あらすじとネタバレ
若問(じゃくもん)、まさかの料理人に変身
いやー、今回の若問(じゃくもん)はマジでやりたい放題だったな。
まず、王府にいる真渠幼佳(しんきょ・ようか)の話からしようか。彼女、皇北霜(こう・ほくそう)に皇后の座を奪われるんじゃないかって、かなり焦ってる。料理対決で負けたくない一心で、実家のお父さんに手紙を書いて助っ人を頼んだんだ。腕利きの料理人をよこしてくれってことらしい。
その動きを、若問が利用するんだよ。あいつ、皇北霜(こう・ほくそう)に会いたくて仕方ないんだけど、王府の警備がガチガチで入れない。どうするかって見てたら、真渠幼佳(しんきょ・ようか)が呼んだ料理人を迎えに行く下男を見つけた。で、その下男をサクッと気絶させて、自分が料理人になりすましちゃう。その発想はなかったわ。
王府に潜入した若問は、さっそく真渠幼佳とご対面。彼女は一人で来たの?なんて文句を言ってたけど、若問が見せた包丁さばきに一瞬で黙る。その腕前は本物だったみたいで、素直にすごいって褒めてた。まあ、若問の目的は料理じゃないんだけどな。
すれ違う皇北霜と霍擎雲(かく・けいうん)
一方で、こっちのカップルは雲行きが怪しい。皇北霜は、霍擎雲(かく・けいうん)がここ数日、自分を避けてる気がしてイライラしてる。
そんな中、皇北霜は料理対決のレシピを探しに蔵書閣へ行く。そしたら、そこに霍擎雲もいたんだ。気まずい雰囲気になったところに、那戦(なせん)と呉将軍までやって来る。二人は慌てて隠れた。
那戦(なせん)たちの会話から、容老(ようろう)っていう人物が捕まってることがわかる。呉将軍は拷問しようぜって言うけど、那戦はそれを許可しない。それどころか、那戦は蔵書閣の隠し扉を開けて、秘密の部屋に入っていった。その瞬間を、隠れていた霍擎雲がしっかり目撃する。
その後、若問は真渠幼佳の命令を無視して皇北霜のところへ直行。俺とここから出ようって、また強引に迫る。皇北霜もまんざらじゃないのか、どうなのか。
霍擎雲は、皇北霜に若問から離れろって忠告する。でも、皇北霜は彼の態度が気に入らないから、わざと心をえぐるようなキツイ言葉を浴びせるんだ。霍擎雲は何も言えず、悔しそうに拳を握りしめて去っていく。見てるこっちが切なくなるよ、ほんと。
蔵書閣の秘密と救出作戦
夜になった。霍擎雲は行動を起こす。覆面で顔を隠して、再び蔵書閣へ忍び込む。昼間に見た隠し部屋に、容老(ようろう)が囚われていると確信したんだ。彼の後を、なんと若問もこっそりつけてきていた。
霍擎雲は隠し部屋にたどり着き、合言葉を使って容老と接触する。容老は霍擎雲の顔を見て、感情が爆発。もう死んでも悔いはないって涙ながらに言うんだ。二人の間には、俺たちがまだ知らない深いつながりがあるみたいだ。
霍擎雲が容老を連れて脱出しようとした、その瞬間。呉将軍の兵士たちが現れて、二人を蔵書閣で完全に取り囲んだ。絶体絶命のピンチ。隠れてこの様子を見ていた若問は、一体どうするつもりなんだろうな。
第11話の感想
今回はマジで情報量が多かった。若問の潜入劇には笑ったよ。料理人になりすますって、どんな手を使っても皇北霜に会おうとする執念がすごい。しかも、ちゃんと料理の腕も立つっていうのが面白い。一方で、皇北霜と霍擎雲の関係は見ていて本当にもどかしい。お互い本心を隠して、意地を張り合ってる。霍擎雲の忠告を皇北霜が突っぱねるシーンは、彼女の頑固さがよく出てた。でも、それが後で絶対後悔するフラグにしか見えないんだよな。最後の蔵書閣での包囲網は、ハラハラした。霍擎雲、大ピンチじゃん。でも、若問もその場にいる。もしかしたら、敵同士の二人が協力する展開もあるかもしれない。そう思うと、次が気になって仕方ない。
つづく


