怪我をしたニエ・チーを実家に連れ戻そうとする両親と、それを阻止したいリン・ゴーたち。ニエ・チーの必死の説得により、家族の問題は解決に向かうかと思われました。しかし、今度はリン・ゴーの身に予期せぬトラブルが発生します。家族のためにある決断をした彼女でしたが、それが原因でチーム内に大きな亀裂を生むことに…。夢に向かって走る彼女を、非情な現実が待ち受けていました。

「透きとおるキミに恋をした」あらすじネタバレ19話

ニエ・チー奪還作戦!

寮に戻ったリン・ゴーは、ニエ・チーの母親と会ったことをルームメイトのチャオ・ジンティンとシエ・リンウェイに報告します。ジンティンはこれから嫁姑問題が大変そうねなんて冗談を言いますが、リン・ゴーは気が気ではありません。話もろくに聞いてもらえなかったと落ち込む彼女に、ジンティンはまさか誘拐されるわけじゃないしと励まします。

しかし、心配になったリン・ゴーが病院へ駆けつけると、なんとニエ・チーはすでに退院させられていたのです。連れ戻されたニエ・チーは、母親にスマホを取り上げられてしまいます。それでも彼は機転を利かせ、英語の勉強がしたいと言ってタブレットを借りることに成功しました。こっそりと自分の位置情報をリン・ゴーに送信するニエ・チー。その情報を頼りに、リン・ゴーとファン・チャオが駆けつけます。車のドアを開け、ファン・チャオがニエ・チーをおんぶして連れ出すという、まるでドラマのような救出劇が繰り広げられました。

母の手作りスープと息子の覚悟

病院に戻った一行を、リー・ハイフォンコーチが待ち構えていました。コーチは彼らを叱りつつも、本気で怒っているわけではありません。むしろ、ニエ・チーの両親を呼び出し、話し合いの場を設けてくれたのです。息子には夢を追う権利があるコーチはそう熱心に説得し、あとは家族水入らずの時間を作ってくれました。

母親は、家で作ってきたという特製の鶏スープを差し出します。しかし、ニエ・チーはそれを断りました。アスリートは外の肉を勝手に食べられないんだ。一度でもドーピング検査に引っかかったら終わりだからその言葉に、母親はショックを受けます。息子が何年も好きなものを我慢し、厳しい管理下で生きてきたことを知らなかったからです。自分を責める母に、ニエ・チーは優しく語りかけます。怪我をしないなんて嘘をついてごめん。でも、この頑固さは父さん譲りなんだかつて逆境の中でビジネスを成功させた父を尊敬しているからこそ、自分もスケートで成功したい。そんな息子の熱い想いに触れ、ついに両親も彼の夢を認めるのでした。

父の事故と禁断の契約

一件落着かと思われた矢先、リン・ゴーに新たな試練が降りかかります。絶縁状態だった父・リン・フォンが工事現場で事故に遭い、緊急手術が必要になったのです。父の友人に泣きつかれ、リン・ゴーは悩みながらも手術の同意書にサインし、高額な医療費を支払います。しかし、今後の治療費も莫大な金額になることは明白でした。

競技に集中したいリン・ゴーでしたが、背に腹は代えられません。彼女は以前断ったスポンサーの広告契約を受けることにします。世界選手権が終わるまでは広告を出さない担当者はそう約束してくれましたが、その言葉は嘘でした。なんと、大事な試合の直前にリン・ゴーの広告が大々的に公開されてしまったのです。

氷上の亀裂、そして別れ

広告の件を知ったシエ・リンウェイは、試合前にどういうこと?と詰め寄ります。チームの雰囲気は最悪なまま、二人はリンクへ。本来ならリン・ゴーがシエ・リンウェイを風よけとしてサポートする作戦でした。しかし、精神的に追い詰められていたリン・ゴーはそれぞれ実力で勝負しましょうと告げます。連携が取れないままレースは進み、アクシデントが発生。サポートのないシエ・リンウェイが転倒し、巻き込まれる形でリン・ゴーも氷に叩きつけられました。

試合後、リーコーチは無言でリン・ゴーに一枚の切符を渡します。それは、省チーム(地方チーム)へ戻るための電車のチケットでした。事実上の代表追放処分です。ニエ・チーは慌てて連絡を取ろうとしますが、リン・ゴーはリハビリ頑張ってと短いメッセージを送ったきり、電話に出ようとしませんでした。

第19話の感想

あまりにもリン・ゴーが可哀想で見ていられません!ニエ・チーのご両親との和解シーンでは、アスリートとしての過酷な日常と親子の絆に涙したのに、直後に父親のトラブルとは…。しかも、お金のために受けた仕事で裏切られ、チームメイトとの信頼も失い、最後は代表落ち。この転落ぶりは辛すぎます。ニエ・チーとの電話にも出ない彼女の孤独を思うと胸が痛いです。

つづく