あらすじ
ついに王様が復活。権力を取り戻した王は、すぐさま敵の一掃に乗り出す。ゴンは無事に世子の座に返り咲く。一件落着に見えたけど、話はそんなに単純じゃなかった。
ミョンユンの処遇を巡って、王と息子たちの間には新たな火種が生まれる。特にトソン大君の心は、兄ゴンへの不信感とミョンユンへの想いでぐちゃぐちゃだ。
そんな中、これまで最大の敵だった大妃とチェ・サンロクの心境に、ある変化が訪れる。ゴンとミョンユンの姿に、自分たちの過去を重ねていた。
ネタバレ
王の逆襲、始まる
意識を取り戻した王様、マジで容赦ない。速攻で左議政とユン判官を逮捕。チェ・サンロクは調査が終わるまで自宅軟禁だ。悪党たちが一気に片付いていくのは見ていて爽快だったね。
ゴンは正式に世子に復位。トソン大君は宮殿の外にある私邸に戻るよう命じられる。王妃様も自室に軟禁。でもこれは、王様が王妃を守るための芝居だった。事前に二人で会って、耐えてくれと約束してたんだ。王様、やるじゃん。
大妃様は権力を全部剥奪されて、側近も王様の息がかかった人間に総入れ替え。王様は次に何か企んだらチェ・サンロクを殺すと釘を刺す。これで大妃様も手出しできなくなった。
兄弟の深い亀裂
王様はゴンとトソンを呼び出す。トソンに兄を支えろと命じる。トソンはそれに同意する。でも、ミョンユンのことが心配でたまらない。王様に彼女の身の上を案じるけど、逆賊の娘だ!と一喝される。王様、そこは譲れないみたいだ。
トソンはゴンにも怒りをぶつける。ミョンユンを見捨てて、父親に罰させようとしてるって誤解してるんだ。ゴンは父上はミョンユンを傷つけない。父上のことを分かってないと説明する。でも、トソンの耳には届かない。二人の溝は深まるばかりだ。
暴走する愛と、芽生える変化
トソン、ついにやっちゃったよ。ミョンユンを部屋に閉じ込めて俺と一緒に逃げようって。気持ちは分かるけど、それはダメだろ。ミョンユンは涙ながらにあなたといても不幸になるだけと拒絶する。この言葉で、トソンもようやく自分の執着に気づいて彼女を解放した。見ていて本当に切なかったな。
一方、意外なところで心境の変化があった。大妃様だ。密会場所で、ゴンとミョンユンが仲睦まじく過ごすのを目撃する。ゴンがミョンユンにあんずの髪飾りを贈るシーン。その姿が、若い頃の自分とチェ・サンロクに重なって見えたんだ。
その後、チェ・サンロクと会った大妃様はあの二人を私たちのように引き裂きたくないと語る。運命に抗うのはやめよう、と二人は決意する。まさかこの二人が、ゴンたちの味方になるような展開が来るとは。
偽りの占い、そして真実
ゴンとミョンユンには束の間の平和な時間が訪れる。ゴンは貧しい人々に施しをしていて、ミョンユンもそれを手伝う。二人きりになった時、ゴンがミョンユンに旦那様と呼んでくれって頼むんだ。照れながらも呼んであげるミョンユン。ゴンの喜びようが、こっちまで嬉しくなる。
ゴンは、ミョンユンを元気づけるために一芝居打つ。人相占いができるおばあさんを買収してたんだ。おばあさんはミョンユンに後家相は消えた。あなたの運命は偉大なものに変わったと告げる。
後でゴンがおばあさんにお礼を言いに行くと、衝撃の事実が判明する。あれは本当のことだよって。ミョンユンの運命は、本当に変わったらしい。こんなことは初めてだとおばあさんも驚いてた。これはマジでアツい展開だ!
衝撃のラスト
宮殿を脱出した大妃様、チェ・サンロク、キム尚宮。逃亡の途中で大妃様が体調を崩す。チェ・サンロクが脈を診ると、信じられない事実が発覚する。
大妃様、なんと妊娠してた。
え、このタイミングで?って声出たよ。相手はもちろんチェ・サンロクだよね。長年の禁じられた愛が、こんな形で実を結ぶなんて。物語はとんでもない方向に舵を切った。
感想
今回はマジで情報量が多かったな。王様の逆襲で悪役が一掃されてスッキリしたかと思えば、ゴンとトソンの兄弟関係は最悪の状態に。トソンがやっとミョンユンを諦めたのは良かったけど、彼の純粋な想いを思うと本当に切なくなる。このドラマで一番可哀想なキャラかもしれない。
そんな中、ゴンとミョンユンの甘い時間は最高の癒やしだった。特に旦那様って呼ばせてニヤニヤするゴンの顔、忘れられないよ。オウォルとカプソクのコミカルなやり取りもいい息抜きになってる。
でも、全部持っていったのはラストの大妃妊娠だ。完全に予想外。この土壇場でそんな爆弾を投下してくるなんて。チェ・サンロクとの長年の関係がこんな形で実を結ぶとはね。これが今後の王位継承争いや、ゴンたちの運命にどう影響するのか。もうめちゃくちゃだよ。面白すぎる。
つづく