皇帝タファンの切ない片想いとスンニャンの鋭い勘

宮廷でスンニャンを見かけても、声をかけられないタファン。もうね、見てるこっちがもどかしいのよ!「スンニャン!」って叫んじゃいなさいよ!って思うんだけど、そこは皇帝の立場もあるし、グッと我慢。でも、スンニャンが他の女官と同じように自分を無視する姿に、胸がチクチク痛むのよね。

そんなタファンだけど、弓の腕は上達してるみたい。皇太后にもその腕前が伝わってるくらいだから、頑張ってるのね。パク氏がタファンに気遣いを見せるたびに、タファンはスンニャンの表情をチラチラ。もう、バレバレだってば!

スンニャンがかつて自分にしてくれた世話を思い出しては、切なくなるタファン。水賜伊(ムスリ)たちの食事が粗末なのを見て、ブチ切れる場面も。優しいところあるじゃないの!皇帝自らムスリたちにご馳走を振る舞うんだけど、スンニャンだけは参加しないのよ。タファン、がっかりしちゃって、夜にコルタに酒と料理を準備させて、スンニャンをこっそり呼び出すの。

「そんなにツンツンするなよ」ってスンニャンを引き留めるタファン。もう、この二人、どうなっちゃうの!?タファンはコルタに、スンニャンが全部食べるまで帰すな、なんて命令しちゃって。部屋を出た後も、ドキドキが止まらないタファン。一方のスンニャンは、「さては皇帝、私の正体に気づいたな?」って、さすがの洞察力!

戦場ではワン・ユが大活躍!そして衝撃の事実が…

その頃、戦場ではペガンが大ピンチ!突厥(とっけつ)軍の罠にはまっちゃうのよ。そこに仮面をつけたバートルが登場!ペガン、絶体絶命!でも、そこに現れたのが、我らがワン・ユ!「敗戦計」っていう作戦で、バートルを捕らえるために動くの。

ヨンビスはペガンを捕虜にして、降伏を迫るんだけど、ペガンは断固拒否!かっこいいわ!でも、部下の中には日和っちゃう奴もいて…。タルタルは、自分たちを見捨てたトクマンに失望するの。

ワン・ユは、スンニャンとの別れを思い出しながら、「この戦に勝てば、すぐに会える!」って自分を奮い立たせるの。そして、残った兵士たちに「最後の賭けだ!」って檄を飛ばして、士気を高めるのよ。

パン・シヌの策略で、ヨンビスは祝宴を開いて油断しきってる。その隙に、ワン・ユたちが奇襲攻撃!そして、ついにヨンビスを捕らえるんだけど…なんと、あの恐ろしいバートルの正体は、女だったのよ!これにはビックリ!

宮廷の陰謀はさらに加速!パク氏に悲劇が…

宮廷では、タナシルリがパク氏の懐妊を疑って、スンニャンに探りを入れるの。スンニャンはパク氏に協力して、仮病を使ってタナシルリを欺こうとするんだけど、タナシルリもなかなか手強いわ。スンニャンに「これからも同じお茶菓子を作れ」なんて言って、疑ってるのよね。タンギセも「あの女には気をつけろ」ってタナシルリに忠告するし、スンニャン、完全にマークされてるわ。

スンニャンはパク氏の下着に血をつけて、仮懐妊の噂を流すの。皇太后は、タナシルリが何か企んでるんじゃないかって疑うのよね。

そんな中、スンニャンの友人のホンダンが、チョ尚宮が書庫でタンギセと密会しているのを目撃!スンニャンがチョ尚宮を問い詰めると、なんとチョ尚宮はタンギセの手先で、パク氏はすでに堕胎薬を飲まされていたことが発覚!許せない!

突然倒れるパク氏。タナシルリは「また仮病でしょ?」なんて言い放つから、タファンもドン引き。皇太后は、パク氏が流産したことを知って、ヨンチョルに知られないように口止めするの。

でも、ヨンチョルは医者を問いただして、パク氏が仮懐妊だったことを知っちゃうのよ。そして、大臣たちを集めて、再診察を要求する奏上を準備するの。

追い詰められるタファン!そしてスンニャンへの告白…?

ヨンチョルはタファンに、再診察の奏上に印を押すように迫るの。「逆らったら、お前と皇太后を宮殿から追い出すぞ!」って脅されて、タファンは仕方なく印を押してしまうの。そこに皇太后が現れて、装飾品を全部外して土下座し、「再診察を認めてはなりませぬ!」って訴えるの。ヨンチョルも出てきて、タファンに決断を迫るし、もうタファン、パニック!「うわー!」って叫んで逃げ出しちゃうの。可哀想に…。

再診察を怖がるパク氏に、スンニャンは「事が大きくなればなるほど、皇后の罪も大きくなる」って励ますの。強いわ、スンニャン!

一人になったタファンは、「こんなことになるなら、大青島で死んだ方がマシだった…」なんて弱音を吐いちゃう。ふと振り返ると、そこにスンニャンが!タファンは、「あの時、お前との誓いを破ったのは、こんなみすぼらしい皇位のためじゃない!」って、思わず本音を漏らしちゃうの。スンニャン、びっくりして目を見開くところで、今回はおしまい!

つづく