亡き妹の遺書に違和感を抱いた羅疏は、夫である何慎微(ホー・シェンウェイ)への疑いを深めていく。そんな中、何者かの罠により喬若蘭(チャオ・ルオラン)の身に危険が迫る。一方、斉夢麟(ジャイ・ズールー)は羅疏の前である花魁との思い出を得意げに語るが、それが羅疏の逆鱗に触れることに。ついに羅疏の隠された過去が斉夢麟にバレてしまうのか?恋と事件が大きく動く急展開の第10話!
「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ10話
疑惑の医師と消えた妊婦
羅疏(ルオ・シューシャン)は事件の手がかりを求めて、斉夢麟(ジャイ・ズールー)と共に医師の華邈(ホア・ミャオ)を訪ねます。診療所に入ると、そこには華美な服を着た妊婦がおり、華邈と言い争っていました。二人の姿を見た妊婦は、慌てて立ち去ってしまいます。
華邈に話を聞くと、彼は何慎微(ホー・シェンウェイ)とは隣人同士だと言います。秘伝の薬を譲ったおかげで喬若蕙(チャオ・ルオフイ)は妊娠したものの、流産してしまったと説明しました。さきほどの妊婦については金を借りに来た従妹の秋娘だと言い張りますが、羅疏はその様子に違和感を覚えました。
偽造された遺書と夫の裏切り
羅疏は、喬若蕙が遺した手紙に注目します。彼女は帳簿付けは得意でしたが、詩的な表現などできないはずです。しかし、遺書とされる文章はあまりに美しく、情緒的すぎました。これは明らかに別人が書いたものです。
さらに調査を進めると、何慎微の裏の顔が浮かび上がってきます。実は、華邈の診療所にいた妊婦・秋娘のお腹の子は、何慎微の子供だったのです。何慎微は秋娘に毎月手切れ金を渡していましたが、彼女の要求はエスカレートするばかり。追い詰められた何慎微に対し、華邈は恐ろしい提案をします。邪魔な喬若蘭(チャオ・ルオラン)さえ消してしまえば、酒造の金も全て手に入ると。
まさかの告白と最大の屈辱
一方、斉夢麟(ジャイ・ズールー)は羅疏の機嫌を損ねてしまい、仲直りしようと必死です。彼はあろうことか、かつて鳴珂坊(めいかぼう)の花魁・錦嚢(ジンナン)の初夜を501両の大金で競り落とした武勇伝を語り始めました。
羅疏の顔色がみるみる変わります。それもそのはず、その錦嚢こそが羅疏本人であり、それは彼女にとって人生最大の屈辱だったからです。何も知らない斉夢麟(ジャイ・ズールー)は得意げに語り続けますが、羅疏は怒りで窓をピシャリと閉めてしまいました。
命がけの救出劇
喬若蘭が何者かに呼び出されたことを知った羅疏は、罠だと気づき急行します。川辺で暴漢に襲われていた若蘭を助けようとした羅疏は、矢で射られて負傷してしまいました。二人は船に乗せられ、若蘭は金蕊酒の秘方を書くよう脅されます。
羅疏は隙を見て縄を切り、若蘭を連れて川へ飛び込みました。そこへ偶然、船遊びをしていた斉夢麟が通りかかります。彼は川に落ちたのが羅疏だと気づくやいなや、迷わず飛び込んで彼女を救出しました。
正体発覚!そして三角関係へ
意識を取り戻した羅疏を、駆けつけた韓慕之(カン・ボシ)が抱きかかえて連れ帰ります。その様子を複雑な思いで見つめる斉夢麟。さらに衝撃の事実が彼を襲います。船に同乗していた妓女から羅疏こそが、あなたが探していた錦嚢だと知らされたのです。斉夢麟はあまりの衝撃に言葉を失いました。
県衙(けんが)に戻った羅疏を、韓慕之(カン・ボシ)は甲斐甲斐しく看病します。遅れて斉夢麟も高級な鶏湯(チータン)を持って見舞いに来ますが、羅疏はつれない態度。二人が揉み合っているうちに、スープは床にこぼれてしまうのでした。
第10話の感想
斉夢麟、ついに真実を知ってしまいましたね!本人の目の前であの花魁を金で買ったと自慢するシーンは、見ているこちらがヒヤヒヤしつつも笑ってしまいました。羅疏の冷ややかな目が最高です。そして、韓慕之(カン・ボシ)のお姫様抱っこに対抗心を燃やす斉夢麟の図が完全に三角関係。それにしても、夫の何慎微はクズすぎませんか?愛人の子を養うために妻の姉を殺そうとするなんて、許せません!
つづく

