いやー、今回の4話、マジで情報量が多くて頭がパンクしそうだったよ。でも、物語が大きく動いた回だったから、君にも早く話したくてさ。さっそく振り返っていこうか。
あらすじ:倒れたミー・ランとジーホンの約束
まず冒頭、いきなりミー・ランが屋敷で倒れちゃうんだ。高熱を出してて、もうぐったり。それを聞きつけたジーホンとウェイリエンが、文字通りすっ飛んで助けに来る。この二人の行動力、半端ないよね。
すぐに病院に運ばれるミー・ラン。一方で、あのひどい母親は何をしてたかというと、腹いせに使用人を殴ってたんだ。そしたら足を滑らせて、自分が階段から転げ落ちるっていう。なんというか、自業自得としか言えないよな。彼女も同じ病院に運ばれることになる。
病院で目を覚ましたミー・ランは、そばにいるジーホンの声を聞いてすごく安心する。ここで、彼女が髪を短く切った理由がわかるんだ。母親に殴られる時、いつも髪を掴まれていたから、それが嫌で自分で切ったんだって。これにはジーホンも心を痛めてた。
そして、ジーホンがミー・ランに一つの印章を渡すんだ。そこには諾という一文字が刻まれてる。一諾千金、つまり固い約束を意味する言葉だ。これからは、君が必要な時には必ず現れる、って。もう、少女漫画のヒーローかよ。かっこよすぎる。
ジーホンは病院の血の匂いで吸血衝動が抑えきれなくなりそうになるけど、必死に耐える。彼の苦しみも垣間見えるシーンだった。
その頃、ジンシュエは怪我をしたリー・インリアンの見舞いに来てた。彼女、インリアンが危ない仕事から足を洗って、ずっと自分のそばにいてほしいって願ってるんだよね。インリアンの方は、毎日来るジンシュエがちょっとうっとうしいみたいで、さっさと退院して部下の家に行っちゃうんだけど。この二人の関係も、なかなか複雑だ。
ネタバレ:弟との再会、そして新たな謎
ここからが本番。物語の核心に一気に迫っていくよ。
ジーホンは友人から、とんでもない占い師がいるって話を聞く。弟の行方を探すため、わらにもすがる思いでその人物に会いに行くんだ。
その占い師墨先生は、ジーホンが来るのを待っていたかのように迎える。そして、ジーホンが100年以上も生きていることを見抜くんだ。もうこの時点で普通じゃない。墨先生は、ジーホンの叔母・衛秋が外三家の一人だったこと、そして血珀石という不思議な石を手に入れてから超人的な力を得たことを語り始める。
どうやらジーホンは厳密には病人で、その血珀石が治療の鍵になるかもしれないらしい。さらに幻念石を持つ沐家っていう一族の話も出てくる。彼らは30歳まで生きられない呪いにかかっていて、石の力を求めて衛秋と争った過去があるとか。もう謎が謎を呼ぶ展開。
墨先生はジーホンにお茶を飲ませる。するとジーホンは叔母の幻を見るんだ。気がつくと墨先生は消えていて、そこには一羽の金色の鳥と手紙だけが残されてた。
さて、ジーホンは弟の沈之謙(シェン・ジーチェン)をおびき出すために、大胆な作戦に出る。新聞に野獣が再び現れ、人を襲い血を吸ったっていう偽の情報を流させるんだ。
その夜、案の定、死体安置所に仮面の男が現れる。そこにはジーホンが待ち伏せしてた。ついに兄弟が対決する。二人の力は完全に互角で、激しい戦いの末、仮面の男は逃げてしまう。
ジーホンは、あれが弟の沈之謙(シェン・ジーチェン)だと確信してた。彼が怒っていたのは、復讐を果たせなかったからじゃない。この世でたった一人の肉親である弟が、自分のことを知らないフリをしたからだ。その怒りと悲しみが、見ていてすごく切なかった。
感想:一気に動き出した物語とジーホンの苦悩
いやあ、今回は本当に濃い回だった。ミー・ランを優しく看病する甘いジーホンと、弟に拒絶されて怒りを爆発させるジーホン。このギャップがたまらない。完璧に見える彼が、弟のことになると感情をむき出しにする。ああいう人間臭い部分に、こっちはグッとくるんだよね。墨先生の登場で、一気にファンタジー要素が強くなって、物語の世界観がぐっと広がった感じ。血珀石とか外三家とか、新しいキーワードが一気に出てきて、こっちの頭も整理が追いつかない。でも、この謎だらけな感じが、中国ドラマの面白いところだよな。これからジーホンがどうやって自分の過去や病と向き合っていくのか、そして弟との関係はどうなるのか。目が離せないよ。
つづく