今回は第14話!もうね、スンニャンとワン・ユ、そしてタファンの三角関係がますます複雑になってきて、ハラハラドキドキが止まらないの! それに、宮廷では新たな陰謀も動き出して、もう目が離せない展開よ!
病み上がりのスンニャンと、嫉妬に燃える皇帝タファン
まずは、病気が回復してきたスンニャン。トクマンから「もう二心はダメですよ、皇帝陛下がお怒りになりますからね」なんて釘を刺されちゃうの。そりゃそうだよね、皇帝のそばにいながら元カレのこと考えてたら、誰だっていい気はしないわ。
その皇帝タファンはというと、ワン・ユが突厥(とっけつ)を討伐したって聞いて、もう内心穏やかじゃない!「キーッ!」ってなってるのが目に浮かぶよう(笑)。スンニャンには「朕の寝宮から一歩も出るな!」なんて命令しちゃって、独占欲むき出しなのよね。
タナシルリの企みと、すれ違うスンニャンとワン・ユ
一方、皇后タナシルリは、尚宮からワン・ユが実は暴虐で女好きだって吹き込まれちゃう。これを真に受けたタナシルリは、スンニャンへの当てつけに、ワン・ユの世話係をさせようと画策するの。女の戦いって怖いわねぇ…。
そんな中、ついにワン・ユが宮殿入り! 宮女たちはキャーキャー大騒ぎだけど、そこにスンニャンの姿はないの…。スンニャンはホンダン(ホンタン)からワン・ユが大明殿にいるって聞いて、近づけないから遠くから見つめるだけ。ワン・ユも人ごみの中にスンニャンの姿を見つけられない…。もう、このすれ違いが切なすぎる!
ワン・ユはスンニャンに会えなくても、彼女が近くにいるような気がしてるみたい。パン・シヌは旧友のトクマンに頼んで、スンニャンを探してもらおうとするの。
タファンVSワン・ユ!火花散る男の戦い
タファンはワン・ユを呼び出して、「お前もこんな目に遭うとはな」なんて皮肉たっぷり。昔スンニャンが助けたのは自分であって、高麗王のお前じゃないんだぞ!ってマウント取ろうとするんだけど、ワン・ユは「スンニャンを高麗に帰してくれ」と頼むの。もちろんタファンは「ノー!」の一点張り。でもワン・ユは「スンニャンの心には、ただ一人の主君しかいない」って自信満々。うーん、どっちも譲らないわね!
やっと再会の約束!でも…
パン・シヌがトクマンに頼み込んで、ついにスンニャンとワン・ユが後花園の火塔で会う約束を取り付けるの! スンニャンがワン・ユを想っていると、パン・シヌが現れて「戌の刻(いぬのこく:午後8時頃)に火塔へ」って伝えるの。もう、ドキドキしちゃう!
ワン・ユも鏡の前で何度も身なりを整えちゃって、パン・シヌとチェ・ムソンにからかわれちゃう始末。恋する男って可愛いのね(笑)。
でも、スンニャンが出かけようとしたその時!タファンが部屋に乗り込んできたの!ああ、もう、なんで邪魔するのよー!
火塔でのニアミスと、タナシルリの誤算
同じ頃、タナシルリは子宝に恵まれるようにと、満月の夜に火塔の周りを歩くおまじないを尚宮から教えられて、火塔へ。でも、皇太后はタナシルリが焚いているお香に麝香(じゃこう)が入っていて、絶対に妊娠できないことを知っているの。皇太后、恐るべし…。
そこで偶然ワン・ユが現れて、タナシルリは慌てて塔の後ろへ。うっかり鈴を鳴らしちゃってワン・ユに見つかっちゃうんだけど、ワン・ユはタナシルリをただの宮女だと思って声をかけたら、まさかのビンタ!「宮中にこんな傲慢な宮女がいるとは!」ってワン・ユもびっくり。そりゃ皇后だもの、プライド高いわよね。
タファンの絶叫と、またもすれ違う二人
タファンはスンニャンをベッドに押し倒そうとするんだけど、スンニャンは抵抗。「もし相手がワン・ユだったら、お前は拒まないのか?」ってタファンが聞くと、スンニャンはタファンを突き放すの。タファンは「ワン・ユのところへは行かせない!」ってヒステリックに叫ぶんだけど、スンニャンは出て行っちゃう。「スンニャンは…朕にとって初めての人なのだ…」ってタファンの悲痛な叫びが切ないわ…。
急いで火塔へ向かったスンニャン。でも、そこにワン・ユの姿はなかったの…。ワン・ユはがっかりしてお酒を飲んでて、「もうスンニャンを探すのはやめよう。彼女に迷惑がかかるだけだ」って諦めモード。あーん、またすれ違い!
動き出す血書の影!新たな陰謀の幕開け
場面は変わって、ヨンチョル丞相。昔、先帝を毒殺した時に、先帝が血書を残したかもしれないって思い出してるの。そして、その血書を探している者がいるらしい。ヨンチョルは「そいつを見つけ出して、拷問にかけてでも血書を手に入れる!」って、もう悪役全開!
ヨンチョルの手下、キプチャク将軍がバヤンの誘いで料亭に行くと、なんと血書を探していたのはバヤンだったの! バヤンはキプチャクを絞め殺して、「成り上がるためには、絶対に血書を見つけ出す!」って野心をむき出しに。バヤンもなかなか油断ならない男ね…。
宴での再会と、キプチャクの死体の謎
宴の席で、タナシルリはワン・ユに恥をかかせようと企んでる。タファンは皇太后がワン・ユを褒めるのを聞いて、また嫉妬してワン・ユをこき下ろす始末。子供みたいなんだから!
そんな中、ワン・ユはタファンの後ろにいるスンニャンを見つけるの! スンニャンもワン・ユに気づいて、もうお互い見つめ合っちゃって! タファンは二人の視線にイライラ。
ワン・ユは昨日火塔で会った傲慢な宮女が皇后タナシルリだったと知ってびっくり。皇太后の提案でワン・ユが玄鶴琴(げんがくきん)を演奏すると、スンニャンは昔、琴を習った頃を思い出して涙ぐんじゃうの。
その時!トクマンが「書斎でキプチャクの死体が見つかりました!」って報告に来るの。バヤンとタルタルは現場に急行。タルタルは「死体は城外の疫病が蔓延する高麗村の井戸に捨てたはずなのに、なぜ宮中に?」ってパニック。バヤンは誰かに監視されていると感じるの。そこにタンギセもやってきて、タルタルは騒ぎにならないように情報を封鎖することを提案。
バヤンはタファンに「キプチャクは自害しました」って報告。酔っ払ったタファンは宴を中止させちゃう。ワン・ユはスンニャンが去っていくのをただ見つめるしかなくて…。
ワン・ゴの不気味な囁きと、ヨンチョルの疑念
宴の後、ワン・ゴがワン・ユに「元の高麗村へ行ってみるといい。最もみすぼらしい場所だ」って意味深なことを言うの。ワン・ユはもう人を送ってるんだけど、ワン・ゴはさらに「キプチャクは自殺じゃない」って囁くの。パン・シヌはもう何が何だか分からないって顔。
ヨム・ビョンスがキプチャクの死体を調べていると、物音に気づいて隠れるの。ヨンチョルがやってきて死体を見て、バヤンに真相究明を命令。バヤンが去った後、ヨンチョルは「これは血書を追っている者の仕業に違いない。そいつは宮中にいるはずだ」って考えて、タンギセ兄弟に血書を探させるの。ヨム・ビョンスは「血書を見つけたら、一気に出世できるぞ!」って野心を燃やすの。
高麗村の惨状と、ワン・ゴの真意
ワン・ユは疫病が蔓延している高麗村へ。村は死体だらけで、ひどい有り様。村長に会うと、「お前みたいな王のせいで、俺たちはこんなに苦しんでるんだ!」って水をぶっかけられちゃう。村長は「狂った男が井戸から死体を一つ引き揚げていた」って独り言を言ってて、ワン・ユはワン・ゴの言葉を思い出すの。
ワン・ユがワン・ゴに会いに行くと、ワン・ゴは「お前が来ると分かっていた」って。ヨンチョルに利用されるだけ利用されて、何も約束してくれないから、ヨンチョルを排除したいみたい。「キプチャクを殺したのは血書を探している者だ。昔、先帝を殺したのはヨンチョルだ」って衝撃の事実を告げるの!
最後の駆け引き!スンニャンを巡る攻防
スンニャンがタファンに何か話そうとするんだけど、タファンはスンニャンがワン・ユのところへ行こうとしてるって察して、話を遮っちゃう。
ワン・ゴは「ヨンチョルはキプチャクが死んだことで、腹心を疑うはずだ。そこが突破口になる」ってヒントをくれるの。ワン・ユはパン・シヌに「すぐにスンニャンに会わせろ!」って命令。
タファンが目を覚ますとスンニャンがいなくて、自ら探しに出るの。
その頃、ワン・ユは塀を乗り越えてスンニャンの寝宮へ忍び込もうとしてた! そこへタファンが追ってきたのを見て、間一髪!ワン・ユはスンニャンを別の部屋に引きずり込んで隠すの!
つづく