タナシルリ、世紀の勘違い!「私のために争ってるのね!」
まず冒頭、タナシルリがワン・ユと皇帝タファンの間に火花が散るのを見て、「あら、私のために二人がヤキモチ焼いてるのね!」って、もう盛大に勘違いしちゃってるんですよ。いやいや、あなたのためじゃないから!って、テレビの前でツッコミ入れた人、多いんじゃないでしょうか?(笑)
一方、皇帝タファンは嫉妬心メラメラ。スンニャンに「二度とワン・ユを見るな!会うな!もし命令に背いたら斬首だ!」って、もう必死。スンニャンが何か言い返そうとしても、聞く耳持たず追い出しちゃう始末。
スンニャンとワン・ユ、涙の抱擁…そしてタンギセの影
部屋を追い出されたスンニャンを、すかさずワン・ユが連れ去ります。「高麗に帰りたいか?」と問うワン・ユに、スンニャンは涙ながらに「帰りたい」と答えます。ワン・ユは、これ以上スンニャンを危険な目に遭わせたくないと、彼女を強く抱きしめるんですが…なんと、この切ないシーンを、あのタンギセが見ていたんですよ!うわー、これは波乱の予感しかしませんね!
宮廷ネズミパニック!呪いの噂が現実に?
翌朝、皇帝タファンがネズミに驚いて大騒ぎ!コルタも腰を抜かす中、スンニャンは冷静にネズミを処理。さすがです。タナシルリもネズミにパニックになり、ワン・ユが抱きかかえて助けるなんて一幕も。宮廷中がネズミだらけになり、女官や宦官たちは大混乱!
このネズミ騒動、実はヨンチョルも衝撃を受けていました。皇太后が原因を問い詰めると、トゥクマンが「先皇の呪いでは…」と不吉なことを口にします。そして、パン・シヌが街で「ネズミ騒動は先皇の呪いだ!」と噂を広め、民衆の怒りはヨンチョルへと向かいます。これ、実はワン・ユの策略通りなんですよね。策士だなぁ、ワン・ユ!
仏像が血の涙!?ヨンチョルを追い詰める見えざる敵
皇帝タファンがヨンチョルに「明宗皇帝の呪いって本当?」なんて聞いちゃうもんだから、ヨンチョルは激怒。「その件には触れるな!」と釘を刺します。そんな中、ペガンがヨンチョルを仏堂へ連れて行くと、なんと仏像が血の涙を流しているではありませんか!ヨンチョルは秘密を守るよう厳命しますが、皇太后は「呪いが始まった!」とヒステリックに。怒り狂ったヨンチョルが仏像を斬ろうとするのを、皇太后が必死で止めます。ヨンチョルは、一体どんな強敵が自分に立ち向かっているのか、まだ掴めていません。
ワン・ユはこの仏像の件に驚きつつも、「ヨンチョルには腹心が必要だ」と冷静に分析。皇帝タファンは、ヨンチョルとワン・ユが囲碁を打っているのを見て不審がります。ヨンチョルはワン・ユに「俺の力で高麗王に返り咲こうなんて思うなよ」と牽制しますが、ワン・ユは「あなたは先皇を殺して権力を手に入れた。同じ道を辿るな」と逆に忠告。この言葉にヨンチョルは何かを感じたのか、ワン・ユの助けが必要だと考え始めます。息子のタンギセは猛反対しますが、ヨンチョルは「お前にはワン・ユのような知恵がない!」と一喝。タンギセは、ますますワン・ユの陰謀を暴こうと躍起になります。
スンニャンの覚悟とノ尚宮の優しさ
夜、ワン・ユがこっそりスンニャンに会いに来ます。実は、仏像の血の涙はスンニャンの仕業だったんです!「傍観しているだけではいられない」という彼女の強い意志の表れですね。部屋に戻ったスンニャンを、ノ尚宮が優しく迎えます。「私も高麗人だ」と明かし、スンニャンの足を揉んであげるシーンは、なんだかホッとしました。
皇帝の嫉妬とスンニャンの大胆な賭け
皇帝タファンはワン・ユに「なぜヨンチョルに近づく?」と問い詰めますが、ワン・ユは「私を復位させてくれる者に近づくだけだ」とサラリ。その後、タファンはスンニャンに「この戦いをどう思う?」と尋ねます。するとスンニャン、「私が陛下をお助けしてヨンチョルを倒したら、ワン・ユ様を復位させてください」と、まさかの大胆発言!これにはタファンも激怒。そりゃ怒るわな…。
消えた宦官「チョクホ」を追え!
ペガンから、先皇が亡くなる直前に仕えていた宦官「赤虎(チョクホ)」の存在を知らされたタファン。コルタもその忠誠心を聞いたことがあると言い、タファンはチョクホを探し出すよう命じます。
一方、あのイヤ~な感じのヨム・ビョンスは、村にネズミがいないことを村長に尋ねて一蹴された後、宦官がチョクホの情報を探っているのを目撃。ピーンと来たヨム・ビョンスは、ワン・ユの手下が高麗村へ行ったこと、そして宦官がチョクホを探していることをタンギセに密告!タンギセは、スンニャンもこの件に関わっていると確信し、二人への憎しみを募らせます。
秋月館の罠!狙われるスンニャンと皇帝
ワン・ユは、ヨンチョルが罠にかかるのを静かに待っています。そこへタンギセから「亥の刻(夜10時頃)に秋月館でヨンチョルと会ってほしい」との使いが。
時を同じくして、コルタもタファンに「亥の刻に秋月館でチョクホに会えます」と報告。タファンはスンニャンと共にお忍びで秋月館へ向かいます。しかし、これはタンギセの罠!チョクホを探っていた宦官を殺害し、父ヨンチョルを秋月館へ呼び出します。
チョ・チャムジョンが宦官の死体を処理しているところをペガンが発見。タンギセの仕業だと聞き、急いでタファンの元へ向かいますが、タファンは既におらず、ペガンはタンギセの企みに気づきます。
秋月館の不穏な空気に、パン・シヌも何かを感じ取ります。タンギセが一人で酒を飲んでいると、スンニャンたちが別室へ。すると一枚の紙が渡され、「スンニャン一人だけ指定の部屋へ来い」との指示が!
スンニャンが部屋を移動した直後、ヨンチョルがタンギセからの知らせで「血書を探す者」がいるという部屋へ踏み込みます。そこにいたのは、なんと皇帝タファン!ヨンチョルもビックリです。タンギセは「呪いを仕掛けた張本人が現れる」と不気味に笑い、ワン・ユは動揺。そして、部屋の戸を叩く音…。タンギセがニヤリと笑いながら戸を開けると、そこにはスンニャンが!一同驚愕の中、タンギセの高笑いが響き渡ります。最悪のタイミング!
絶体絶命!ヨンチョルの刃がタファンに迫る!
ヨンチョルはタファンに「血書を探しに来たのか?」と問い詰め、タファンはこれを認めます。しかし、「呪いのことは知らない」と答えるタファン。
その頃、タルトルは秋月館の様子を偵察し、緊迫した状況を察知。そこへ皇太后が衛兵を連れて到着!タルトルはペガンに「ヨンチョル側につくか、皇太后側につくか、早く決断を!」と迫ります。
ヨンチョルが刀を抜き、タファンを殺そうとしたその瞬間!タジャゲが「皇太后様、おなりー!」と叫びます。九死に一生を得たタファンは、皇太后の元へよろめきながら駆け寄り、「存在しない血書のためにここへ来たのです!」と大声でアピール。皇太后がタファンを連れ帰ろうとすると、「スンニャンを探さねば!」と騒ぎ立てます。
ヨンチョルがペガンに「なぜここに来た?」と問うと、すかさずタルトルが「皇太后様をお止めするために参りました」と機転を利かせます。ナイス、タルトル!
スンニャンを巡る攻防!ワン・ユの決断、そして皇帝の到着
一方、タンギセはスンニャンを人質に取り、ワン・ユに「お前が呪いを仕掛けたのだろう!」と認めさせようとします。そこへヨンチョルが現れ、タンギセを殴りつけ、スンニャンを連れ去ってしまいます。ワン・ユは、連行されるスンニャンをただ見つめることしかできず、胸を痛めます。
ワン・ユはヨンチョルに対し、「スンニャンを解放してくだされば、あなたに忠誠を誓い、忠臣と奸臣を見分けるお手伝いをします」と申し出ます。
タファンはスンニャンが地下牢に監禁され、タンギセに拷問されていると聞きます。その拷問の真っ最中、ワン・ユが駆けつけ、「ヨンチョル様がスンニャンの解放をお許しになった!」と叫び、タンギセを殴り飛ばします。そして、傷ついたスンニャンを背負い、立ち上がったその時…皇帝タファンが息を切らして駆けつけるのでした!
つづく