家の鍵を忘れたシーファンは、スーイエの家で一夜を過ごすことになる。この出来事をきっかけに、二人の関係は急速に深まっていく。翌日、二人は一緒に買い物を楽しむが、偶然シーファンの両親に遭遇し、お泊まりが発覚してしまう。
一方、医学院ではリー・ジエたちの卒業論文答弁会が開かれる。研修医たちの門出が描かれる中、ある学生の恋にも一つの決着がつく。
その後、沈家で開かれた食事会で、ユー先生がシーファンの母親の健康状態に気づき、場に不穏な空気が流れる。恋の進展という大きな喜びと、新たな心配の種が同時に描かれる、見逃せないエピソード。
「素敵な恋の咲かせかた」あらすじネタバレ24話
ついに一線越えちゃった?
物語はシーファンが家の鍵を忘れるところから始まるんだ。よくある展開だよね。それで、とりあえずスーイエの家で待たせてもらうことに。
シーファンは友達のシャンヤーに合鍵を持ってきてって頼む。でもこのシャンヤーがなかなかの策士でさ。そのまま泊まっちゃいなよってシーファンをそそのかすんだ。その気になったシーファンはシャンヤーも鍵持ってないみたいなんて可愛い嘘をつく。もう、泊まる気満々じゃん。
で、シャワーを借りて、スーイエのパジャマを着るわけ。ぶかぶかのパジャマ姿のシーファン、絶対可愛かっただろうな。髪を乾かしてあげるスーイエ。もう雰囲気は最高潮。そりゃあ、もう、ねえ。二人はついに結ばれた。うん、そういうこと。長かったけど、本当によかった。
お泊まりからの両親バレ
翌朝、二人は一緒に生活用品を買いに出かける。シャンプーとかスキンケア用品とか。スーイエがシーファンのために色々選んであげるんだ。完全に彼氏ムーブ全開。シーファンが選んだパジャマが、一番シンプルで着心地のいいやつだったのも彼女らしくて良い。
問題は帰り道。なんと、シーファンの両親にばったり会ってしまうんだ。気まずい空気の中、スーイエがうっかり口を滑らせる。昨夜はうちに泊まって…って。あーあ、言っちゃった。
でも、ここからが面白い。両親は怒るどころか、ニヤニヤしながらスーイエを夕食に招待する。家に帰ってみると、なんと玄関の鍵が暗証番号式に変わってる。これ、もういつでも娘に会いに来いよっていう親からのメッセージだよね。この両親、最高すぎる。
それぞれの門出と、不穏な影
場面は変わって、医学院。リー・ジエたちの卒業論文の答弁会が開かれる。シーファンにコーディネートしてもらった服でビシッと決めたスーイエは、女子学生たちの注目の的。そりゃそうだ。
答弁会は無事に終了。ファン・カーシンは、ちゃんとスーイエに感謝と別れを告げる。彼女なりのケジメだね。えらいよ。その直後、スーイエに背中を押されたリー・ジエが、ファン・カーシンに告白。結果は残念ながらいい人で終わっちゃったけど、勇気を出したリー・ジエはかっこよかった。すぐにスーイエに泣きついてたけど。師弟のこの関係、本当に好きだな。
その夜、沈家で再び食事会が開かれる。今度はユー先生も一緒だ。楽しい食卓だったんだけど、最後にちょっと不穏な空気が流れる。ユー先生が、漢方薬を飲んでいるシーファンのお母さんの脈を診るんだ。その時の彼の表情が、すごく険しかった。
結局、ユー先生はその場では何も言わなかった。ただ、定期検診に行くように勧めただけ。でも、あの顔は絶対何かある。幸せなムードの中に、急に差し込まれた影。これがどう影響してくるんだろう。
物語の最後は、ホテルに辞表を出したシーファンを、スーイエがバス停で待っているシーン。手をつないで帰る二人の姿は、本当に幸せそうだった。やっと二人の穏やかな日常が始まったんだなって思ったよ。
今回の感想、ぶっちゃけると…
今回はもう、お腹いっぱい。シーファンとスーイエがついに結ばれて、こっちまで幸せな気分になったよ。鍵を忘れたところからのお泊まり、からの両親公認っていう流れは、王道だけどやっぱり最高だね。スーイエが完全に彼氏としてシーファンをエスコートする姿には、ニヤニヤが止まらなかった。
一方で、リー・ジエの失恋も描かれていて、青春のほろ苦さを感じたな。彼の成長物語としても見ごたえがあった。スーイエが師として彼を励ますシーンも良かった。
ただ、手放しで喜べないのが、シーファンのお母さんの健康問題。ユー先生のあの深刻な表情は、今後の波乱を予感させる。幸せの絶頂にいる二人に、また試練が訪れるのかもしれない。このドラマ、甘いだけじゃ終わらせてくれないんだよな。シーファンも仕事を辞める決心をしたし、二人の新しい生活が始まる直前に、この不穏な影。本当に脚本がうまいと思う。
つづく

