あらすじとネタバレ

幽霊じゃなかった!文宇との再会

月令(ユエリン)の前に、死んだはずの周時予(ジョウ・シーユー)が現れる。てっきり幽霊だと思った月令(ユエリン)は、めちゃくちゃビビる。でも、ふと地面を見ると、彼にはちゃんと影があった。まさかと思って、思い切って指に触れてみる。温かい。胸に耳を当てると、心臓の音が聞こえた。生きてるじゃん!月令は、彼が自分をからかっていただけだと気づく。

周時予(ジョウ・シーユー)はまだ自分の正体を明かさない。北王(ほくさく)が大金を出して名医を呼び、助けてくれたんだ、と説明する。月令は北王のことが大嫌い。前に北王府で美人院なるものを見てしまった。だから北王はただのスケベだと思ってる。おまけに謀反まで企んでるって信じ込んでる。周時予(ジョウ・シーユー)が物事は見た目だけじゃ分からないと言っても、月令は聞く耳を持たない。

まさかの同居生活?北王府への引っ越し

周時予は月令について公主府へ行く。そこで、彼がわざと丞相に流した謀反の証拠である帳簿を、月令が持っているのを見つける。これはマズい。周時予は、公主府はもう安全じゃないと判断する。月令と弟の星熠(シンイー)に、命を守るために北王府へ引っ越すように言った。彼はもう二人の本当の身分を知っている。だからこそ、二人に何かあったらと心配でたまらないんだ。

月令はすごく迷う。でも、あの帳簿が自分の手にある。これがあれば北王もむちゃはできないだろう、と考える。逃げられないなら、とりあえず北王府に入ってチャンスを待つしかない。月令はそう決心した。

酔った月令が大胆に…

北王府での生活が始まった。周時予は月令のために、北院の建物を丸ごと用意してくれた。部屋の内装は、月令の故郷である東瑜(とうゆ)のスタイル。ちょっとホームシックになる月令。周時予は、以前月令が言っていたことを思い出す。侍女の阿月(アユエ)が文宇(ブンウ)を好きだ、という話。彼が生きていて、月令が安心したように抱きついてきた姿。彼女の気持ちは隠しきれていなかった。周時予も、自分の月令への気持ちに気づいている。ただ、まだ正体を明かす時じゃないんだ。

周時予は文宇として月令の執事になった。侍女や料理人もつけてくれて、北王府での暮らしは思ったより快適。月令は引っ越し祝いに宴会を開こうと提案する。その夜、月令はすっかり酔っ払ってしまった。周時予に兄弟!なんて言って絡み、北院はもう大騒ぎ。見かねた周時予は、酔いつぶれた月令をひょいと抱きかかえて部屋まで運ぶ。月令は彼の顔を見つめながら、何度も文宇と名前を呼ぶ。アルコールのせいか、恋心が抑えきれない。そのまま、夢の中で文宇と夫婦になり、二人が睦み合う光景を見ていた。

北王府に集まるクセ者たち

平穏な日々は続かない。北朔(ほくさく)が北王府に帰ってきた。彼女は周時予のところへ行くと未来のお義姉さまに会いたいと言う。その頃、弟の星熠は、殺し屋だと疑っている蘇念(スー・ニエン)の正体を暴こうとしていた。でも、彼女はか弱く舞うだけで、とても殺し屋には見えない。星熠は自分の判断が間違っていたのかと悩み始める。

さらに、太妃がよこした董(ドン)ばあやが、月令に北朔の礼儀作法を教えようとする。自由な東瑜で育った月令に、そんな堅苦しい作法は耐えられない。高洛伊(ガオ・ルオイー)が東瑜の人は行儀が悪いとバカにしてくる。月令はきっぱりと言い返し、高洛伊(ガオ・ルオイー)を黙らせた。周時予はそんな月令を見て、太妃に頼み込み、作法の稽古を中止させてしまう。一方で、殺し屋組織柔風門も動き出す。月令が門主の大事な帳簿を盗んだ。仲間と協力して取り戻せ、という指令が蘇念(スー・ニエン)のもとに届く。

第5話の感想

いやー、今回の5話、最高に面白かったよ。まず、文宇が生きてて本当に良かった!でも、その正体が月令の毛嫌いしてる北王本人だっていう展開、たまらないよね。月令が北王のことスケベで謀反人って信じ込んでるのが、もうおかしくて。君の目の前にいるその男が、張本人なんだよ!って教えてあげたい。

一番の見どころは、やっぱり酔っぱらった月令だね。周時予に兄弟!とか言って絡むシーン、めちゃくちゃ笑った。からの、お姫様抱っこで部屋まで運ばれるっていう王道展開。分かってる、分かってるけど、これがいいんだよ!そして極めつけは、夢の中でのラブラブシーン。現実ではすれ違ってるからこそ、夢の中の幸せな二人が切なくてさ。早く本当のこと言ってやれよ、北王!って、テレビにツッコミ入れたの、俺だけじゃないはず。

新しいキャラもどんどん出てきて、話が複雑になってきた。高飛車な郡主とか、弟が追いかけてる謎の踊り子とか。殺し屋組織も本格的に動き出したし、ラブコメだけじゃなくてサスペンス要素も強まってきた感じ。このごちゃ混ぜ感が、このドラマの魅力だよね。

つづく