせいで見過ごされてたらしい。

陸行知(ルー・シンジー)は師匠の衛崢峵(ウェイ・ジョンロン)と一緒に、曲振祥(チュー・ジェンシアン)の会社に乗り込む。でも、相手は一枚も二枚も上手。どんな質問にもツルっとかわして、全くスキを見せない。杜梅(ドゥー・メイ)のこと聞いても、南大の先生と恋仲で、その人は海外に行ったとか言うし、郭勝利(グオ・ションリー)が杜梅の子を自分の子だと思い込んでるだろう、なんてことまで匂わせる。陸行知が似顔絵を見せても、知らないねの一点張り。こいつ、絶対何か隠してる顔してるよな。

だけど、ここで終わらないのがこの師弟コンビだ。会社の駐車場で、師匠の衛崢峵(ウェイ・ジョンロン)がとんでもないことを思い出す。会社の壁に飾ってあった写真に、似顔絵の女が写ってたって言うんだ!彼女の名前は唐玲(タン・リン)。2003年にオーストラリアのメルボルンにいた人物らしい。さすが師匠、観察眼が鋭すぎる!

でも、やっと見つけた手がかりなのに、すぐに悪いニュースが飛び込んでくる。唐玲は2006年にオーストラリアで溺死してたんだ。なんだよそれ!って感じだよな。

1997年:安寧の心の傷と停滞する捜査

一方、13年前の1997年。こっちも色々動きがあった。

陸行知の養女になる安寧(アンニン)が、幼稚園でトラブルを起こす。 いちごの人形をこれは私の!って言って聞かなくて、他の子を殴っちゃうんだ。この人形、絶対何か重要なアイテムだよな。陸行知も妻の楊漫(ヤン・マン)に言われて、杜梅事件の物証にいちごの人形がなかったか調べ始める。

そんな中、楊漫(ヤン・マン)の両親がやってきて、安寧を養子にすることに大反対。しかも、その話を安寧本人が聞いちゃうんだ。タイミングが悪すぎるだろ…。可哀想に。

安寧もただの子じゃない。友達のパソコンを借りて、なんと警察の内部情報にアクセスしようとしてた。自分が養子だってことも友達に打ち明ける。この子、一体何を知ってるんだろうな。

当時の捜査は完全に手詰まり状態。衛崢峵(ウェイ・ジョンロン)もイライラが募って、現場から蚊一匹でも証拠として持ち帰れって陸行知に当たり散らす始末。犯行現場も取り壊されることになって、いよいよ追い詰められていく。

感想:バラバラのピースが繋がり始めた!

いやー、今回はマジで濃かったな。2010年のパートでは、王莉がただの目撃者じゃなかったことが判明して、さらに曲振祥(チュー・ジェンシアン)っていう大物の存在が浮かび上がってきた。衛崢峵のファインプレーで唐玲っていう新しい名前も出てきたけど、すでに亡くなってるっていうのがまた謎を深めるよな。過去と現在の点が、少しずつ線で結ばれ始めた感じがして、見ててゾクゾクしたぜ。

1997年のパートも目が離せない。安寧が執着するいちごの人形。これが絶対、今後のキーアイテムになるはずだ。彼女が抱える心の闇と、事件の真相がどう絡んでくるのか。彼女が警察のデータベースにアクセスしようとするあたり、普通の子じゃないのは確かだ。過去の捜査が行き詰まる中で、現代の陸行知たちがどうやって真相にたどり着くのか。二つの時代が交錯する構成が、本当にうまいよな。

つづく