今回の『奇皇后』第37話、ついに来た!って感じだったわね!長かったヨンチョル丞相との戦いも、いよいよクライマックス!手に汗握る展開の連続で、テレビの前で思わず声が出ちゃった人も多いんじゃないかしら?

宮廷は大混乱!皇帝タファン、覚悟を決める!

まず、ペガン将軍がヨンチョル丞相との決戦に臨む中、宮中にいる我らが皇帝タファンも、ヨンチョルが攻めてくることを想定して準備万端!「皆、必ず生き残れ!」って臣下たちに檄を飛ばすんだけど、その姿がもうね、以前のヘタレ皇帝とは別人!臣下たちも「陛下のためなら命も惜しくない!」って感じで、感動しちゃったわ。

一方、我らがスンニャンは後宮で皇太后たちを集めて、武器を掖庭宮(えきていきゅう)に移すよう指示。チャン侍郎が女官や宦官たちを率いて、武器庫から武器を運び出すんだけど、これがまた一大作戦って感じで、みんな必死!宮廷全体が臨戦態勢ってのが伝わってくるわよね。

ペガン苦戦!救世主ワン・ユ登場!

さて、城外ではペガン将軍が大軍を率いてヨンチョル軍が守る城壁を猛攻撃!でも、さすがはヨンチョル軍、守りが固くてなかなか攻め落とせないのよ。敵は火矢まで準備してるし、ペガンもタルトルの進言で一度は撤退を決意するんだけど…そこに!キターーー!我らがワン・ユ様が援軍を率いて颯爽と登場!ペガンも「これで勝てる!」って感じで、再び総攻撃開始よ!

もうね、ワン・ユが来た途端、形勢逆転!ペガン軍とワン・ユ軍が合流したら、もう破竹の勢い!ヨンチョル軍は次々と打ち破られて、勝利は絶望的って感じ。やっぱりワン・ユ様は頼りになるわ~!

タファン絶体絶命!まさかの救世主再び!

ペガンたちが城外で大勝利を収めてる頃、宮中のタファンは大大大ピンチ!ヨンチョルの次男タラヘが兵を率いて、タファンたちを掖庭宮の壁際に追い詰めるのよ!もう、矢がいつ飛んできてもおかしくない、超緊迫した雰囲気!でも、タファンは顔色一つ変えずに「反逆するな!」ってタラヘを諭すんだけど、タラヘは聞く耳持たず。「タファンの首を取った者には黄金万両!」とか言っちゃって、もう最悪!

兵士たちがタファンに襲い掛かろうとしたその瞬間!またまたキターーー!ペガンとタルトルが兵を率いて駆けつけたのよ!もう、ヒーロー登場って感じ!タラヘの兵士たちはペガンの気迫にビビって、武器を捨てて次々降伏。タラヘは逆上してペガンに斬りかかるんだけど、返り討ちにあってあっけなく最期…。いや~、ペガン強すぎ!

ヨンチョル逃亡、そして捕縛…

反乱失敗を知ったヨンチョルは、数人の手下と慌てて逃亡。とある屋敷に逃げ込んだところで、待ち構えていたのはなんとヨンビスたち!ヨンチョルはワン・ユが助けに来てくれたのかと勘違いするんだけど、手下たちが次々とヨンビスたちに殺されて、ようやく状況を理解したみたいね。遅いわよ、もう!

結局、ヨンビスたちに捕らえられたヨンチョルはワン・ユの元へ。往生際悪く、ワン・ユにタファンと敵対するように唆すんだけど、ワン・ユがそんな言葉に靡くわけないじゃない!

ヨンチョルの絶望とタファンの変貌

翌朝、タルトルとペガンに連行されるヨンチョル。皇宮の牢へ向かう途中、涼亭の下に縛り付けられて死んでいる次男タラヘの姿を発見するの。変わり果てた息子を見て、さすがのヨンチョルも悲しみに打ちひしがれるんだけど、ペガンに「誰が殺した?」って尋ねるのよ。ペガンが「私が殺した」と堂々と言い放つと、ヨンチョルは意外にも「大将軍の手に掛かって死んだなら本望だろう」って、どこか安堵したような表情を見せるの。複雑な親心なのかしらね…。

牢獄に入れられたヨンチョルを、タファンが訪ねてくるんだけど、ここでのタファンがまた凄いのよ!以前の弱々しい姿はどこへやら、冷酷で決然とした表情で「私を支持しない者は皆殺しにする!」って言い放つの!あのタファンが…!って、ちょっと鳥肌立っちゃったわ。

スンニャン、ヨンチョルに衝撃の事実を告げる!

タファンが去った後、今度はスンニャンがヨンチョルの牢へ。ヨンチョルはスンニャンに対して憎悪むき出しなんだけど、スンニャンは全く動じないの。そして、衝撃の事実を告げるのよ…「マハはタナシルリの実の子ではない」って!ヨンチョルは最初驚いて、その後「スンニャンが嘘を言っている」って笑い飛ばそうとするんだけど、スンニャンは冷静に「事実を受け入れるべきだ」って諭すの。この時のスンニャンの静かな迫力、凄かったわよね!

タナシルリの末路…哀れなり

一方、タナシルリは皇太后の前で審判を受けるんだけど、父親のヨンチョルが反乱に失敗したっていうのに、相変わらず態度は傲慢で皇太后と口論。反省の色が全くないタナシルリに、皇太后は冷宮送りを命じるの。

冷宮に入れられたタナシルリは、父親が危機に陥る悪夢を見てうなされるの。夢から覚めて不安で仕方ないところに、女官が様子を見に来るんだけど、タナシルリが父親のヨンチョルの状況を尋ねると、女官は傲慢な態度で「もうすぐ処刑される」ってわざと教えるのよ。因果応報とはいえ、ちょっと哀れよね…。

ヨンチョル、ついに最期の時…

そして、ついにヨンチョルの処刑の時。白い囚人服を着せられて大殿に引き出されたヨンチョルは、死を目前にしても全く慌てる様子を見せず、落ち着き払って「スンニャンに騙されるな。いつかスンニャンが皇帝の座を奪うだろう」って皆に警告するの。最後まで往生際が悪いというか、執念深いというか…。

タファンはヨンチョルの最後の言葉に怒りを覚えて、ペガンに処刑を命じるの。ペガンは、ヨンチョルがかつては国の重鎮だったことに配慮してか、麻縄で首を絞めて処刑するの。

ヨンチョルは地面に倒れても目を見開いたままで、まるでタファンの手で死ぬのが不本意だと言っているかのようだったわ。ヨンチョルは極悪非道だったけど、その場にいた人々は涙を流して悲しんでいたのが印象的だったわね。そして、大殿の石段の上からヨンチョルの死を見下ろすスンニャン。その胸には無限の憎しみがこみ上げ、必ずやこの王宮を手に入れ、女皇帝になってみせると固く誓うのだった…!

いや~、ヨンチョルがついに退場して、物語が大きく動き出したわね!スンニャンの野望がますます燃え上がって、これからの展開が本当に楽しみ!タファンも覚醒したし、ワン・ユはどう動くのか…目が離せないわ!

つづく