今回も目が離せない展開でしたね!スンニャン(後の奇皇后)の度胸と頭のキレっぷりには、もう惚れ惚れしちゃいます。そして、あの頼りない皇帝タファンが、まさかスンニャンにあんな形で再会するなんて…! 今回も、私の独断と偏見を交えつつ、詳しく振り返っていきましょう!

スンニャンの逆襲と新たな決意

まず冒頭、スンニャンをいびり倒そうとしたチョ尚宮たち、見事に返り討ちにあってましたね(笑)。スンニャンの強さ、ハンパない!洗濯場の同僚ホンダンも、そりゃ尊敬しちゃいますよ。ホンダンから皇帝の日常を聞き出すスンニャン。勤勉だなんて、スンニャンじゃなくても信じられませんよね。でも、皇帝の婚礼に近づくため、あのチョ尚宮に推薦を頼むとは…スンニャン、策士です!

そして、厨房からこっそり短刀を盗み出すスンニャン。ワン・ユからの「生きろ」という言葉を胸に、復讐を誓う姿は痛々しくも美しい…。

一方、あのタプジャヘ、ペガンにワン・ユ暗殺をそそのかしてましたね。ペガンも迷惑そうでしたけど。その頃、ワン・ユは高麗の兵士たちが家畜以下の扱いを受けているのを見て激怒。ペガンへの屈辱的な跪拝を強いられ、高麗兵たちの失望を買ってしまう場面は、見ていて辛かったです…。ペガンはシルクロード奪還を目論んでいて、ワン・ユには「突厥を皆殺しにすれば生き残れる」なんて、とんでもないこと言ってました。

婚礼の裏で蠢く陰謀と、まさかの再会

さて、元の都では皇帝タファンとタナシルリの婚礼準備が進みます。ヨンチョル丞相は娘タナシルリに「必ずや龍種を!」とプレッシャーかけまくり。タンギセ兄貴は心配して媚薬まで用意する始末。どんだけ必死なんだか(笑)。

肝心のタファンはというと、宦官のコルタに「どうやって同衾するんだ?」なんて聞いてるし、タナシルリの顔を思い浮かべると萎えちゃうとか、もう子供か!って感じですよね。でも、好きな人を思い浮かべろと言われてスンニャンを思い出すタファン。コルタが「男じゃないですか!」って慌てるシーン、思わず笑っちゃいました。

タンギセは、スンニャンを雑用係に選んだトゥクマンに文句タラタラ。でも、スンニャンが自分から寄ってくるのを待つなんて、相変わらず自信過剰ですね。

スンニャンは復讐のため、森で投げナイフの練習をし、短刀には毒を塗りたくる徹底ぶり。婚礼の日、いざタファンを狙おうとした瞬間、またもやタンギセが邪魔に入る!「俺と行く気になったか?」って、空気読んでくれよ、タンギセ!

スンニャンは婚礼の寝室を飾るチョ尚宮に近づこうとしますが、うっかり短刀を落としてしまい、ヒヤッとしましたね。チョ尚宮、気づかなくてよかった…。

辺境の戦いと、宮廷の女たちの火花

その頃、辺境ではワン・ユたちが突厥の夜襲に遭います。あのヨム・ビョンス、援軍を呼ぶと見せかけて逃亡!卑怯者め!ワン・ユは高麗兵を見捨てられず、突厥から武器を奪って応戦。駆け付けたペガンに「なぜ高麗兵に武器を与えない!」と詰め寄るワン・ユ、カッコよかった!ペガンは「元と突厥の戦いだと思っているお前たちに武器を与えても無駄だ」と冷たいですが、ワン・ユの兵権要求に対し、タプジャヘやヨム・ビョンスが猛反対する中、ペガンは「決闘の勝者に指揮権を与える」と提案。これは面白くなってきました!

一方、宮廷では皇太后がタファンに「初夜で皇后を妊娠させるな」と釘を刺します。ヨンチョルの力を削ぐためですね。タファンは合歓酒を飲んでさっさと寝てしまい、タナシルリは初夜から放置プレイ…。皇太后、この情報を後宮に流してタナシルリの権威を失墜させようと画策。女の戦い、怖すぎ!

翌日、タナシルリは皇太后への挨拶をすっぽかし、逆に内命婦の大会を開いて後宮の権力を掌握宣言!古参の女官たちにあだ名までつけちゃって、なかなかやりますね、タナシルリ。皇太后との直接対決では「先帝が亡くなったら皇后は出家するのでは?太后様こそ模範を示すべき」とチクリ。皇太后、怒り心頭で、選りすぐりの宮女パク氏をタファンの元へ送り込みます。そして、そのお世話係に選ばれたのが…なんとスンニャン!

運命の再会、そして…!

チョ尚宮の密告で、スンニャンは短刀を隠し持っていたことがバレてしまいます。トゥクマンに「タンギセから身を守るため。母の仇でもある」と弁明するスンニャン。罰として水桶を頭に乗せられ、鞭打たれる姿は痛々しい…。

そして、いよいよクライマックス!スンニャンがパク氏にお茶を出すと、パク氏が「高麗の出身です」と。緊張が走るスンニャン。そこへタファンが予定より早くやって来て、スンニャンは慌ててお茶を下げようとしますが、タファンと鉢合わせ!お茶をこぼしてしまい、ひざまずくスンニャン。タファンが「顔を上げよ」と命じ、スンニャンの顔を見た瞬間…!あの、かつて自分を助けてくれた(と思い込んでいる)男の顔がそこにあるんですから、そりゃあ言葉も出ませんよね!

つづく