まず口火を切ったのは、我らがスンニャン(奇皇后)と、意外な協力者ヨン・ピョンス!彼女たち、ペガン丞相に「ヨンチョルの財宝は鉱山村にあるらしいわよ~」なんて偽情報を流して、まんまとペガンをその気にさせちゃうの。もちろん、この話を盗み聞きしてたタンギセも、「やったぜ!親父の財宝ゲットだ!」って息巻いて鉱山村へ向かう気満々。
でもね、ここで欲に目がくらんだのがタンギセの腹心ヨム・ビョンスよ!「へへへ、タンギセ様には悪いが、あの財宝は俺様のもんだぜ…」なんて、真っ黒な野心をむき出しにしちゃって。もう、この男の裏切り癖は治らないのかしらねぇ。
一方、スンニャンは元カレのワン・ユとも密会。タファン皇帝には内緒で、皇帝の権力を盾にして財宝探しを進めるっていう、なんとも大胆な計画を立てるの。さすがスンニャン、やることが違うわ!
そんな中、皇太后様は相変わらずスンニャンのことがお気に召さない様子。「陛下がスンニャンを甘やかすから、あんな女狐がのさばるのよ!」なんてタファンに愚痴っちゃって。タファンも「母上、いくらなんでも言い過ぎです!」ってピリピリムード。この嫁姑問題、いつになったら解決するのかしらね…。そんなギスギスした雰囲気の中、宴の席で宮女が突然バタッ!なんと、宮中で伝染病が発生しちゃったのよ!
この伝染病騒ぎ、実はスンニャンにとっては好都合。皇太后もさすがにうろたえちゃって、スンニャンの「陛下を安全な場所へ移しましょう」っていう提案をあっさり承諾。スンニャン、内心「しめしめ…」って感じだったでしょうね。表向きはタファンの身を案じてるけど、本当の狙いはもちろん、邪魔者なしで宝探しをするため!
さて、財宝探しといえば、ペガンの甥っ子タルタルも黙っちゃいないわ。鉱山村を捜索しても何も見つからなくて困ってたんだけど、子供たちが歌ってたわらべ歌にピーン!と来たの。「この歌詞…まさか!」って。そう、そのわらべ歌こそが、財宝の隠し場所を示す暗号だったのよ!そしてタルタルが突き止めた場所は…なんと、ペガン丞相の屋敷!今のペガンの屋敷って、元はヨンチョルの屋敷だったのよね。灯台下暗しとはこのことだわ!
でもね、スンニャンの方が一枚上手だったの!タルタルが真相に気づくより一足先に、ワン・ユと、何も知らないタファンを連れてペガンの屋敷へ。「みんなで楽しく遊びましょ♪」なんて言ってペガンを足止めしてる間に、スンニャンの手下たちが屋敷内で秘密裏に宝探しを開始!
スンニャンの侍女が持ってきた睡眠薬入りの酒でペガン家の兵士たちを眠らせ、いよいよ本格的な捜索へ。そしてついに、書斎の本棚の奥に隠された秘密の通路を発見!古びた木の扉の向こうには…まばゆいばかりの黄金がぎっしり詰まった木箱の山!数十箱はあったかしら?もう、目がくらむような光景だったわ!ヨンチョル、どんだけ貯め込んでたのよって話よね。
ヨン・ピョンスが手際よく黄金を運び出し、スンニャンは何食わぬ顔でタファンの元へ。一方、タルタルもその秘密の部屋にたどり着いたんだけど、そこはもう空っぽ。「やられた…先を越したのは奇皇后か…」って悔しそうだったわ。ペガンには「財宝は燃えちまったみたいですぜ」なんて嘘の報告をしてたけど、内心穏やかじゃなかったでしょうね。
そして翌日、ヨン・ピョンスが黄金を積んだ馬車を連れてスンニャンの宮殿へ向かっていると…そこでタファンたちとバッタリ!箱を開けられて、黄金がザックザク出てきちゃったもんだから、さあ大変!スンニャンも観念したのか、開き直ったのか、他の箱も開けて皇太后たちに黄金を見せつけるの。
つづく