今回もハラハラドキドキの展開でしたね!もう、タファンのスンニャンへの執着っぷりが加速していて、見てるこっちが「おいおい、皇帝しっかりしてくれよ!」ってツッコミたくなるやら、ニヤニヤしちゃうやらで大忙し(笑)。

タファンの「あの子、気になる!」が止まらない!

冒頭から、皇太后とタナシルリがパク氏の処遇でバチバチ火花を散らしてるんだけど、我らが皇帝タファン様はそんなことどこ吹く風。頭の中は、前回倒れたあの宮女(もちろんスンニャン!)のことでいっぱい!「あの子、大丈夫かな…?」「もしかして、俺のこと…?」なんて妄想が止まらないご様子。

側近のコルタにこっそり様子を探らせるんだけど、コルタは「陛下、もしかしてあの子に気があるんですか~?」なんてニヤニヤ。タファンは慌てて「ち、違う!あいつは高麗で世話になったアラン(スンニャンの男装時の偽名)に似てるだけだ!」なんて言い訳するけど、顔は正直(笑)。結局、「じゃあ、大殿で世話させましょう!」というコルタの提案に、タファンはもう嬉しくてたまらないって顔!単純で可愛いぞ、皇帝!

一方、スンニャンはまだ意識不明。トゥマンが心配そうに見守り、ホンタンにしっかり看病するように言いつけていました。

一方その頃、ワン・ユ様は戦場で大活躍!

場面は変わって、我らがワン・ユ様!こちらは戦場で大立ち回り!信号弾を合図に、突厥軍に奇襲攻撃を仕掛けます。敵将はなんと女性、バトゥルの娘ヤン・ピョンス!ワン・ユの策にはまり、伏兵に次々と討たれていく突厥軍。ピョンスもワン・ユと一騎打ちになり、お互い手傷を負う激しい戦いに!

ペガン将軍が駆けつけると、そこにはバトゥルの馬を引いて悠然と現れるワン・ユの姿が!いや~、カッコよすぎでしょ!捕らえられていたパン・シヌとチョムバギの姿が見えず、壮烈な戦死を遂げたと聞かされ、一同は驚きを隠せません。(実はこれ、ワン・ユの策略なんですけどね…ニヤリ)

皇帝の寵愛?それとも疑惑?スンニャンの受難は続く…

さて、宮廷に戻ると、タファンはタンギセに「高麗のスンニャンってどんな奴だった?」なんて探りを入れてます。タンギセは「いい奴でしたよ」なんて答えるけど、内心は「ヤバい、皇帝がスンニャンが女だって気づく前に追い出さなきゃ!」と焦りまくり。

大殿の掃除をするスンニャンを見つけたタファンは、早速自分のそばに呼び寄せお茶を淹れさせます。「俺のそばにいられて嬉しいだろ?」的なオーラ全開のタファンですが、スンニャンは「早く後宮に戻りたいんですけど…」と内心うんざり。コルタも「この女、空気読めないな…」と呆れ顔。

タファンはさらに、スンニャンに顔を洗わせたり、足を揉ませたりとやりたい放題!高麗での日々を思い出しちゃってるんでしょうね。スンニャンは内心ブチ切れ寸前だけど、相手は皇帝、我慢我慢…。タファンは「お前、なんで大殿の仕事が嫌なんだ?高麗のスンニャンにそっくりなんだよな…絶対にお前を俺の意のままにしてやる!」と、もはやストーカー寸前の執着っぷり。

扇子で扇がせながら「暑い!」「寒い!」とワガママ放題のタファン。そこにヨンチョル丞相がやってくると、タファンはビクッ!と怯え、お茶をこぼしそうになる始末。相変わらずヨンチョルの前では子猫ちゃんですね。ヨンチョルはタファンに書類の決裁だけをさせ、政治には一切口出しさせません。さらに「今夜はタナシルリのところへ行け」と命令。タファンは大人しく従うしかありません。

タナシルリはタファンの訪問を大喜びで迎えますが、タファンはタナシルリを一瞥だにせず、冷たい態度。タナシルリはプライドを傷つけられ、怒り心頭!皇太后は「タナシルリを妊娠させるわけにはいかない」と釘を刺しますが、タファンはもう息が詰まりそう。「今は耐える時だ」と皇太后に諭されます。

お茶を持ってきたスンニャンに、タファンは「お前は本当に高麗のスンニャンに似ている。俺の唯一の友人だったんだ。彼女の代わりに俺に勇気をくれ」と切ない表情。スンニャンは「私はただの奴婢です」と返すのみ。タファンはスンニャンを後宮に戻らせます。

ワン・ユの深謀遠慮とタナシルリの黒い策略

戦勝祝いの宴を開くペガン将軍に、ワン・ユは「兵士たちを労ってやってくれ」と気遣いを見せます。兵士たちが次々と落馬するのを見たワン・ユは、バトゥルが昼間から挑発してきたのは馬を疲弊させるためだったと推測。チェ・ムソンにこのことは口外するなと命じます。さすがワン・ユ様、洞察力が鋭い!

そして、なんとパク氏が懐妊!これを知ったタンギセは、パク氏に仕える者たちを利用しようと画策。一方、タナシルリは文字が読めて口の堅い者を選ぶよう命じます。最初に呼ばれたチョ尚宮は、タナシルリの罠にはまり、秘密の手紙を読んでしまい恐怖のあまり池に飛び込む始末。タナシルリは「使えないわね」とばかりに、次の人物を探させます。

その頃ワン・ユは、死んだと思わせていたパン・シヌとチョムバギを呼び出し、突厥に投降するフリをして潜入するよう密命を下します。これはペガン将軍とのシルクロードを巡る争いに関わる重要な任務のようです。ヤン・ピョンスは投降してきた二人を怪しみますが、ひとまず様子を見ることに。

スンニャン、女だとバレる寸前!?そして皇后の新たな一手

タンギセがまたもやスンニャンにちょっかいを出していると、遠くからそれを見ていたタファンが「ん?何かおかしいぞ…」と気づき始めます。スンニャンの後を追い、衝立越しに「スンニャン!」と呼びかけるタファン!スンニャンはハッとして振り返りますが、誰もいないのでそのまま行ってしまいます。

タファンは「あいつは本当にスンニャンなのか?でもスンニャンは男のはず…」と混乱し、高麗に「スンニャン」という人物について調べるよう密使を送ります。いよいよ正体バレの危機が迫ってきましたね!

そして、ついにタナシルリの魔の手がスンニャンに!尚宮に連れられてきたスンニャンに、タナシルリはまたもや手紙を渡して試します。「この手紙を届けろ。誰に頼まれたかは絶対に言うな」と。スンニャンがこっそり手紙を見ると、そこには「届けた者を殺せ」の文字が!スンニャンは「これは皇后が私を試しているんだ…とんでもない陰謀に巻き込まれるかもしれない」と頭を抱えます。

皇后はスンニャンが気に入らない様子。尚宮は「スンニャンが手紙を届けることに成功したら、宮殿から出してやるというのが唯一の要求です」と伝えます。

手紙を届けた先で、ケプソル隊長は刀をスンニャンに突きつけ「手紙には反逆者と書かれている!誰の差し金だ!」と問い詰めます。スンニャンは手紙の内容と違うことに気づき、「私は殺されない」と確信。ケプソル隊長が振り下ろした刀は、スンニャンの髪をわずかに切っただけでした。タナシルリはスンニャンの度胸に満足した様子。

タナシルリはスンニャンに「なぜそんなに宮殿を出たいのだ?」と尋ねます。スンニャンは「会いたい人がいるのです」と答えます。するとタナシルリは「一つ頼みを聞いてくれたら、願いを叶えてやろう」と持ちかけ、薬を取り出し「これをパク氏に飲ませろ。あいつが龍種を宿したからだ」と命じるのでした…。

つづく