武禎(ぶ・てい)は、ある事件を解決するため、堅物の役人・梅逐雨(ばい・ちくう)を強引に連れ出し、夜の街へ繰り出します。そこで発生した妖魔騒動を見事に鎮める梅逐雨ですが、彼には妖怪を深く憎む悲しい過去がありました。一方、武禎は彼を権力者の怒りから守るため、ある大胆な行動に出ます。新たな妖魔蛇公も登場し、物語はさらに加速していきます!
「子夜帰」あらすじネタバレ2話
半人半妖の秘密と、強引なデート?
物語は、武禎(ぶ・てい)の見る悲しい夢から始まります。
かつて都を襲った天火の日。瀕死の彼女を救ったのは、冥界の炎のような瞳を持つ黒猫でした。
その黒猫は、彼女を半人半妖にすることで寿命を与え、さらに猫公(猫の長)としての運命を託したのです。
夢から覚めた武禎(ぶ・てい)が現れます。どうやら、相思坊の舞姫にコウモリの妖怪・蝠夕(ふくせき)が憑依しているとのこと。そこへタイミングよく梅逐雨(ばい・ちくう)がやってきます。
武禎(ぶ・てい)はとっさに策を巡らせ、彼を相思坊へ誘い出しました。梅逐雨(ばい・ちくう)のロバ車があまりに質素なのを見て、強引に自分の豪華な馬車に同乗させる武禎。街の人々は県主様に新しいお気に入りができたと噂し、梅逐雨(ばい・ちくう)は居心地の悪さに顔を赤らめるのでした。
相思坊での乱闘と、梅逐雨のトラウマ
相思坊では、顧長淮(こ・ちょうかい)が武禎の気を引こうと別の女性といちゃついて見せますが、武禎は全く相手にしません。
彼女の狙いは、香袋に隠れている妖怪・蝠朝(ふくちょう)の反応を探ること。
武禎と無字書(むじしょ)は協力して、舞姫から妖怪を引き剥がすことに成功します。
ところがその瞬間、黒い霧が立ち込め、客たちは幻覚に襲われて大パニックに!ここで梅逐雨の出番です。彼は見事な術で幻覚を打ち破り、場を鎮めました。騒動の後、梁から落ちてきた猫を助けた無字書(むじしょ)は、梅逐雨が幼い頃から極度の猫嫌いであることを知ります。猫公である武禎にとっては、少し複雑な事実ですよね。
赤い石無化骨の恐怖
妖魔が集う妖市に戻った武禎たち。
コウモリの妖怪たちは和解し、武禎は孤独もまた良し、共にいるもまた良しと彼らを諭します。
ここで重要な情報が明かされました。
妖怪が魔道に落ちた原因は、ある宝石工房の隠し場所にあった血のように赤い石でした。無字書はその話を聞いて顔色を変えます。それは無実の罪で死んだ者の怨念が固まった無化骨(むかこつ)であり、関わる者を狂わせる危険な代物だったのです。
梅逐雨の過去と、武禎の大芝居
一方、梅逐雨は荒れ果てた実家に戻っていました。
彼が妖怪を憎み、玄鑑司(げんかんし)に入った理由。
それは、かつての天火が天災ではなく、妖怪の仕業だと師匠から教えられたからでした。
両親の仇を討つため、彼は孤独に戦い続けていたのです。
そんな中、皇宮では武皇后が梅逐雨の似顔絵を見て気に入りますが、彼が身分の低い役人だと知って激怒。県主である武禎には不釣り合いだと、彼にお灸を据えようとします。
それを知った武禎は、急いで玄鑑司へ!彼女はわざと大勢の前で梅逐雨に振られた!と大騒ぎし、彼との関係を断ち切る芝居を打ちました。これは、彼を皇后の怒りから守るための、彼女なりの優しさだったのです。
蛇公・柳太真(りゅう・たいしん)の登場
帰り道、武禎は柳太真(りゅう・たいしん)と遭遇します。
実は彼女も妖市の長の一人、蛇公(蛇の長)でした。
二人は口喧嘩をしながらも、かつての妖怪退治の専門家たちが戻ってくることを警戒しています。
その頃、宝石工房では無化骨の影響か、宝石が勝手に宙に浮く怪奇現象が発生。店主は玄鑑司に駆け込みますが、誰も信じてくれません。そして物語のラスト、武禎は再び梅逐雨を馬鹿にする男たちに、香りの水をぶちまけて彼を庇います。二人の絆は、少しずつですが確実に深まっているようです。
第2話の感想
武禎がただのわがままなお姫様ではなく、情に厚い親分肌なのが素敵です!梅逐雨を守るために、自分のプライドを捨てて振られた女を演じるシーンにはグッときました。
一方で、梅逐雨の過去は想像以上に重いですね。猫嫌いという設定が、猫の妖怪である武禎との関係にどう影響するのか心配です。シリアスな展開と、二人の凸凹コンビ感のバランスが絶妙で、次回も楽しみになりました。
つづく

