馮二郎の処刑が迫る中、羅疏香(ルオ・シューシャン)たちは真犯人を見つけるために奔走します。

捜査線上に浮上したのは、被害者と不適切な関係を持っていたある人物と、その家族でした。

完璧に見えたアリバイの裏には、ドロドロとした愛憎劇と、切ない兄妹の物語が隠されていました。

果たして、羅疏香は時間切れになる前に真実を暴けるのでしょうか?

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ8話

疑惑の夫婦と隠された情事

羅疏香(ルオ・シューシャン)の無実を信じ、真犯人を探すために梅家へと向かいます。

斉夢麟(ジャイ・ズールー)も、二人が一緒にいると聞いて慌てて追いかけました。

羅疏香たちの疑いの目は、梅長雄(メイ・チャンシオン)とその妻・陸晏如(ルー・イェンルー)に向けられます。二人のアリバイは完璧に見えますが、どこか不自然です。特に、被害者の孟樵生(モン・チャオション)がなぜ梅紅英(メイ・ホンイン)の部屋にいたのか、その経緯があまりにも作為的でした。

梅家では、妻の陸晏如が一人でいました。羅疏香が、孟樵生が授業をしていた書房を調べたいと言うと、陸晏如は動揺を見せます。彼女は義妹の勉強を見ていただけと言い張りますが、羅疏香は宿題に残された愛の詩を指摘。さらに、現場に残された刺繍や香袋を突きつけると、陸晏如の顔色はみるみる青ざめていきました。

暴かれた不倫と偽装工作

そこに、噂を聞きつけた梅紅英が怒り心頭で飛び込んできます。

彼女は、義姉である陸晏如と孟樵生が不倫関係にあったことを暴露してしまいます。

梅紅英が授業をサボれたのは、陸晏如が密会のために協力していたからだったのです。

秘密を暴かれた陸晏如は、屈辱のあまり部屋に閉じこもり、自ら命を絶とうとします。間一髪で夫の梅長雄が助け出しますが、彼は激怒して妹の梅紅英を家から追い出してしまいました。

斉夢麟(ジャイ・ズールー)は自殺を図るほどだから、彼女は潔白だと考えますが、羅疏香の直感は違いました。韓慕之(カン・ボシ)もまた、夫の梅長雄が何かを隠していると睨みます。羅疏香と斉夢麟(ジャイ・ズールー)は、梅長雄のアリバイを崩すため、彼が働いていたという工房へ向かいました。

崩れるアリバイ、兄の決断

工房の窓枠には泥のついた足跡があり、梅長雄が夜中に窓から抜け出した形跡が見つかりました。

さらに、彼の船には争ったような傷跡があり、被害者の爪の間からは泥が検出されます。

証拠は着実に梅長雄を指していました。

その頃、家では梅長雄が妻に暴力を振るっていました。彼は妻の不貞を知りながら、孟樵生を殺害し、その罪を馮二郎になすりつけたことを認めます。愛のない結婚生活に疲れていた陸晏如は、夫を激しく罵りました。

翌日は馮二郎の処刑日です。梅紅英は彼が死ぬなら私も死ぬと泣き叫び、大雨の中、牢屋へ向かおうとします。その姿を見た梅長雄は、自分たち夫婦の冷え切った関係とは違う、妹の真実の愛を目の当たりにしました。妹の幸せを守るため、彼は自首することを決意します。

事件の全貌と結末

県衙(けんが)に現れた梅長雄は、すべてを自白しました。

あの日、彼は妻と孟樵生の密会を目撃し、殺意を抱きました。

同時に、妹が馮二郎と駆け落ちしようとしていることを知り、二人を同時に排除する計画を立てたのです。

彼は工房を抜け出し、孟樵生を気絶させて妹のベッドに運び込みました。馮二郎が妹だと思って連れ出したのが、実は孟樵生だったのです。その後、川で異変に気づいた馮二郎は孟樵生を解放しましたが、追いかけてきた梅長雄が孟樵生を撲殺したのでした。

真犯人の自白により、馮二郎は無罪放免となります。釈放された彼を、梅紅英が涙ながらに出迎え、二人は強く抱き合いました。事件解決後、羅疏香は手作りの焼売(シューマイ)を振る舞います。斉夢麟は自分のために作ってくれたと勘違いして大喜びするのでした。

第8話の感想

梅長雄という男、許せない殺人犯ですが、最期に見せた兄としての顔には少し胸が詰まりました。

自分の結婚生活が破綻しているからこそ、妹の純愛を守りたかったのかもしれませんね。

それにしても、不倫相手を妹のベッドに寝かせるというトリックは大胆すぎます!

ラストシーン、羅疏香の手作り焼売を食べてニコニコしている斉夢麟が可愛らしくて、重たい事件の後の癒やしになりました。

つづく