今回も手に汗握る展開の連続で、もうテレビの前から離れられなかった人も多いんじゃないでしょうか?特にスンニャンと皇太弟タファンの逃避行は、ハラハラドキドキの連続!そして、まさかのあの人があんなことに…!?

それでは早速、第5話の濃密すぎる内容を、ネタバレ全開で振り返っていきましょう!

崖っぷちの逃避行!スンニャンとタファンの運命は?

目を覚ましたスンニャン、隣にいるはずの皇太弟タファンの姿がない!焦って山中を探し回ると、なんとタファンは山賊の仕掛けた罠にかかって宙吊り状態(笑)。ケギョンに行ったら殺されると怯えるタファンだけど、スンニャンにとっては高麗王ワン・ユに助けを求めるしかない状況。もう、このヘタレ皇子どうにかして!って感じだよね。

タファンは手が縛られてて歩きにくいもんだから、スンニャンは「夜になったら獣が出るぞー!」なんて脅して、なんとか歩かせる始末。この二人、なんだかんだで良いコンビになってきてる…のか?

一方、あの憎きキョム・ビョンスが、スンニャンの似顔絵を瀋陽王ワン・ゴに見せやがった!スンニャンを知る瀋陽王は激怒して、すぐさま追手を差し向けるんだ。

タンギセ率いる追捕隊は猟犬まで使って山狩りを開始。ペガンはタファンが捕まるんじゃないかと気が気じゃない。そんな中、都合よく雨が降り出して、猟犬も鼻が効かなくなっちゃうんだよね。ドラマの神様、ありがとう!

雨が降ってきたのをいいことに、またしても歩きたくないと駄々をこねるタファン。でも、スンニャンが「あなたを守ってる私の父、キ・ジャオ様が危ないのよ!」と一喝すると、タファンはしぶしぶ歩き出す。ちょっとは人の心も分かってきたかな?

その頃、ワン・ユは変装して大青島へ向かう途中、瀋陽王がキ・ジャオを護送しているのを目撃。これでタファンに何かあったと確信するんだ。瀋陽王とすれ違う時は、正体を隠すために馬から下りて礼をするんだけど、その胸中は穏やかじゃなかったはず。

キ・ジャオの悲劇…そしてヨンチョルの恐るべき陰謀

瀋陽王一行は妓楼で雨宿り。そこへチェ・ムソンが薬入りの酒を差し入れ、見張りを眠らせることに成功!キ・ジャオを助け出そうとするんだけど、頑丈な鉄格子に阻まれてしまう。絶体絶命のキ・ジャオは、大青島での出来事、そしてスンニャンとタファンがケギョンへ向かう道中の山にいることをムソンに伝えるんだ。でも、パンジョムからの危機信号でムソンは撤退せざるを得なくなっちゃう。あー、もうちょっとだったのに!

瀋陽王が戻ってくると、なんとキョム・ビョンスにキ・ジャオの両目を潰し、舌を切り、耳を削げと非道な命令を下す!キ・ジャオは「どうして国を裏切れるんだ!」とビョンスを責めるけど、ビョンスは「高麗が俺を裏切ったんだ!昔、元国の手で両親も兄弟も惨殺された。忠臣として屈辱的に死ぬより、堂々と生きてやる!」と叫び、熱した鉄ごてをキ・ジャオの目に…。もう、このシーンは見ていられなかったよ…。

タファンはスンニャンに「ケギョンへ行かないなら栄華富貴をくれてやる」と買収しようとするけど、スンニャンは当然拒否。タファンは「高麗王はどうやってるんだ?何千もの部下を命がけで従わせるなんて」と呟くんだけど、スンニャンの頭の中は捕らえられた父のことでいっぱいなんだよね。

夜、タファンが眠っている間に、スンニャンは服を脱いで化膿した傷の手当てをする。痛々しいけど、彼女の強さが際立つシーンだよね。

タンギセは木の上で血痕を発見!「まだ遠くへは行ってないはずだ」と、再び猟犬を放つ。しつこい男だよ、まったく!

タファンがキノコを食べるのを拒否してると、突然犬の鳴き声が!猟犬が襲いかかろうとした瞬間、スンニャンが矢で一撃!かっこよすぎる!

でも、とうとう崖っぷちに追い詰められちゃう二人。スンニャンは向かいの崖へ飛び移ろうとタファンを促すんだけど、タファンは怖気づいて動けない。「皇帝になって復讐したいなら跳びなさい!」というスンニャンの言葉に、タファンは意を決してスンニャンを引き寄せ、向かいの崖へジャンプ!なんとか崖の縁にぶら下がる二人。そこへタンギセが追いつき、部下に矢を射るよう命じるんだ。絶体絶命のピンチ!その時、タファンが突然手を離し、スンニャンも後を追って崖下の湖へ真っ逆さま!えええええーっ!?

そこへワン・ユ一行が到着。「タンギセ!高麗の土地で何てことをしてくれたんだ!」と激怒。タンギセも「やっかいな奴が来た」って感じで慌てふためく。

新皇帝誕生と、スンニャンの献身

その頃、都では小皇帝が崩御。皇太后はタファンを次の皇帝に指名するんだけど、ヨンチョルがタファンを迎えに高麗へ向かったと聞いて、内心穏やかじゃない。この皇太后も何か企んでそうだよね。

湖に落ちたタファンを助け出したスンニャン。でもタファンは意識不明で体も冷え切ってる。スンニャンは自分の服を脱いでタファンを温めながら、「お願いだから生きて!お父様を助けられるのはあなただけなの!」と涙ながらに訴えるんだ。このシーン、スンニャンの必死さが伝わってきて、もう涙腺崩壊…。

タファンが目を覚ますと、スンニャンが自分に覆いかぶさるようにして寝ている。その姿に、タファンの心臓はドキドキ!スンニャンが起き上がると慌ててまた目を閉じるんだけど、スンニャンが服を着る時、胸に布を巻いているのを見て「ん?」って顔をするんだよね。女だって気づく日も近い…?スンニャンはタファンが大丈夫なのを確認すると、偵察を口実に外へ。

一方、瀋陽王はキ・ジャオをワン・ユの元へ連れてくる。キ・ジャオは言葉を奪われてしまっていた…。ワン・ユはタジャガにキ・ジャオを見たかと問い詰めるけど、タジャガは否定。でもチェ・ムソンが「キ・ジャオ様が大青島でタジャガの手を噛んだと言っていた」と証言。パン・シヌがタジャガの手の包帯を剥がすと、そこには確かに噛まれた痕が!言い逃れできないぞ、タジャガ!

そんな膠着状態の中、あのヨンチョルが到着!ワン・ユは「皇太弟はタンギセに殺された」と告げる。するとヨンチョルは「誰が殺したかは重要じゃない。重要なのは、彼が高麗で死んだということだ」と不気味に笑い、瀋陽王に禁衛営の解散とワン・ユの軟禁を命じるんだ。恐ろしい男だよ、ヨンチョル…。

タルトルは、ヨンチョルが急に来たのは皇帝が崩御し、タファンの生死を確認するためだと冷静に推測。さすがキレ者!

ワン・ユは怒りに震え、ヨンチョルたちを斬り殺そうとするけど、パン・シヌに必死で止められる。「王でありながら何もできないとは…」と嘆くワン・ユの姿が切なかった…。

ケギョン潜入!まさかの協力者とスンニャンの秘密

スンニャンはタファンを連れてなんとかケギョンの都城に入るんだけど、そこら中、瀋陽王の手下だらけ。二人は廃寺に隠れるんだけど、スンニャンは矢傷が悪化して倒れてしまう。タファンはスンニャンの矢筒を持って薬を買いに行くんだけど、薬屋は売ってくれない。タファンは薬を盗んで逃げ出し、追われる羽目に!そこで、トイレを探していたパンジョムに偶然ぶつかるんだ。パンジョムは地面に落ちた矢筒を見て、それがスンニャンのものだと気づき、タファンを助ける。ナイス、パンジョム!

おかげでスンニャンは医者の手当てを受けることができた。パンジョムは医者に口止めするんだけど、医者が「まさか女の人がこんな大怪我をするなんて…」とポロリ。それを聞いたパンジョムは、スンニャンが女だったことに超びっくり!

タファンは眠るスンニャンを見ながら、自分の無力さを痛感し、「スンニャンは俺の大事な友達なんだ」と思う。友情、芽生えてるね!

目を覚ましたスンニャンに、パンジョムは「お前が女だってことは分かってる」と告げる。スンニャンは「事情があって隠してるんです」とだけ答える。

パンジョムから高麗の王宮がヨンチョルの私兵で固められていると聞いたスンニャンは、タファンが生きていることをワン・ユに伝える方法を必死で考える。その時、どこからか強烈な悪臭が…。パンジョムが「実はタファンを助けた時、トイレに行く暇がなくて…その…」と気まずそうに白状(笑)。

この悪臭が、スンニャンにまさかのひらめきを与えるんだ!スンニャンはタファンを棺桶に入れ、白い石灰を撒き、パンジョムが例の臭~い腐った海産物の汁を棺桶にぶちまける!そしてスンニャンはタファンに「宮殿に入ったら、自分を陥れたのは元の軍隊であって高麗軍ではないと、皆の前ではっきり言うのよ!」と念を押す。そして、このとんでもない作戦でタファンを宮殿に運び込むためにスンニャンが利用しようと考えた相手は…なんと、あのキョム・ビョンスだった!ええーっ!?どうなっちゃうのー!?

いやー、今回も情報量多すぎ!キ・ジャオ様の拷問シーンは辛かったけど、スンニャンとタファンの絆が少しずつ深まっていく様子や、まさかのパンジョムのファインプレー、そして最後の衝撃的な作戦まで、目が離せない展開だったよね!次回、スンニャンの奇策は成功するのか!?そして、スンニャンが女であることがいつバレるのかも気になるところ!

つづく