第26話 あらすじとネタバレ
いやー、今回の話は本当に目まぐるしかったね。やっと真相に近づいたと思ったら、全部ひっくり返される。そんなジェットコースターみたいな回だったよ。
仕組まれた自白
まず、秦熠が動いた。彼は羅疏の両親の死の真相を探ってたんだ。そして、ついに鍵を握る人物、徐彪(じょひょう)を見つけ出した。この徐彪って男、昔は役人で、羅疏のお父さんの同僚だったらしい。彼が羅疏のお父さんを賭博に誘い込んだ張本人だ。しかも、裏で糸を引いていたのは、なんと斉(さい)家。
秦熠はもう先が長くない徐彪に取引を持ちかける。金を渡して、彼の妻子の一生を保証する。その代わりに、羅疏に真実を話せってね。復讐のためなら手段を選ばない秦熠の執念が見える。
ところが、斉家の次男、斉雁錦(さい がんきん)も一枚上手だった。秦熠が徐彪に接触したことをすぐに突き止める。そして先回りして、徐彪に偽の筋書きを吹き込んだんだ。
何も知らない斉夢麟(ジャイ・ズールー)は、兄の斉雁錦が徐彪を見つけてくれたと大喜び。羅疏を連れて徐彪の家に向かう。秦熠も斉雁錦も、みんな一緒にそこにいる。もうこの時点で空気がピリピリしてるのが伝わってくるよ。
徐彪は羅疏の前にひざまずいて罪を告白した。俺が賭博に誘い、金を盗みに入り、家に火をつけたって。雨で火がつかなかったから、石漆を使ったとまで具体的に話す。そして、家族だけは見逃してくれと言い残して、柱に頭を打ち付けて死んでしまった。あまりにも突然で、あまりにも出来すぎた最期だった。
次々と消える証人
両親の死の真相(とされるもの)を知って、羅疏はショックで倒れてしまう。斉夢麟(ジャイ・ズールー)がつきっきりで看病するんだけど、目が覚めた羅疏は冷静だった。
彼女は違和感に気づく。犯人がこんなに都合よく見つかって、あっさり死ぬなんておかしいって。徐彪が死ぬ間際、すごく怯えた顔をしていたことも思い出す。斉夢麟(ジャイ・ズールー)も、確かに妙だと感じ始める。この二人のコンビ、だんだん息が合ってきたね。
二人はもう一度、徐彪の家を訪ねた。家はもぬけの殻。近所の人に聞くと、徐彪が死んでからすぐに、彼の妻子は誰かに連れて行かれたらしい。完全に口封じだ。
さらに、羅疏は決定的な矛盾に気づく。昔、隣人だった郭(かく)おばさんは火事の後に雨が降ったと言っていた。でも、徐彪は雨で火がつかないから石漆を使ったと証言した。どっちかが嘘をついている。
二人は急いで郭おばさんの家へ向かう。でも、そこにあったのは弔いの飾りだった。郭夫妻はガス中毒で亡くなり、とっくに埋葬された後。息子も遠くへ行ってしまったらしい。やっと掴んだと思った手がかりが、目の前で次々と消えていく。これはもう、巨大な力が働いてるとしか思えない。
その裏では、秦熠と斉雁錦が取引をしていた。秦熠は斉雁錦が徐彪に偽証させたと見抜いていた。斉雁錦はそれをあっさり認めて、口止め料として塩の専売権を一年分渡す。大人の汚い取引ってやつだ。結局、羅疏の事件は、二人の権力争いの道具にされてしまったわけだ。
決別、そして新たな旅へ
手がかりをすべて失い、羅疏は絶望する。彼女は、金描翠(ジン・ミャオツイ)に言われた太原に戻るな。誰も信じるなという言葉を思い出していた。
羅疏は一つの決断をする。故郷の臨汾(りんふん)に戻って、もう一度ゼロから調べ直す、と。五姨娘(ごいじょう)が遺してくれた金があれば、妓楼から自分の籍を抜くこともできる。ずっと自分の人生を操ってきた見えない手の正体を突き止めるために、彼女は立ち上がったんだ。
斉夢麟はもちろん俺も一緒に行くと言う。彼は羅疏に君に家を与えるとまで約束する。本当に純粋な男だよ。
その夜は中元節の祭りだった。斉夢麟は羅疏を誘って、賑やかな街へ繰り出す。そこで彼は、ついに自分の気持ちを告白し、羅疏にキスをした。
でも、羅疏の反応は予想外だった。彼女は斉夢麟を突き放し、平手打ちを食らわせた。そして、人混みの中に消えてしまった。
斉夢麟は宿にも家にも帰ってこない羅疏を見て、彼女が一人で臨汾へ向かったことを悟る。家に帰ると、父親の斉総督に家の危機にどこをほっつき歩いている!と勘当されかける始末。それでも臨汾へ行こうとする斉夢麟は、結局、家から一歩も出るなと軟禁されてしまう。
その頃、羅疏は一人、臨汾に到着していた。彼女は偶然、友人の喬若蘭(チャオ・ルオラン)が営む宿に泊まることになる。そして、かつていた妓楼鳴珂坊(めいかぼう)へ向かい、金描翠(ジン・ミャオツイ)に会おうとする。でも、女将の玉(ぎょく)ママは金を積まれても会わせようとしない。金描翠(ジン・ミャオツイ)は自分の意志で戻ってきたんだと言って、羅疏を追い返した。
たった一人で、また振り出しに戻った羅疏。彼女の孤独な戦いが、ここからまた始まる。
感想
いやー、今回はマジで息つく暇もなかったね。前半で犯人が見つかって自白して死ぬっていう、普通ならクライマックスの展開が、実は全部フェイクだったっていうのがすごい。徐彪が死んだ瞬間のえ、これで終わり?っていう視聴者の気持ちを、羅疏がおかしいって代弁してくれたのが良かった。彼女の賢さが光る回だったよ。
斉夢麟は相変わらずピュアで、ちょっとお坊ちゃんすぎるところもあるけど、羅疏を思う気持ちは本物だ。だからこそ、祭りの夜のキスと、その後の平手打ちからの決別シーンは胸が痛かった。羅疏は彼を巻き込みたくないんだよね。彼の純粋さを守りたいっていう、彼女なりの愛の形なんだと思う。
そして、秦熠と斉雁錦の腹の探り合い。こっちの二人は完全に大人のゲームをしてる。羅疏の悲劇すら駒の一つとして使う冷徹さが恐ろしい。このドラマ、恋愛だけじゃなくて、こういう権力闘争のドロドロした部分がしっかり描かれてるから面白いんだよな。
つづく

