警察の取り調べを受ける颜永年(イェン・ヨンニエン)。彼は過去の鍾潔(ジョン・ジエ)との出会いや結婚生活について語り始めますが、その内容はこれまでの関係者の証言とは全く食い違うものでした。さらに彼は、息子・叶舒俊(イエ・シュージュン)の証言を無効にするためのある事実を突きつけ、捜査を撹乱しようとします。
「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」あらすじネタバレ13話
美宝の復讐と70年の意味
物語は、颜永年(イェン・ヨンニエン)が監禁されているシーンから始まります。場所はあのマンションの一室のようです。
丁小玲(ディン・シャオリン)と李茉莉(リー・モーリー)は、
鍾美寶(ジョン・メイバオ)
にアドバイスをしていました。心配しなくていいわ。睡眠薬を少し多めに飲ませておけば騒いだりしないしさらに、林夢宇(リン・モンユー)の手配で、周囲には住人がいない環境が作られているとのこと。
颜永年がいつまで俺を閉じ込めるつもりだ!と喚き散らします。それに対する美宝の答えは、あまりにも冷酷で、そして悲しいものでした。この部屋の権利は70年よつまり、死ぬまでここから出さないという意味ですよね。彼女の覚悟に背筋が凍ります。
颜永年が語る歪んだ過去
場面は現在に戻り、警察署での取り調べへ。楊蕊森(ヤン・ルイセン)刑事が、事件当夜の10月20日のアリバイを尋ねます。
すると颜永年は、急に取引を持ちかけてきました。真実を話すから、公表しないでほしい。息子の将来に傷がつくからそう前置きして、彼は鍾潔(ジョン・ジエ)との馴れ初めを語り始めます。
彼の話によると、出会いは歌謡クラブでした。ステージで輝く鍾潔(ジョン・ジエ)に一目惚れした彼は、自分を電気会社の社長だと偽って猛アプローチ。最初は断られたものの、彼女に娘(美宝)がいると知っても愛し続け、その熱意で交際が始まったといいます。
しかし、ここから彼の被害者面が始まります。最高の出会いだと思ったが、あれは悪夢の始まりだった。あの母娘は毒蛇だ彼はそう吐き捨てました。
転落と疑惑
颜永年の言い分は続きます。ある日、彼は店でトラブルになり、実は社長ではなく女社長の運転手であることがバレてしまいます。さらに、口止め料として譲り受けた会社も資金繰りが悪化。
別れようとした矢先、鍾潔(ジョン・ジエ)が発覚します。ここからが驚きなのですが、彼は密輸ビジネスを提案したのは鍾潔だと主張するのです。生活のために香港からカラーテレビを密輸し、一時的に羽振りが良くなったとか。
しかし、鍾潔はダンスの練習ばかりで育児を放棄したと彼は言います。やがて密輸がバレて生活が困窮すると、今度は鍾潔が店の売上を横領していたことが発覚。彼は鍾潔と香港の密輸相手との浮気を疑い、激しい口論になったそうです。
刑務所行きは罠だった?
楊蕊森(ヤン・ルイセン)が話が長すぎると遮り、なぜ刑務所に入ったのかを問いただします。颜永年は、これも鍾潔のせいだと語りました。
彼によれば、自首を決意した際、鍾潔は待っていると約束したそうです。しかし実際は、会社の金を独り占めするために、美宝と結託して彼を警察に突き出したのだと。面会に来た鍾潔が別の男といるのを見て、彼は絶望したと言います。
出所後、彼は息子・叶舒俊(イエ・シュージュン)を取り戻そうとしましたが、鍾潔は女医(おそらく方先生)と親密になり、やがて一家全員が姿を消しました。数年後に再会した時、息子は精神病院に入っており、父親の顔さえ忘れていたそうです。
逆転する状況と悪魔の微笑み
颜永年のこの長い昔話には、恐ろしい狙いがありました。息子に精神科の通院歴があるなら、証言能力がないのでは?楊蕊森(ヤン・ルイセン)たちはハッとします。
捜査の結果、実際に叶舒俊には精神疾患の記録がありました。钟敬国(ジョン・ジングオ)隊長が励ますものの、状況は一変します。自分の証言が無効だと知った叶舒俊はパニックを起こし、発作を再発させてしまいました。
警察は颜永年を拘束し続ける根拠を失い、釈放せざるを得なくなります。警察署を出た颜永年を、多くのメディアが囲みました。彼は悲劇の父親を演じ、こう宣言します。息子はストックホルム症候群なんだ。詳しくはテレビ番組ですべて話すよカメラの前で見せた不敵な笑み。本当に胸糞が悪い展開です。
第13話の感想
颜永年の語り口、本当に憎たらしいですよね!自分の暴力や搾取を棚に上げて、すべてを鍾潔のせいにする手口。自分こそが被害者だと信じ込んでいるような目が怖すぎます。しかも、息子の精神状態を逆手にとって自由の身になるなんて、狡猾すぎて言葉も出ません。美宝たちが彼を監禁したくなった気持ち、痛いほどわかります。彼がテレビで何を語るのか、不安で仕方ありません。
つづく

