いやー、今回も色々動きまくったね。綺羅の頭の良さと、周りの男たちの思惑がぐちゃぐちゃに絡み合って、見てるこっちもハラハラしっぱなしだったよ。
あらすじとネタバレ
じゃ、さっそく今回の話を振り返っていこうか。
玄烈(げんれつ)、和平を訴える
まず玄烈(げんれつ)の話から。彼は王様と太后のところへ行ったんだ。もう戦争はやめよう、民が苦しんでるって説得するためにね。でも王様は聞く耳持たない。お前が軍を率いて戦えの一点張り。
ここで太后が割って入る。太后は、敵である焱南(えんなん)が新しい武器を手に入れたこと知ってた。百工の技術者が亡くなったことも。だから、もう勝ち目は薄いって冷静に見てるんだよね。玄烈も出兵を断固拒否するし。太后が今は和平を結ぶのが一番賢い選択ですって王様を説得して、王様もやっと折れた。玄烈の民を思う気持ちは本物だよ。
綺羅の機転と王のヤバい企み
その頃、綺羅も王様に会ってた。彼女、王様が本当は戦争好きじゃないことを見抜いてる。民のことを考えてるって。だから今、こっちが有利なうちに和平を結ぶのがベストですよって進言するんだ。
王様は綺羅の賢さに感心する。でも、ここからがヤバい。この子、賢いな。手元に置いておきたいって考え始める。で、思いついたのが綺羅を王世子に嫁がせること。いやいや、無茶苦茶だろ!
綺羅もさすがに真っ向からは断れない。そこで彼女は一つの条件を出す。女性の姿で、自分で作った婚礼衣装を着て、盛大に嫁がせてほしいって。これは時間稼ぎだね。王様はあっさりOKしちゃう。綺羅の狙いにも気づかずに。
解放された君家と新たな火種
綺羅の活躍で、捕まってた君家の人たちは解放された。みんなで再会を喜ぶんだけど、ここでまた問題が起きる。
妹の君繡捆(くん・しゅうこん)の旦那が訪ねてくるんだ。彼は、綺羅の兄・君非凡(くんひはん)と聞いて、君家の将来を心配してる。まあ、気持ちは分かる。でも綺羅は彼に家のことより、科挙の勉強に集中しなさいって言うんだ。そしたら旦那がブチギレ。俺たちを馬鹿にしてるのか!って。君家に見下されたと感じて、怒って帰っちゃった。繡捆が慌てて追いかけるけど、家族内の亀裂がまた一つ増えた感じだね。
それぞれの焱南行き
和平交渉のために、王様は賀機遥(が・きよう)を使者として焱南に送る。すると、おてんば姫の玄青蔻(せいこう)がこっそり後をつけちゃう。王様も呆れつつ、賀機遥に姫の面倒を見るよう命じるしかない。
そして玄烈。彼は手紙を一つ残して、たった一人で焱南に向かった。綺羅に会うためだろうね。彼のまっすぐな行動には、ぐっとくるものがあるよ。
綺羅の再起と衝撃の事実
綺羅は商売を立て直すために、自分たちの店を回る。でも、叔父さん一家(二房)が先に手を回してた。店はどこも非協力的。
綺羅は叔父さんの家に直接乗り込む。叔父さんは女が家を仕切るなんておかしい。君家は俺たちがやるべきだって得意げに言う。その時、綺羅は叔父さんの家で、ある物を見つける。それは邵祁民(しょうきみん)の物だった。
ここで邵祁民(しょうきみん)がすべてを白状する。彼の正体は、王様が君家を監視するために送り込んだ密偵だった。子供の頃から君家にいて、でも君家の人たちが優しかったから、本当の家族みたいに思ってたって。綺羅は、実は薄々気づいてた。王様が君家のことを知りすぎてるから、誰かスパイがいるんじゃないかって。ずっと味方だと思ってた人がスパイだったなんて、ショックだよな。
話はこれで終わらない。邵祁民(しょうきみん)は王様に報告に戻る。王世子と妃は仲が良いから、綺羅様が嫁いでも意味がありません。それより俺が綺羅様と結婚します。そうすれば彼女を焱南に留めておけますって提案するんだ。そしたら王様、なんとそれを許可する。もう何でもアリかよ!
その頃、綺羅は妹たちと新しい店を探してた。街の外れに良い場所を見つけて、再起を誓う。そこに、焱南に着いた玄烈がいた。彼は綺羅らしき人影を見つけて追いかけるけど、見失ってしまう。ああ、またすれ違い。本当にじれったい!
この回の感想
綺羅の頭の回転の速さには毎回驚かされるけど、今回は特にすごかったな。王様の無理難題を逆手にとって自分のペースに持ち込むあたり、さすがだよ。一方で、邵祁民の正体にはびっくりした。ずっとそばにいた味方だと思ってたのに、まさか王の密偵だったなんて。でも、彼なりに君家を想う気持ちも本物っぽいのがまた複雑なんだよな。王様も王様で、綺羅を手に入れるためなら手段を選ばない感じが怖い。玄烈が一人で焱南に向かったけど、これからどうなっちゃうんだろ。すれ違いが多くて、もどかしい回だった。
つづく


