崖から身を投げた君綺羅(くんきら)。その死の知らせは、北境の五部族を束ねる玄烈(げんれつ)を深い絶望に突き落とす。王は二人の婚礼の延期を決定し、玄烈は悲しみに打ちひしがれる。そんな中、綺羅に仕えていた冬銀(とうぎん)が捕らえられ、彼女から預かったという一通の手紙を玄烈に渡す。一方、玄烈に想いを寄せる孫昭敏(そんしょうびん)は、彼の心を思いやり、ある大きな決断を下す。愛する人を失った玄烈は、その悲しみを振り払うかのように、国の安寧のため自ら危険な国境へと向かう。それぞれの想いが交錯し、物語は誰もが予想しなかった局面へと動き出す。
「相思令(そうしれい)~君綺羅と玄烈~」あらすじネタバレ21話
第21話:崖からの生還、そして新たな決意
いやー、今回も息つく暇がなかったよな。綺羅が崖から飛び降りて、玄烈(げんれつ)が絶望するっていう最悪の展開から始まった。もう見てるこっちの心臓が持たないって。
玄烈(げんれつ)の絶望と冬銀(とうぎん)の解放
王様は玄烈が倒れたのを見て、さすがに婚礼は延期にした。医者は疲れて気絶しただけって言うけど、原因はそれだけじゃないよな。完全に心が壊れちゃってるんだ。
案の定、玄烈は目を覚ました途端、綺羅のことばかり考えて悲しみに沈んでる。そこに妹の玄青蔻(せいこう)が兄上だけが頼りなの!って泣きついてくる。でも王様が綺羅は死んだって冷たく言い放つんだ。玄青蔻(せいこう)はショックで固まっちゃう。この兄妹、見ててつらすぎる。
一方、綺羅の侍女だった冬銀(とうぎん)が捕まって、玄烈の前に連れてこられた。冬銀も綺羅が死んだと聞いて真っ青になってる。彼は綺羅様が出ていきたいと言うから同意しただけだ。死ぬなんて知らなかったって必死に訴える。
そして、綺羅から預かっていた手紙を玄烈に渡した。手紙には冬銀を許してあげて。私たちはもう会わないって書いてある。玄烈は震える手でそれを読んで、結局、冬銀を解放するんだ。こうしないと、あの世で綺羅に会えないってつぶやいてさ。もう、彼の気持ちを考えると胸が張り裂けそうだよ。
その頃、孫昭敏(そんしょうびん)がすごい決断をする。王宮に行って玄烈様の奥様は綺羅様だけです。私は身を引きますって宣言した。自分の部族のトップの証まで差し出して、王への忠誠を誓う。彼女もつらい立場なのに、潔くてかっこいいよな。
生きていた綺羅、衝撃の事実
場面は変わって、崖の下。やっぱり綺羅は生きてた!邵祁民(しょうきみん)が助けてくれたんだ。これはちょっと予想してたけど、次の展開はさすがに驚いた。
医者が綺羅を診察したら、なんと妊娠一ヶ月以上だって言うんだよ。マジか!って声出たね。邵祁民(しょうきみん)もびっくりしてる。壮絶な状況の中で、新しい命が宿ってたなんて。
目を覚ました綺羅は、もう男装の君非凡(くんひはん)として生きるのをやめる。これからは君綺羅(くんきら)として、自分の力で道を切り開いていくと決意する。この強さ、本当にすごい。
王との対峙、明かされる真実
決意を固めた綺羅は、なんと王宮に乗り込む。そして王様にすべてを打ち明けるんだ。私はずっとあなたの味方でした。悪役を演じたのは、玄鉄晶石を手に入れるためですって。
さらに私のせいで死んだことになった家族を、どうか手厚く葬ってくださいと頼む。すると王様がとんでもないことを言い出した。君の家族は殺していない。君をおびき出すための芝居だったって。
えええ!だよな。王様、とんでもない策士だ。綺羅は牢屋で家族と再会。みんな生きてて本当に良かった。まあ、叔父さん一家は相変わらず嫌な感じだったけど。
物語の最後は、玄烈と王様の対立で終わる。綺羅を失った玄烈は、悲しみを抱えたまま国境の問題を解決しに行く。王様はこれを機に敵国の焱南を攻めたい。でも玄烈は戦争じゃなくて貿易で解決すべきだと真っ向から反対する。二人の意見は完全に食い違ってる。これからどうなっちゃうんだよ。
感想
いや、今回は情報量が多すぎて頭がパンクしそうだった。綺羅が生きてたのは嬉しいサプライズだったけど、まさか妊娠してるとは。この事実が、これからの玄烈との関係にどう影響するのか。考えただけでドキドキする。玄烈が可哀想すぎて、本当に見てられないよ。愛する人が死んだと思って絶望して、ボロボロの体で国のために戦いに行ってるんだぜ。その裏で綺羅が生きてて、しかも自分との子を宿してるなんて、彼はまだ知らない。このすれ違い、あまりにも残酷だ。
王様の策略もすごかったな。家族が実は生きてたっていうのは、綺羅にとっても視聴者にとっても救いだった。でも、そこまでしないと綺羅の本心を引き出せなかったのかと思うと、王様の疑り深さも相当なもんだ。最後の玄烈との意見の対立も、今後の大きな火種になりそう。愛と策略と政治がぐちゃぐちゃに絡み合って、一瞬も目が離せない回だった。
つづく


