斉夢麟(ジャイ・ズールー)は羅疏香(ルオ・シューシャン)にいいところを見せようとしますが、デリカシーのない発言で逆に嫌われてしまいます。そんな中、酒の秘伝レシピを狙う盗賊団白蟻が喬若蘭(チャオ・ルオラン)を誘拐。羅疏香は彼女を救うため危険な賭けに出ます。強欲な夫・何慎微(ホー・シェンウェイ)と黒幕の影……。果たしてレシピの行方は?そして行方不明になった若蘭の運命は?

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ11話

斉夢麟(ジャイ・ズールー)の空回り、羅疏香の逆鱗に触れる

斉夢麟(ジャイ・ズールー)の恋心は、今日も空回りしています。彼は生姜湯と鶏スープを買って羅疏香(ルオ・シューシャン)のもとへ向かいました。ところが、彼女はすでに韓慕之(カン・ボシ)が作った生姜湯を飲んでいたのです。

嫉妬に駆られた斉夢麟(ジャイ・ズールー)は、なんとその器を奪い取り、床にぶちまけてしまいます!そして自分のスープを押し付けながら、必死に機嫌を取ろうとしました。

しかし、ここで彼は致命的なミスを犯します。君の初夜(錦嚢)を501両で買ったのは僕だぞと、過去の出来事を恩着せがましく持ち出してしまったのです。羅疏香にとって、鳴珂坊での錦嚢としての過去は消し去りたい記憶そのもの。彼女は屈辱を感じ、激怒して斉夢麟を追い出してしまいました。二人の溝は深まるばかりです。

白蟻一味の襲撃と、消えた喬若蘭

一方、街では不穏な動きがありました。白紙扇と呼ばれる裏社会の顔役・華邈(ホア・ミャオ)が動き出します。彼は手下の白蟻たちを使い、酒処の女将・喬若蘭(チャオ・ルオラン)を誘拐しました。目的は、彼女が持つ金蕊酒(きんずいしゅ)の秘伝のレシピです。

絶体絶命のピンチに駆けつけたのは、羅疏香でした!彼女は喬若蘭を逃がすため、一緒に川へと飛び込みます。騒ぎを聞きつけた韓慕之(カン・ボシ)たちが到着し、手下たちは捕らえられましたが、喬若蘭の姿はどこにもありません。逃げ延びた手下は、奪い取った(と思わされた)レシピを華邈に渡しました。

華邈は喬若蘭は溺れ死んだだろうと判断し、捜索を打ち切ります。そして、そのレシピを喬若蘭の夫・何慎微(ホー・シェンウェイ)に渡すのでした。

欲に溺れる夫、何慎微の転落

妻の死(と思っている)を悲しむどころか、何慎微はレシピを手に入れて大喜びです。彼はすぐに愛人の秋娘を家に呼び寄せ、酒坊を独占しようと画策します。しかし、亡き妻・喬若蕙(チャオ・ルオフイ)の遺言により、彼には経営権しかなく、店を売る権利がないことが判明します。

それでも彼は、手に入れたレシピで金蕊酒を醸造し始めました。ところが、出来上がった酒は色も味も最悪の代物。実は、奪われたレシピは偽物だったのです!酒商たちから返金を迫られ、何慎微は窮地に立たされます。

そんな中、愛人の秋娘が屋敷の財産を盗み出そうとしますが、待ち構えていた羅疏香たちに現行犯で捕らえられます。すべては、羅疏香が仕掛けた罠だったのです。

死んだはずの妻が証言台へ!衝撃の結末

捕らえられた何慎微と華邈、そして秋娘。韓慕之(カン・ボシ)による厳しい尋問が始まります。何慎微は妻(喬若蕙)を殺してはいないと否定し、華邈もシラを切ります。

そこで羅疏香が動かぬ証拠を突きつけました。何慎微が筆跡を真似て書いた偽の手紙です。それでも言い逃れをする彼らの前に、現れたのは……なんと、死んだはずの喬若蘭でした!

川に飛び込んだあの日、羅疏香は喬若蘭を密かに救出し、死んだように見せかけていたのです。生きていた証人の登場に、悪党たちは顔面蒼白。観念した何慎微は、すべてを白状しました。

実は、すべての黒幕は華邈でした。彼が何慎微に秋娘をあてがい、子供を作らせ、邪魔になった妻・喬若蕙を毒殺するよう仕向けたのです。何慎微は華邈に操られるまま、愛する妻に毒を盛っていたのでした。真実が白日の下にさらされ、悲劇の連鎖に終止符が打たれました。

第11話の感想

斉夢麟の不器用さが切ないですね!501両の話なんて絶対NGなのに……。でも、そのダメさ加減が羅疏香の賢さを際立たせています。今回の見どころは、なんといっても法廷での大逆転劇!死んだはずの人が登場という王道パターンですが、悪党たちが凍りつく表情にはスカッとしました。華邈の悪知恵に操られていたとはいえ、夫の裏切りは許せません。女性陣の連携プレーが見事な回でした。

つづく