今回の『奇皇后』第27話も、手に汗握る展開だったわね!タナシルリ皇后の陰湿な嫌がらせがエスカレートする一方で、我らがスンニャン(奇皇后)の負けん気の強さも炸裂!そして、板挟み状態のタファン(元順帝)の情けなさといったら…もう、目が離せないわ!
さっそく、ドロドロ&ハラハラドキドキの27話、詳しく見ていきましょ~!
恐怖の避妊薬!タナシルリの非情な一手
まず冒頭から、タナシルリ皇后がやってくれたわよ!なんと、後宮の妃嬪たち全員を集めて、無理やり「避妊薬」を飲ませようとするの!表向きは「体に良いお茶」なんて言ってるけど、その実、子宝を望む妃たちにとっては悪夢のような仕打ちよね。
他の妃たちが恐れおののいて、しぶしぶ飲もうとする中、やっぱりスンニャンは屈しない!「私は飲まない!」と毅然とした態度を貫くの。タナシルリがブチ切れてスンニャンに手を上げようとしたその瞬間…!
「何をしている!」
きたー!皇太后様のご登場よ!さすが、この修羅場を収められるのは皇太后様しかいないわ。皇太后は、これが避妊薬であること、そしてタナシルリの悪事を厳しく糾弾!すでに飲んでしまった妃たちは、慌てて吐き出そうとするんだけど…もう遅いかもしれないわね…。
タナシルリは皇太后にやり込められても、まだスンニャンを睨みつけてるの。でもね、スンニャンはそんな視線ものともせず、おもむろに差し出された避妊薬を手に取ると…なんと、床にぶちまけたのよ!
「キャー!よくやった、スンニャン!」
って、テレビの前で叫んじゃったわよ、私(笑)。タナシルリは怒り心頭でわめき散らすんだけど、皇太后が再びタナシルリを叱りつけて、その場はなんとか収まったの。いや~、スカッとしたわ!
皇帝の寵愛は誰の手に?揺れる後宮
皇太后が去った後、気まずい雰囲気の妃嬪たちの前に、タファンが登場。タナシルリには目もくれず、まっすぐスンニャンの元へ歩み寄り、その手を取って去っていくのよ!これには他の妃たちも、タナシルリ皇后に対して「ざまぁみろ」って視線を送ってたわね。タナシルリのプライドはズタズタよ。
タファンはスンニャンを自室に招き、二人でお酒を酌み交わすの。スンニャンが楽器を奏でると、その美しい音色にタファンもうっとり。この二人、いい雰囲気じゃないの~!
一方、部屋で一人取り残されたタナシルリは、怒り狂って大暴れ!そこへスンニャンの楽器の音が聞こえてきて、さらに嫉妬の炎を燃やすのだったわ。哀れなタナシルリ…。
権力闘争の闇!ヨンチョル丞相の恐るべき野望
場面は変わって、宮廷の権力闘争も激化してるわよ。タンギセは、父ヨンチョル丞相からペガンが褒められているのを見て、面白くない様子。ペガンに対して「汚い手を使って成り上がりやがって」と噛みつくんだけど、ペガンは「お前こそ親の七光りだろ?」と一蹴。この二人の対立も深まっていきそうね。
そして、諸悪の根源、ヨンチョル丞相よ!タファンの前に現れると、その威圧感でタファンを完全に萎縮させちゃうの。そして、信じられない言葉を口にするのよ。
「帝位を退き、王子に譲ってはどうか?そして、王子の母君が垂簾聴政(幼い王に代わって政治を行うこと)なされよ」
だって!つまり、自分の息のかかった者を帝位につけ、裏で操ろうっていう魂胆ね!さらに「もし逆らえば、この王宮は血の海となるだろう」と脅迫!タファンは恐怖で何も言えないの…。もう、この国の未来はどうなっちゃうのよ!?
皇帝の無力とスンニャンの失望
ヨンチョルに脅されたタファンは、すっかり意気消沈。部屋に戻って落ち込んでいるところに、スンニャンが勉強を教えに来るの。でも、タファンは「もう復讐なんて考えないでくれ」と弱音を吐く始末。スンニャンは、そんな覇気のないタファンの姿に失望して、部屋を後にしてしまうの…。あぁ、この二人の心もすれ違っていくのかしら…。
再びタナシルリの魔の手!スンニャン、書庫に監禁される!
タナシルリのスンニャンいびりは、まだまだ終わらないわよ!今度は「内訓(宮廷の女性の心得)」の暗唱テストで、スンニャンを追い詰めるの。スンニャンは見事に暗唱してみせるんだけど、タナシルリは「遅刻した」というくだらない理由をつけて、罰としてスンニャンを書庫に閉じ込め、内訓の書き写しを命じるの!
水も食事も与えられず、ひたすら内訓を書き写させられるスンニャン…。これは過酷すぎるわ!
愛する人を救え!タファン、ついに動くか!?
スンニャンが書庫で苦しんでいることを知ったタファン。さすがにこれには驚きと怒りを隠せない様子!やつれて弱りきったスンニャンの元へ駆けつけ、その体を抱きしめるのだったわ!
つづく