いや~、今回の『鬼宮』第11話、とんでもない展開でしたね!息つく暇もないとはこのこと!プンサンとあの不気味な幽霊が姿を消したと思ったら、我らがカンチョリがヨリを救出!そして、キム・ボンイン大臣主導で、ついに本格的な捜査が開始されるんです。王様も「あの幽霊、絶対倒す!」って気合十分。頼もしい!

さて、幽霊の言葉が頭から離れないカンチョリ。気を紛らわすためか、ビビと一緒に次のターゲット、ホン卿を狙うんだけど…そこにヨリが登場!「また高官を殺す気!?」って、そりゃ怒るよね。カンチョリは「ビビの善行ポイント稼ぎなんだよ~、悪徳役人を食らってるだけだって!」って言うんだけど、ヨリには通じない。「イムギって、人間の命なんてどうでもいいのね…それ、殺人よ。ユン・ガプ様なら絶対そんなことしない!」って、バッサリ。うーん、ヨリの言うことも一理ある。

その夜、眠れないカンチョリはガソプに相談。「なあ、俺の真珠を犠牲にしないで、あのデカい幽霊をあの世に送る方法ってないかな?」って。それを聞き耳立ててたビビ、激おこ!「兄貴がヨリの問題のために死ぬ必要なんてないだろ!」って、兄弟愛が爆発しちゃってます。

一方、宮廷ではキム大臣が衝撃の事実を暴露!なんと、王母がプンサンのパトロンだったっていうじゃないですか!王母は「え、何のこと?」ってシラを切るけど、王様が「プンサンがお義父上を殺したんですよ」って追い打ち。それで王母もピンと来たみたい。「じゃあ、ヨンインもアイツが…!確かに、あいつから幽霊の臭いがしたわ!」って。もう、ドロドロですね…。でも王様は、王母が真の黒幕じゃないことを見抜いてるみたい。

その真の黒幕さん、プンサンが捕まったことにブチギレて、彼を消そうとするんだけど、そこに幽霊が登場!「新しい王を立てるにはアンタの助けがいるんだよ」ってキム大臣を脅迫。結局、キム大臣はプンサンに新しい隠れ家、一族の先祖代々の祠を用意する羽目に。いやはや、幽霊もなかなかやりますな。

場面は変わって、王宮の書庫。みんなで幽霊の犠牲者について話し合ってるんだけど、どうやら王家の血筋の中でも、特定のラインだけが狙われてるみたい。それは、今の王様の曽々祖父にあたるヨンジョン王の血筋。100年前に即位した王様ですね。幽霊は、カンチョリが昇天しようとしていた龍潭村で死んだんじゃないかって推測。そこは100年前の戦争で大きな被害を受けた場所で、北方の蛮族が侵入してきたらしい。その戦争で一番手柄を立てた兵士の子孫が、チェ・ウォヌ。王様は自ら彼に話を聞くことに。

みんなが解散した後、カンチョリは王様にユン・ガプのことを尋ねるんです。「王様もヨリも、なんであんな腹黒い男を褒めるんですか!」って。王様はニヤリ。「お前、嫉妬してるだろ?」って、カンチョリの気持ち、お見通し!

その頃、ヨリはビビがカンチョリを連れ去っていくのを目撃。でもカンチョリは「ヨリの言う通りだ。ビビのノルマ達成のために、もっと平和的な方法を探そう」って。ビビは「兄貴は変わっちまった!ヨリのために死ぬ気かよ!」って大荒れ。もちろん、それを盗み聞きしてたヨリはショックを隠せません。

ビビが飛び出していくと、プンサンから「贈り物」が。なんと、お札の貼られていないホン卿!祈祷師はビビに「ヨリを差し出せば、必要な貴族はいくらでもやる。ヨリが死ねば、イムギは二人とも昇天できるぞ」って悪魔の囁き。うわー、どうなっちゃうの!?

一方、我らがカップル、カンチョリとヨリは気まずい雰囲気で帰宅。カンチョリはどうやってビビに償おうか悩んでる。ヨリは盗み聞きしちゃった後だから、怒りも少し冷めてるみたい。

ふと、二人の手が触れ合うと、カンチョリはヨリが幽霊除けの石を皇太子にあげちゃったことに気づく。「あなたが守ってくれるから、もう必要ないの」って、ヨリったら大胆!「それに、あなたをユン・ガプ様と間違えたりしない」って、もう完全にカンチョリにメロメロじゃないですか!そして、ダメ押しのキス!きゃー!でも、それをビビが見ちゃってた…。切ない…。

夕食時、ユン夫人とカンチョリは相変わらずの痴話喧嘩。ヨリはガソプを呼び止めて、ノプドクが使った幽霊対策について尋ねる。死神を召喚して一時的に幽霊を祓ったっていう話を聞いて、ヨリに名案が!幽霊の正体を突き止めて、火の死神を召喚すれば、燃え尽きた魂の死神があの世へ連れて行ってくれるかも、って。それを聞いたビビ、「幽霊の身元がわかるペンダントなら、新しい祠にあるぜ」って情報提供。ヨリは「カンチョリ様を傷つけずに、私が幽霊をなんとかするわ!」って約束。

ビビは、ヨリのカンチョリへの純粋な想いが、カンチョリを無茶な行動に走らせると信じてる。だからこそ、プンサンの申し出を受けたみたい。祠を後にする時、キム大臣が祈祷師を訪ねているのを目撃しちゃいます。やっぱり黒幕はアンタか!

そして運命の夜。プンサンとビビがヨリを罠にかける。助手のセウォンがカンチョリを祠におびき寄せて…。ビビは「ユン・ガプの体を殺して、兄貴を解放する!」ってカンチョリに襲いかかる!プンサンはニヤリ。ヨリはビビの真の狙いに気づいて、「祈祷師はイムギの真珠を狙ってるのよ!」って警告。

その瞬間、幽霊が弱い方のイムギ、つまりカンチョリに剣を投げつける!とっさにビビがカンチョリをかばい、彼の真珠が幽霊に食われちゃった…!うわあああ!その隙に、カンチョリ、ビビ、ヨリはなんとか脱出。

カンチョリは必死にビビを助けようとするけど、真珠を失ったイムギは生きられない…。ビビは「これが俺の罰なんだ…」って。そして、「黒幕はキム大臣だ…俺はただ、兄貴を守りたかっただけなんだ…」ってカンチョリに伝えて、彼の腕の中で息を引き取るんです…。悲しすぎる…。カンチョリの「わかってる」っていう言葉が、余計に涙を誘いますね…。

つづく