まずね、タファン(元順帝)ったら、また悪夢にうなされてるじゃないの!しかも、スンニャン(奇皇后)に追いかけられて殺されそうになる夢だなんて…もう、どんだけ疑心暗鬼なのよっ!スンニャンが心配して見に来ても、「また酒飲んだんでしょ?」なんて言われちゃう始末。いやいや、タファン、一滴も飲んでないんだって。これって、日頃からスンニャンにビクビクしてる証拠よねぇ。愛してるけど、心の底では「いつか殺されるかも…」って思ってるなんて、切ないわぁ。

一方、宮廷ではペガン(ペガン)に対する風当たりが強まるばかり。マハ暗殺未遂事件のせいで、官僚たちから「あんな奴に軍権持たせとけるかー!」って総スカン状態。タファンも、みんながペガンを敵視してるからビビっちゃって、なかなか罷免に踏み切れないのよ。

ペガンもさすがに自分の立場がヤバいって気づいてるみたいで、ここは潔く…って感じで、自ら軍権返上を申し出るんだけど、タファンはそれを許さないのよねぇ。官僚たちが「えーっ!?」ってなってるのに、頑としてペガンを使い続けるって言うんだから、もう、タファンの考えてることはよく分かんないわ!

その頃、宮殿を離れたマハは、なんだか元気がないの。そこへワン・ユが現れて、「お前が皇帝の息子じゃなくても、落ち込むことないぞ」って励ますんだけど…この会話を、なんとソ尚宮が立ち聞きしちゃったのよ!そして、衝撃の事実が明らかに!マハがワン・ユとスンニャンの子だってことを知っちゃったのよー!これ、絶対ヤバい展開になるやつでしょ!?

さて、タファンはというと、あずまやで女官たちとキャッキャウフフしてる場合じゃないのに、ペガンが政治のことで相談に来るの。タファンの支持を得たペガンは、もうやりたい放題!スンニャン派の官僚たちを片っ端から捕まえちゃうのよ。甥のタルタルが「叔父上、それはやりすぎです!国に必要な人材まで…」って諌めるんだけど、ペガンは「スンニャンの息がかかってる奴は、将来の禍根になるから全員排除だ!」って聞く耳持たないの。もう、暴走特急よね。

そこへ、怪しい影が…。ヨム・ビョンスが鷹泊(ウンバク)商団の手引きでペガンに接触!ペガンは最初「何しに来た、この裏切り者め!」って斬りかかろうとするんだけど、ヨム・ビョンスが差し出した手紙を見て態度が一変。鷹泊商団が「協力してくれるなら、資金はいくらでも出すぜ!」って持ちかけてきたのよ。ペガン、これにまんまと乗っちゃうのよねぇ。そして、他の商団を潰して、鷹泊商団を独占させようと動き出すの。ワン・ユたちは、街で商団が次々と捕まっていくのを見て、不安を隠せないわ。

スンニャンも、ペガンの横暴っぷりを黙って見てるわけがない!タファンを連れて街へ出て、民衆が飢えに苦しんでる惨状を見せつけるの。「ペガンは自分の栄華しか考えてない、民のことなんてこれっぽっちも考えてないのよ!」ってタファンに訴えるんだけど、タファンは現実から目を背けたいのか、さっさと宮殿に帰ろうとするの。

でもね、そこで運命のいたずらが!民衆に取り囲まれたタファンの目に、なんとワン・ユの姿が飛び込んできたのよ!タファン、びっくりしすぎて「ワン・ユだ!」って叫んじゃうの。スンニャンは「見間違いでしょ?」って言うんだけど、タファンはショックで馬から落っこちて、意識不明の重体に…。

そして、悲しいお知らせが…。マハが病気で亡くなっちゃったのよ…(涙)。ワン・ユ、我が子の死を知って、もう号泣よ。見てるこっちも辛いわ…。

タファンが倒れちゃったもんだから、さあ大変!スンニャンが皇太子を前面に立てて、ついに摂政として政治の実権を握るのよ!龍の玉座に座っちゃうんだから、もう、女王様降臨って感じ!皇太后やペガンは「ふざけるなー!」って猛反対するんだけど、多くの官僚たちはスンニャンを支持。スンニャンは皇太后の権限を奪って宦官のトゥクマンに、ペガンの軍権はパク・ブルファに与えちゃうの。この二人、スンニャンと同じ高麗出身だから、皇太后は「高麗人で固める気ね!」ってカンカンよ。

でも、もうスンニャンの勢いは止められない!ペガンも渋々、軍権の印綬を差し出すしかないの。パク・ブルファは軍服に着替えて、兵士たちに「奇皇后様に忠誠を誓え!」って檄を飛ばすんだけど、軍権を渡すペガンの顔は、そりゃもう、苦虫を噛み潰したような顔よ。

そしてラストは…あのソ尚宮が、タファンの寝所に忍び込んで、何かを告げようとしてるじゃないの!タファンも「何か言いたいことがあるのか?」って感じで、ベッドの上からソ尚宮を見つめてる…。ソ尚宮、ワン・ユと部下の会話を盗み聞きして、マハがワン・ユとスンニャンの子だって知ってるもんね。まさか…タファンにその秘密を告げ口するつもり!?ここで終わるなんて、焦らすわね~!

つづく