今日も『奇皇后』の時間がやってきたぜ!第28話、もうね、手に汗握る展開ってこのことだろ!ってくらい、ハラハラドキドキが止まらない回だったんだ。早速、詳しく見ていこうぜ!
前回、書庫に閉じ込められちゃった我らがスンニャン(奇皇后)。タファン(元順帝)は気が気じゃない。いてもたってもいられず書庫に駆けつけるんだけど、そこには見張りのヨム・ビョンスが!「陛下、なりませぬ!」なんて止めようとするんだけど、今のタファンは怒り心頭!その眼光の鋭さに、さすがのヨム・ビョンスもビビって道を開けるしかなかったぜ。
書庫の中では、スンニャンが空腹でぐったり。机に突っ伏してる姿を見つけたタファンは、胸が締め付けられる思いで駆け寄って抱き起こすんだ。「もうやめろ、無理するな」って言うんだけど、スンニャンは弱音を吐かない。フラフラなのに、また筆を握って内訓を書き写そうとするんだから、その根性、マジで尊敬するぜ!
一方、宮殿ではタナシルリ皇后が「なんですって!?陛下が書庫へ!?」って大慌て。怒り心頭で書庫へ向かうんだけど、時すでに遅し。タファンはもう宮殿に戻って、なんと自らも書物を書き写していたんだ。
そしてついに、スンニャンはタナシルリが命じた量の書物を全部書き終えた!ふらつきながらも書庫から出てきたスンニャン。髪は乱れ、疲れ果てた姿だったけど、その瞳は少しも死んでない。タナシルリはスンニャンのやつれた姿を見て、内心「してやったり!」ってほくそ笑んでるんだけど、スンニャンは「全部、書き終えました」とキッパリ。タナシルリはさらに得意満面で、「宮廷の掟の厳しさが身に染みたか?これからは大人しくしていろ」なんて警告する始末。ムカつくぜ、タナシルリ!
場面は変わって、ワン・ユサイド。部下の一人がフクスに捕らえられちまった!ワン・ユはたった二人の護衛を連れてフクスのもとへ。「部下を返せ」と要求するワン・ユに、フクスは「たったそれだけの人数で何ができる?」と舐めきった態度。手下どもを呼び出してワン・ユを始末しようとするんだけど、首筋に刀を突きつけられてもワン・ユは顔色一つ変えない。その度胸にフクスも考えを変えたのか、部下を解放するんだ。さすがワン・ユ、カッケェ!
さて、スンニャンはタルタルと秘密の会議。「タナシルリのやりたい放題にはもう我慢ならない!あの皇后の印章を奪ってやる!」だってさ!おお、ついに反撃開始か!?ワクワクするぜ!
タナシルリはそんなスンニャンの企みなんて露知らず。いつものように妃嬪たちにお茶を振る舞うんだけど、そのお茶を飲んだ一人の妃が突然苦しみだして倒れちまった!タナシルリも「え、なんで!?」ってパニック。
みんなが驚きと不審の目で見つめる中、役人がやってきて倒れた妃の口に鉄の棒を入れると…なんと真っ黒に!毒だ!
皇太后もこの事態を重く見て、調査官を派遣。調査官は毒見のために、お茶にたくさんの鉄の玉を入れて、布でこしてみる。そして布をじっくり観察した後、「このお茶に毒はありません」と宣言!タナシルリはホッと一安心。皇太后も「私はそなたを信じている」と表明するんだけど、これって本心か…?
事が収まった後、タルタルはスンニャンに「絶好の機会だったのに、なぜタナシルリを追い詰めなかったのですか?」と問う。でもスンニャンは「いや、これでいいんだ。これから苦肉の策でタナシルリを罠にはめるのさ」とニヤリ。おお、スンニャン、何か企んでるな!
スンニャンはタナシルリを油断させるため、わざと他の妃と大喧嘩!相手の妃もスンニャンをなめきってて、みんなの前でスンニャンの頬をバチーン!でもスンニャンも負けちゃいない、バチーン!とやり返す!そこにタナシルリが登場。他の妃たちは慌てて整列するのに、スンニャンだけはタナシルリをガン無視で相手の妃を罵り続ける。肝が据わってるぜ!
タナシルリはスンニャンに「明日の朝礼でお茶を飲む準備をしておけ」と言い残して、得意げに去っていく。
そして運命の朝礼。妃たちはまたお茶を飲むことに。タナシルリはスンニャンの前に来て、ニヤニヤしながらスンニャンがお茶を飲むのを見つめる。スンニャンは敵意むき出しでタナシルリを睨みつけながら、お茶をグイッと飲み干し、さらにナツメを一つ口に入れてムシャムシャ。タナシルリは「しめしめ」って顔で笑ってる。
その瞬間!スンニャンはナツメを食べ終わると、タナシルリの方を向いて、突然顔色を変えてその場に倒れ込み、激しくもがき苦しみ始めたんだ!周りの妃たちは「キャー!」って大絶叫!タナシルリも「え、なんでスンニャンが毒に!?そんなはずじゃ…」って感じで、完全にパニック!
つづく