まずは我らが皇帝タファン。スンニャンがもし女の子の格好をしたら…なんて想像して、一人でニヤニヤしちゃってるのよ。もう、完全に恋する乙女(男だけど)状態!そんなタファンの前に、スンニャン本人が現れるんだけど、これがまた切ないのよね。
スンニャンはタファンからとんでもない密命を受けて、内心めちゃくちゃ葛藤してるわけ。そんな時、タファンとバッタリ。「陛下に会いたかったです」なんて、思わず本音が出ちゃうスンニャン。でも、タファンは「どの男のこと考えてんだよ!」って、あらぬ誤解で嫉妬モード全開!もう、この二人のすれ違い、見てるこっちがヤキモキしちゃうわ!
一方、宮廷では相変わらず女の戦いがバチバチよ。皇太后はタファンが上の空なのを見抜いて、懐妊中のパク氏と散歩でもしたらどう?なんて提案するんだけど、これがまた新たな火種に…。
お庭でパク氏が急につわりで苦しみ出すの。タファンは心配して介抱するんだけど、そこを運悪く皇后タナシルリに見られちゃうのよ!タナシルリの嫉妬の炎がメラメラ燃え上がって、もう大変!「あの女に薬を飲ませるのを、この目で見てやるわ!」って、完全に悪役モード全開。
タナシルリ、表向きはパク氏を気遣うフリをして、「一緒に子供を育てましょうね」なんて殊勝なこと言っちゃって。毎日一緒にお茶とお菓子をいただくことを提案するんだけど、そのお茶とお菓子の準備を、なんとスンニャンに命じるのよ!これはどう考えても罠よね!
パク氏は皇后に毒を盛られるんじゃないかってビクビク。スンニャンは「私がなんとかします!」って頼もしいんだけど、内心はヒヤヒヤよね。お菓子作りの時、案の定、尚宮が毒を混ぜてないかジロジロ監視してるの。でも、スンニャンはこっそり毒入りの生地をすり替えるファインプレー!「松の実が入った蜜菓子だけが毒入りです」ってパク氏に耳打ちして、見事タナシルリの企みを阻止!タナシルリはパク氏が蜜菓子を食べるのを見て、満足げだったけど、残念でしたー!って感じよね。
場面は変わって、ワン・ユ様サイド。パン・シヌは鶏肉にかぶりついてるところをヨンビスに見つかって、慌てて悟りを開いたフリ(笑)。ヨンビスは自分がバートルだって名乗るんだけど、パン・シヌはびっくり仰天!なんとかヨンビスの信頼を得て、殺されないように必死よ。
一方、ペガンは突厥の陣形を探らせて、二日後の寅の刻に行動開始を決定。ワン・ユ様はチェ・ムソンに今日の戦略をパン・シヌに伝えるよう指示するんだけど、それをキ・ジャオ(ヨム・ビョンス)が聞き耳立ててるのよ!こいつ、本当にイヤなやつ!キ・ジャオはパン・シヌたちの死に方が不自然だって言って、ワン・ユ様が突厥と内通してるんじゃないかってペガンに吹き込むの。タルタルはそれを黙って聞いてるけど、何を考えてるのかしらね?
夜になって、また突厥が騒ぎ立てて元軍の士気を乱そうとするんだけど、ペガンはワン・ユ様に「チェ・ムソンはどうした!」って詰め寄るの。そこにタイミングよくチェ・ムソンが松明を持って登場!結局、ペガンはキ・ジャオに「もうデタラメ言うな!」って怒鳴りつけて一件落着。ワン・ユ様は松明を消す順番で「二日後、寅の刻に攻撃開始」ってパン・シヌに暗号を送るの。さすがワン・ユ様、頭脳戦もお手の物ね!
さて、再びタファン。あの宮女がスンニャンだったら、あの時認めたはず…なんてまだウジウジしてるのよ。早くコルタにスンニャンの消息を探るよう急かしてるんだけど、もう、じれったいわね!
スンニャンがお茶を淹れてると、タファンは「お前、全然俺のこと見ないな」って。で、「まっすぐ俺を見ろ!」って命令するんだけど、スンニャンと目が合った瞬間、タファンの心臓がドッキドキ!「こいつ、やっぱりスンニャンなんじゃ…」って、ようやく気づき始めたみたい。遅いわよ!
スンニャンは宮中では「ヤンイ」って名前で身を隠してるんだけど、タファンに正体がバレるんじゃないかって気が気じゃないの。そんな中、今度は皇后タナシルリに呼び出されて、なんと堕胎薬を煎じ薬に入れるよう命じられちゃうのよ!もう、スンニャン、板挟みで可哀想すぎる!
タンギセはスンニャンが皇后の部屋から出てくるのを見て、妹がスンニャンを利用してパク氏を陥れようとしてるって確信。まさかスンニャンが協力するとは思ってなかったみたいだけど、この兄妹も大概よね!タンギセはチョ尚宮を呼び出して、「俺に協力すれば尚宮にしてやる」って甘い言葉で誘惑。そして、パク氏に飲ませるための薬を渡すの。
チョ尚宮、まんまと誘惑に乗って、人が見てない隙に餃子スープに薬を投入!こいつも悪党の一味ね!
その夜、パク氏は何度もトイレに行きたくなっちゃうの。トクマンは「後宮でタンギセ様を見かけました。パク様の周りには気を付けてください」ってスンニャンに忠告。スンニャンは、妊婦が芫花(ゲンカ)を飲むと尿意が止まらなくなることを思い出して、ピンとくるわけ!
パン・シヌは「俺はペガンのことなら何でも知ってる。あいつは必ずおとり部隊を出して、その後主力で攻撃してくるはずだ」ってヨンビスに作戦を説明。ヨンビスが「どうやって信じろと?」って聞くと、「寅の刻に敵が来なかったら、この首を差し出す」って、男気を見せるのよ!
ワン・ユ様はペガンと一緒に出陣するんだけど、心の中では「ペガンなんかにシルクロードは渡してたまるか!」って闘志を燃やしてるの。カッコイイ!
寅の刻が過ぎて、ワン・ユ様は突厥の陣営に攻撃開始!パン・シヌはヨンビスに「ワン・ユ様が撤退を命じたら、ペガンを攻撃しろ」って指示。ワン・ユ様が撤退を宣言すると、ペガンは用意してたバートルの仮面をつけて突撃!もう、戦場は大混乱よ!
皇太后はタナシルリに「パク氏にプレッシャーかけすぎると、つわりがひどくなるわよ」って忠告するんだけど、タナシルリは「胎教のためですわ」なんて言って聞かないの。そして、また煎じ薬の準備を命じるんだけど、本当にしつこいわね!
タンギセはパク氏が仮病で妊娠してるフリをしてるって噂を聞きつけて、タナシルリに調査を頼まれるの。
煎じ薬が出来上がると、チョ尚宮が「私が運びます!」ってしゃしゃり出てくるんだけど、スンニャンがサッと奪い取るの。パク氏が薬を飲んだ後、スンニャンはチョ尚宮の様子がおかしいことに気づくのよ。さすがスンニャン、鋭いわ!
コルタの報告で、スンニャンと廃主(ワン・ユのことね)が燕京に連れてこられたこと、スンニャンが男装の麗人だったこと、そして宮中にいることがタファンに知らされるの!タファンは驚きを隠せないわ。「あのムスリがスンニャンだったのか…!俺のこと知らないフリしやがって!」って、ちょっと拗ねてる感じがまた可愛いのよね。もう自分からはスンニャンに会いに行かないなんて言っちゃって。
でも、結局タファンはスンニャンがお茶坊にいることを突き止めて、追いかけていくのよ!そして、「ヤンイ、お前…!」って声をかけるんだけど、スンニャンは正体がバレるんじゃないかって、もう心臓バクバク!
つづく