運命の国家代表メンバー発表が行われ、リン・ゴーたちの進路がついに決定します。しかし、スランプに陥っているニエ・チーには厳しい現実が突きつけられることに。
仲間との別れや新たなライバルの出現に心が揺れる中、リン・ゴーとニエ・チーはそれぞれの課題に向き合うため、再びリンクへと向かいます。二人の絆が試される第10話です。
「透きとおるキミに恋をした」あらすじネタバレ10話
ぶつかり合う本音と兄弟の絆
物語は、メンタル面の課題を克服できずに苦しむニエ・チー(聶遅(ニエ・チー))の姿から始まります。
そんな彼に、ファン・チャオ(方超(ファン・チャオ)が厳しい言葉を投げかけました。
さっきリン・ゴー(林格(リン・ゴー))とのハイタッチすら避けたよな? それで男と言えるのかと挑発し、無理やりトレーニングへ連れ出そうとします。
これに対し、ついにニエ・チーの感情が爆発しました。克服しようとしてないわけじゃない! そんな簡単に直るなら苦労しない!と声を荒らげ、ファン・チャオの手を振り払います。ニエ・チーがこれほど感情を露わにするのは初めてのことでした。
すぐに我に返ったニエ・チーは謝りますが、ファン・チャオの反応は意外なものでした。それでいいんだと彼は笑います。今まで遠慮がちだったニエ・チーが、初めて自分に本気で怒ってくれた。それが、まるで本当の兄弟になれたようで嬉しかったのです。不器用ながらも深い友情を感じるシーンでしたね。
運命の代表メンバー発表
その後、コーチのリー・ハイフォン(李海峰(リー・ハイフォン))から国家代表チームの残留メンバーが発表されました。
リン・ゴーとファン・チャオの名前は呼ばれましたが、そこにニエ・チーの名前はありません。
重苦しい空気が流れる中、コーチが最後に口を開きます。保留メンバーがもう一人いる。ニエ・チーだこの言葉に、リン・ゴーは安堵のあまり満面の笑みを浮かべました。首の皮一枚繋がった形ですが、まだチャンスは残されています。
解散後、リン・ゴーは親友のチャオ・ジンティン(晁金婷(チャオ・ジンティン))に相談を持ちかけます。チャオ・ジンティンは、ホテルでニエ・チーとリン・ゴーが抱き合っていたのを目撃しており、二人は特別な関係なんでしょ?とからかいます。リン・ゴーはあくまで幼馴染だと否定しつつ、ニエ・チーの苦手を克服する方法を一緒に考えてほしいと頼み込みました。
ショートトラックへのこだわり
チャオ・ジンティンの助言を受け、リン・ゴーはニエ・チーにロングトラック(大道)の映像を見せに行きます。
身体接触が怖いなら、接触の少ないロングトラックへ転向するのも一つの手ではないか、という提案でした。
しかし、ニエ・チーの意志は固いものでした。俺はショートトラックが好きなんだ。転向はしない彼は必ず克服すると誓い、リン・ゴーもずっとそばにいると彼を支える約束をします。二人の絆がより一層強まった瞬間でした。
別れと新たな戦いの予感
国内巡回試合が近づく中、チーム内では切ない別れもありました。
ベテランのトン・ルー(童乐(トン・ル))とシャンシャン(珊珊(シャンシャン))がチームを去ることになったのです。
トン・ルーは今回の試合を最後に引退を考えていましたが、メンバーに選ばれなかったことで、その時期が早まってしまいました。
もう27歳だし、若い子に席を譲るべきねと強がる彼女の姿に、リン・ゴーは胸を痛めます。
一方、シェ・リンウェイ(謝凌薇(シエ・リンウェイ))は国家代表の試合へ向かうため、一時お別れです。彼女は出発前、祖母手作りの五色の紐をリン・ゴーにだけ手渡しました。これでお守り代わりにしてという彼女なりのエールです。
ライバルの出現と焦り
リン・ゴーたちは省のチームに戻り、試合に備えます。
そこで再会したハン・ビン(韓冰(ハン・ビン))から、強力なライバルであるジュー・ジュー(朱珠(ジュー・ジュー)が1000メートルに転向し、国家代表入りを狙っていると聞かされます。
さらに、ニュースでシェ・リンウェイが優勝したことを知ったリン・ゴー。嬉しい反面、置いていかれるような焦りを感じ、居ても立っても居られずリンクへ向かおうとします。
寮を出ると、そこにはニエ・チーが待っていました。お前ならニュースを見て、じっとしてられずにリンクへ行くだろうと思ってたニエ・チー自身も、まだ課題を克服できていない焦りから眠れずにいたのです。同じ不安を抱える二人は、夜のリンクで静かに心を寄せ合います。
最後に、リン・ゴーはファン・チャオと買い物へ出かけ、彼の家族のおかげで自分にも帰る場所ができたと感謝を伝えるのでした。
第10話の感想
今回はファン・チャオの兄貴肌な一面にグッときました。怒鳴られたのに兄弟みたいで嬉しいと喜ぶなんて、どれだけニエ・チーのことを想っているんでしょうか。
一方で、トン・ルー選手の引退はスポーツの世界の厳しさを突きつけられましたね。27歳でベテラン扱いされ、去らなければならない現実は切なすぎます。
ラスト、言葉少なにリン・ゴーを待っていたニエ・チーの姿には、幼馴染以上の信頼関係を感じてキュンとしました!
つづく

