まずね、ヨンチョル丞相が死んだって話だったのに、なんとまだ息があったのよ!薬をこっそり吐き出してたみたいで、タファン(元順帝)やタンギセ、タナシルリも気が気じゃないって感じ。
そんな中、ワン・ユが高麗王の座を取り戻すために動いてるんだけど、これがまた危なっかしくて!スンニャンも「ちょっと、大丈夫なの!?」って心配してる矢先に、タファンが乗り込んできて「お前がヨンチョルを毒殺しようとしたんだろ!」って、ワン・ユを捕まえちゃうのよ!もうね、スンニャンはタファンに「私のことでこんなことするなんて、卑怯すぎる!」って啖呵を切るんだけど、タファンは「お前の主人がどれだけ無能か見せてやりたいだけだ」なんて強がっちゃって、もう、この二人のすれ違いがもどかしい!
牢屋に入れられたワン・ユを、今度はタンギセが殺しに来るんだけど、ここでワン・ユが一言。「親父さんなら、俺を利用して真犯人を見つけるだろうね。あんたは親父さんにゃ敵わないよ」って挑発!カッとなったタンギセを止めたのは、なんと妹のタナシルリ!「兄さん、今はワン・ユを生かしておいて、真犯人を見つけるのが先よ!」だって。タナシルリ、意外と冷静なのね。
で、ワン・ユは瀕死のヨンチョルの元へ。そこで「タンギセには、以前言ってた通り、親父さんは死んだって計画を進めさせろ」と進言。一体何を企んでるのやら…。
スンニャンはね、ヨンチョルに毒を盛ったのはペガンじゃないかって疑ってるの。前に大青島でタファンを助けたのもペガンだったしね。そして、皇太后が毎日仏堂でお祈りしてることに目を付けるの。賢い!
ワン・ユは皇太后に「なぜヨンチョル一族を許したんですか?」って問いただすんだけど、皇太后は「私には力がないから…」と弱気。でもワン・ユは「大臣なんて風見鶏みたいなもんですよ。今なら味方に引き入れられます!」って皇太后を焚きつけるの。ここで皇太后、ピーンと来ちゃうわけ!「あの怪文書を流したのは、あなただったのね!」って。ワン・ユはあっさり認めて、「高麗王に復位したいんです。ヨンチョルに仕えても第二の瀋陽王になるだけ。それなら皇太后様にお仕えします」って宣言!おおー!
スンニャンは、ヨンチョルの腹心であるパン将軍とチュク大夫を紹介。この二人、犬猿の仲なんだって。夜、ワン・ユは皇太后と一緒にパン将軍に会って、「協力してくれたら、ヨンチョルの代わりに大丞相にしてやる」って持ちかけるの。
一方、スンニャンはワン・ユの代わりにタナシルリと接触。タナシルリはワン・ユが来ると思っておめかししてたのに、スンニャンが現れてびっくり!スンニャンは「もう私は宮女じゃありません」ときっぱり。タナシルリは、スンニャンが宮殿を出て会いたがってたのがワン・ユだと気づいて、「片思いなのね、可哀想に」なんて笑うんだけど、スンニャンは「パン将軍とチュク大夫が謀反を企てています。タンギセ様にお伝えください」と偽情報を流すの!さすがスンニャン、頭が切れる!
パン将軍は皇太后に協力することを約束して、チュク大夫と手を組むことに。皇太后は、パン将軍に言ったのと同じことをチュク大夫にも伝えて、二人を競わせる作戦ね。
タンギセは妹からの情報でワン・ユを疑いつつも、ヨム・ビョンスからパン将軍がチュク大夫の屋敷に行ったと聞いて、ひとまず父親を避難させることに。皇太后はヨンチョルの輿を止めて中を確認しようとするんだけど、タンギセが断固拒否!結局ヨンチョルには会えなかったけど、皇太后は「これでヨンチョルは死んだも同然!」ってほくそ笑んで、計画実行の日を早めるのよ。
そんなこんなで、ワン・ユ一行が食事をしてると、チョムバギが「スンニャンが高麗に帰って嫁に行く」なんて冗談を言って、スンニャンは恥ずかしくて席を外しちゃうの。ワン・ユも後を追って、ついに!用意してたかんざしをスンニャンに渡して「私の王妃になってくれないか」ってプロポーズ!キャー!スンニャンは一晩考えさせてって言うんだけど、もうドキドキが止まらない!
夜、スンニャンはかんざしを見つめながら、タファンが自分にまとわりついてきた時のことを思い出して涙…。切ないねぇ。
ペガンはタファンに「パン将軍とチュク大夫がタンギセを倒したら、大丞相の座は私のものじゃなくなりますぞ!」って詰め寄るんだけど、タファンは皇太后の決定には逆らえないって感じ。
翌朝、ワン・ユはスンニャンの部屋の前でソワソワ。でもスンニャンがかんざしをしてなくてガッカリ…。皇太后はワン・ユがペガンを引き入れようとしてるのに反対するんだけど、そこにペガンが現れて「ヨンチョルを殺したのは私だ!」って名乗り出るの!皇太后は「皇帝を操っているのはお前か!」って激怒してペガンを追い出しちゃう。
ペガンとタルトルは「ヨンチョルが死んだら皇太后の天下で、皇帝はまた操り人形だ」って話してると、ワン・ユが登場。「私は最初から皇太后側の人間です。必ずお二人を説得してみせます」って言うの。ワン・ユ、一体どっちの味方なの!?
そしてついに、スンニャンがかんざしをつけて現れるの!ワン・ユ、もう嬉しくてたまらないって顔!その夜、ワン・ユはスンニャンに「なぜ男装を?」って尋ねて、スンニャンは貢女として連れ去られた過去を打ち明けるの。ワン・ユは涙ながらに、自分が原因で幼い少女の母親を死なせてしまったことを告白。するとスンニャン、「私がその少女です。でも、当時の世子様を恨んだことはありません」って…!まさかの展開!ワン・ユはあの時の少女が生きていたことを知って感極まり、スンニャンに深くキスをするの…!そして翌朝、ワン・ユは腕の中で眠るスンニャンを愛おしそうに見つめるのでした。もう、ここのシーンは涙なしには見られない!
一方、タナシルリはタファンに「父の容態はずいぶん良くなりました」と報告。タファンは今夜、計画を実行すると決意。「私を笑った者たちに、皇帝の威厳を見せてやる!」って。皇太后も「今夜を過ぎれば、天下は私のものよ!」とほくそ笑む。タナシルリはワン・ユと会って作戦実行の時刻を確認し、「必ず下手人を捕らえてください」と頼むの。
そして、タンギセがヨンチョルの棺の前で泣き崩れてるところに、ペガン、タルトル、ワン・ユが現れて哀悼の意を示すんだけど…これ、全部演技だよね!?
そんな時、スンニャンがヨム尚宮が運んできたお茶の匂いがおかしいことに気づくの。「甘豆湯…これはヨンチョル様しか飲まないはず…!」ってことは、まさか…!
ヨンチョルは「戦の勝敗は、いかに敵を欺くかだ。ワン・ユとペガンが敵か味方か、見極めてやる」と不敵な笑み。やっぱり生きてたー!
スンニャンは急いでタファンの元へ駆けつけて「ヨンチョルは生きています!皇后殿で確かめてください!」と訴えるの。タファンが突然皇后殿に現れてタナシルリはパニック!ヨンチョルの姿はなかったけど、お茶が甘豆湯だと気づいたタファンは、コルタにヨンチョル殺害を命じる!
パン将軍とチュク大夫が兵を率いて現れ、タンギセが迎え撃つ!その時、スンニャンが白い布を結んだ矢を放ち、チュク大夫を射殺!みんなが白い布の合図を見て、「ヨンチョルは生きている!」と悟るシーンで、今回はおしまい!
つづく