漢方薬の苦さにうんざりするシーファン。そんな彼女に、漢方医のスーイエは彼らしい独特の優しさを見せ、二人の距離は少しずつ縮まっていく。そんな中、スーイエの前に有名な外科医である父親が現れ、彼の複雑な家庭環境が垣間見える。一方、ひょんなことからスーイエのイケメンぶりが地域で話題になり、彼の職場は娘の結婚相手を探す母親たちで大混乱。まるでお見合い会場と化した職場を前に、困り果てたスーイエを救うため、シーファンがある作戦を提案する。
「素敵な恋の咲かせかた」あらすじネタバレ4話
深夜のSNSから始まる、ちょっとした進展
夜中にさ、シーファンが薬草園で撮った写真をSNSにアップしたんだ。そしたら、それを見つけたスーイエから速攻で連絡が来る。こんな夜更かしして、何でまだ寝ないの?って。まるで先生が生徒を叱るみたいだよね。
シーファンはスーイエに処方された新しい漢方薬を飲んだところだった。これがまあ、めちゃくちゃ苦い。思わず顔が梅干しみたいになっちゃう。あまりの苦さに、ネットで薬の成分を調べ始める始末。
スーイエとのメッセージのやり取りは、まるで小学生のケンカみたい。でも、そのやり取りの中に、ほんのり甘い空気が流れてるんだよな。この二人の距離感がたまらない。
コンビニでの小さな優しさ
翌日の夕方、シーファンが薬を飲んでるところをスーイエが発見。そのまま二人で近所のコンビニに行くことになる。そこでシーファンは、スーイエが買った飲み物を見て、元カレのことを思い出しちゃう。ちょっと切ない瞬間だ。
でも、スーイエはちゃんと見てる。シーファンが薬を飲む時に苦そうな顔をしてたのを覚えてたんだ。彼は彼女のためにミント味の飴を一袋買ってあげる。この飴なら漢方の薬効とぶつからないからだって。優しさの理由まで漢方医っぽいのが、彼らしいよな。シーファンも、彼の意外な一面と細やかさに、また少し惹かれていく。
スーイエの抱える過去の影
そんな中、スーイエに一本の電話がかかってくる。相手は彼の父親、何盛(ホー・ション)。有名な心臓外科の専門家らしい。父親は会いたいって言うけど、スーイエはそれをきっぱり断る。どうやら親子関係はかなりこじれてるみたいだ。
仕事の後、ネットニュースで父親が市に来ていることを知るスーイエ。彼の表情が曇る。過去のことや、母親のことを思い出しているようだ。父親への恨みは、全然消えていない。
その帰り道、突然の大雨。スーイエがカバンを頭にかざして走っていると、傘をさしたシーファンとばったり会う。相合傘で歩く二人。シーファンは花屋で買った青いチューリップを、元気のないスーイエに渡す。治療のお礼ですって言ってね。この気遣い、グッとくるよな。
イケメン漢方医、お見合い地獄にハマる
事件は職場で起きた。スーイエがうっかりマスクを着け忘れたところを、診察に来たおばさんに見つかる。そのおばさん、すかさず動画を撮って住民グループチャットに投稿。イケメン漢方医がいる!って一気に拡散されちゃった。
次の日から、スーイエの職場は大変なことになる。漢方楼に、おじさんおばさん達が殺到。みんな、自分の娘や親戚の娘のためにスーイエを見に来たんだ。診察室の前が、まるでお見合い会場。予約がパンクして、スーイエの仕事は激増。もちろん、シーファンは予約が取れなくて困ってしまう。
偽装結婚、はじめました
この状況を見かねたスーイエは、シーファンのために裏口を用意する。薬草園でこっそり会う約束を取り付けたんだ。看護師の協力で、シーファンはなんとかスーイエに会うことができた。
昼食も食べられずにいたスーイエに、シーファンは自分のサンドイッチを差し出す。スーイエはお見合い攻勢がこんなに怖いとは思わなかったと愚痴る。まるで市場の豚肉みたいに品定めされる気分だって。本当に気の毒だけど、ちょっと笑える。
この状況を打開するために、シーファンが一つのアイデアを出す。彼女は自分のキーホルダーから鉄の輪っかを外して、スーイエに渡した。これを指輪代わりにして、結婚してるフリをすれば?って。最高の提案だ!
この偽装結婚作戦は、効果てきめん。スーイエの指に光る(?)輪っかを見たおばさん達は、彼、結婚してたのねとがっかり。あっという間に、お見合い客は去っていった。
後日、シーファンは薬を代わりに受け取ってくれたスーイエと会う。その時、スーイエは彼女からもらった輪っかをなくしちゃったと嘘をつく。もちろん、本当はなくしてない。自分のものにしたかったんだ。シーファンはその嘘に全く気づかない。クールな漢方医が、好きな子のくれたものを手放したくなくて嘘をつく。このギャップがたまらないんだよ。
第4話の感想: じれったいけど、それがいい!
いやー、今回の話は二人の距離がぐっと縮まった回だったね。見ていてニヤニヤが止まらなかったよ。特にスーイエの変化が面白い。いつもクールでポーカーフェイスな彼が、おばさん達のお見合い攻勢にタジタジになったり、シーファンからもらったただの鉄の輪っかをなくしたなんて可愛い嘘をついてまで手元に置こうとしたり。彼の人間らしい一面が見えてきて、一気に親近感が湧いた。
シーファンもただ治療してもらうだけじゃなくて、スーイエの心の支えになろうとしてるのがいい。父親のことで落ち込む彼に、そっと青いチューリップを渡すシーンは、本当に素敵だった。コメディ部分とのバランスも絶妙。病院がお見合い会場になるなんて、笑うしかないでしょ。でも、その裏でスーイエのシリアスな過去も描かれてて、物語に奥行きが出てる。この二人の関係、本当にじれったいけど、だからこそ応援したくなるんだよな。
つづく