まさかのどんでん返し!ヨンチョルは生きていた!?

バヤン将軍とタルタル軍師、この二人、やっぱりただ者じゃなかったわね! ヨンチョルがまだ生きてるんじゃないかってピンときて、計画を変更。パン将軍と激しい戦いを繰り広げるの。その混乱の中、パン・シヌがこっそりヨンチョルの棺を覗くんだけど…なんと中は空っぽ! やっぱりヨンチョル、一筋縄ではいかないわね!

バヤンはワン・ユに目配せして、パン将軍にトドメを刺すよう指示。これで一件落着…かと思いきや、ここでまさかのタンギセが登場! 私兵を率いてパン将軍の残党を皆殺しにしちゃうの。バヤンとワン・ユ、完全にタンギセにしてやられたってわけ。ヨンチョルも病を押して、タンギセからの吉報に大喜びよ。まったく、この親子、恐るべし!

タファンの苦悩と、皇太后の悲しい決断

一方、タファン(皇帝)はヨンチョルが大明殿に向かったって聞いて、黒装束の暗殺者たちを送るんだけど…。これがまた裏目に出ちゃうのよね。

ヨンチョルが大明殿に着いた途端、黒装束たちが襲撃! ヨム・ビョンスが負傷するんだけど、そこにスンニャンが駆け込んできて、「パン将軍は鎮圧されたわ!タンギセがすぐそこまで来てる!」ってタファンに告げるの。タファンは「ヨンチョルはもうすぐ死ぬ」なんて得意げだったけど、状況は一変。

結局、タファンは自ら護衛を率いて現れて、自分が送った黒装束たちを斬り殺す羽目に…。「自分の駒を自分で始末するなんて…」って、タファンの胸の内を思うと、もう、ねぇ…。そこにタンギセが到着して、大明殿の惨状を見てビックリ。「父上、何があったんですか!」って。タナシルリ皇后は泣きながら「誰かが暗殺を企てたのよ!」って言うんだけど、ヨンチョルの鋭い視線はタファンに突き刺さるのだった…。ひぃぃ、怖い!

翌日、朝廷ではパン将軍の残党たちが尋問されるんだけど、タファンや皇太后のことは一切口を割らないの。でも、ヨンチョルがタファンに処刑を命じるよう迫ったその時! なんと一人が「皇太后様の指示です!」って叫んじゃうのよ! これにはタファンも逆らえず、ヨンチョルの命令通り皇太后を廃位して、感業寺送りに…。

実はこれ、皇太后が前もってタファンに「自分のことは気にするな、帝位さえ守れればそれでいい」って伝えてたの。ワン・ユやバヤン、タルタルの秘密も守り通して、「力を蓄えてヨンチョルと再び戦えるように」って。皇太后様、どこまでも気高いわ…。

皇太后の覚悟と、タナシルリの企み

皇太后は全ての装飾品を外して、パク氏に「お腹の子を必ず守って」と託すの。そこにタナシルリがやってきて、これでもかってくらい皇太后をコケにするんだけど、皇太后も負けずにタナシルリがまだ懐妊してないことをチクリ。女の戦いって、いつの時代も怖いものね…。タナシルリはその後、尚宮にパク氏を始末する方法を考えるよう命じるの。どこまでも性悪だわ!

そして皇太后は仏前で髪を剃り、出家。「ヨンチョルに、あの時私を殺さなかったことを後悔させてやる!」って誓うの。その姿、凛々しくて、もう涙なしには見られないわ!

ワン・ユの帰国と、スンニャンの新たな任務

ヨンチョルは褒美としてバヤンを平章政事(政治のトップ)に任命。ワン・ユには「何か望みは?」って聞くんだけど、ワン・ユは「高麗王に復位したい」って。でも、せっかく手に入れた高麗をヨンチョルが手放すはずもなく、却下。

その後、ワン・ユはバヤンと「もっと力をつけなきゃな」って話し合って、高麗へ帰ることに。タルタルは「遼陽省は高麗より広い。一国の王と変わらない」って言うんだけど、バヤンはタファンがますますヨンチョルに虐げられることを心配してるのよね。

ヨンチョルはタファンに「前回の刺客はなぜ皆宦官だったのだ?」って問い詰めるんだけど、タファンは知らんぷり。ヨンチョルは「これからは皇帝の行動は全て監視されると思え」って釘を刺すの。もう、タファン、息苦しくてしょうがないわね。さらに、骨及(コルタ)からスンニャンが高麗に帰ったって聞いて、ますます落ち込んじゃうの。可哀想に…。

でもね、スンニャンは高麗には帰らなかったの! ワン・ユはチェ・ムソン、チョムバギを連れて高麗へ。スンニャン、パン・シヌ、パク・ブラは元に残って、血書を探し続けることに。ワン・ユとスンニャンの別れのシーン、もう、涙腺崩壊よ! 「必ず戻ってくる」って抱きしめ合う二人…切なすぎる!

血書の行方を追え!新たな手がかりと迫る危機

ヨム・ビョンスは怯薛(ケシク)隊の隊長になって、もうやりたい放題。パン・シヌたちを見つけては嫌味を言うんだけど、パク・ブラに皮肉で返されちゃうの。ざまぁみろ!

一方、スンニャンたちは高麗村で、「チョクホ」っていう元宦官の情報を集めてるの。村長に聞いても、なんだか話をはぐらかされてる感じ…。その間にスンニャンが村長の部屋に忍び込んで、赤い虎の頭が刻まれた槍を発見! これが手がかりになるのかしら?

パン・シヌが諦めかけた時、スンニャンは「夜にもう一度確認する必要があるわ」って。抜け目ないわね!

その頃、ヨム・ビョンスはタンギセに「高麗村の村長が怪しい」って報告。タンギセが持っていたチョクホの昔の似顔絵に、ヨム・ビョンスが髪と髭を書き足したら…なんと村長そっくり! バレちゃった!

夜、物音に気づいた村長が槍を持って出てくると、覆面の一団に襲われるの! パク・ブラが応戦するけど、負けちゃう…。そしてスンニャンが村長の正体がチョクホだと見破るのよ!

スンニャンは「血書を見つけてヨンチョルを倒したい」ってチョクホに協力を求めるんだけど、チョクホは「昔、逃げる時に血書は宮中に隠した。後で宦官に探させたけど見つからなかった」って言うの。スンニャンが「誰に探させたの?」って聞こうとした瞬間、ヨム・ビョンスたちが現れちゃった! あー、もうちょっとだったのに!

チョクホはすぐにヨム・ビョンスの正体に気づくけど、タンギセにカツラを剥ぎ取られて万事休す。牢屋で厳しい拷問を受けるチョクホ。でもヨンチョルは「命までは取るな」ってヨム・ビョンスに命令するの。何かまだ利用価値があるってことかしら?

スンニャンは夜にチョクホを救い出して、彼が昔逃げた通路から脱出する計画を立てるの。

タナシルリにまさかの…!?そしてスンニャン絶体絶命!

その頃、宮殿ではタナシルリがパク氏をいびってたんだけど、突然吐き気が! 尚宮は「皇后様、ご懐妊かもしれません!」って。ええーっ!? 本当だとしたら、またややこしいことになりそう…。でも、皇太后はチャン侍郎からの情報で「タナシルリが懐妊なんてありえない」って思ってるみたい。どっちなのよー!

そして運命の夜。スンニャンは衛兵の交代の隙を突いてチョクホを救出! パン・シヌとパク・ブラが別れて敵を引きつけてる間に、スンニャンとチョクホは逃げるんだけど…タンギセに見つかっちゃうの! スンニャンは負傷しながらも大明殿に逃げ込むんだけど、そこでタファンに発見されるの!

タファンはスンニャンを自分の浴室に匿って、湯船にバラの花びらを大量に投入! そこにタンギセが踏み込んでくるんだけど、湯船の中に隠れたスンニャンには気づかないの。でもタンギセ、なかなか帰らないのよ! その間にスンニャンが気を失っちゃって、タファンは水中でスンニャンに口移しで空気を送るの! きゃー! このシーン、息止めちゃったわ!

幸い、タファンの護衛が自分の腕を傷つけて血痕を残し、タンギセを浴室からおびき出すことに成功。タファンは急いで気を失ったスンニャンを湯船から引き上げて、心配そうに抱きしめるのだった…。もう、タファン、カッコよすぎ! スンニャン、どうなっちゃうのー!?

つづく